やり直し
「 ISIS 」 を知る …… No 1
「 イラク・シリア・イスラム国 （ ISIS ）」 とは どんな組織なのか ？？
◆ ４ヶ月前
イラク・シリア・イスラム（ ISIS ）とはアルカイダ組織出身者らで構成されるテロ組織です。
かつては「イラク・イスラム国」を名乗っていましたが、シリア情勢が混乱に陥った 2011年以降、シリアでの影響力を行使を意図して「 イラク・シリア・イスラム国 」と名称を変更して、シリア内戦の泥沼化に伴って、急速に勢力を拡大してきました。
リーダーの アブ・バクル・アル・バグダディ容疑者は、人物像はほとんど明らかではありません。
アメリカ政府は、同容疑者の拘束につながる情報提供に対して、約 10億2000万円の懸賞金をかけているにもかかわらず 情報を得られていないのが実情です。
彼らの目的は イラクとシリアにカリフ（ イスラム社会の最高指導者 ）主導の国家を建設すること。
アルカイダの司令官は ビンラディン氏と同様です。
そのためリーダーのアブ・バクル・アル・バグダディ容疑者は「 第2のビンラディン 」と目され 危険視されています。
米国政府が莫大は懸賞金をかけているのも このためです。
ロイター通信によれば、バグダディ容疑者は、アルカイダ系組織の構成員として活動後、2010年からISIS のトップとなり、シリアで自動車爆弾などのテロを繰り返してきました。
また、ロイター通信は 同容疑者について 「 非戦闘員までも射殺するか 首を切り落とし、殺害場面を動画に残す 」と 残虐ぶりを報じております。
アメリカはイラク戦争の終結を宣言し 米軍を撤退させたのに、どうして 再び悪化したのか ？？
◆ ４ヶ月前
原因は 二つあります。
まず、異なる宗教どうしの対立が再燃し、政府がまともに機能をしていないことです。
イスラム教シーア派
の住民や政府関係者が爆弾テロの標的になる事件が多く、イスラム教スンニ派の武装組織の犯行と見られています。
この武装組織は記事にも登場する 「 ISIS 」と言う組織です。
イラクのマリキ首相は多数派のシーア派を支持基盤としておりますが、強権的な姿勢で 少数派のスンニ派を弾圧したり 冷遇したりしているために、スンニ派が不満を募らせております。
政府は、国を統治する力も治安を守る力もなく、広がるテロを止めることが出来ません。
もう一つは、隣のシリアの内戦の影響です。
シリアの内戦も宗教対立の様相を深めており、イラクの宗教対立と連動をしております。
イスラム国家の樹立を目指すアルカイダ系のスンニ派の武装組織が、長い国境線をまたいで 両国の間を行き来して、テロを繰り返しているのです。
イラクの軍や警察は、国境を管理する能力がありません。
昨日の 「 ISIS の 国 」 公開記事挽回をいたします 。
(_ _) EMI .
Å 黒鳥 Ψ @KOKUCHO835