彼とわたしの生きる道

48歳夫18歳長男15歳娘、7歳次男との生活の雑記。結婚生活22年目主婦です。

スピリチュアル子育て

2006年02月27日 23時13分49秒 | 彼とわたしの生活
 先日楽天ブックスにて江原啓之著の『スピリチュアル子育て』を購入。前のブログでも書いたように、子育ての何が良くて何が悪いのかがわからなくなり気持ち的に救われたくなってこの本を買ってしまった。もともとテレビ朝日系「オーラの泉」などで彼のソフトなアドバイスに感心していた私。本屋でこの本を見つけてから買うかどうか迷っていたけど、とりあえず買ってみた。
 読んでみると気持ちがすっと軽くなり、まさに、救われた。「こういう考え方もひとつだな」と思いながら読んだけれど、視点を変えることで自分が悩んでいたことが解決されたような気になった。

 さっそくこの本に載っていたスピリチュアルな話を彼にしてみたら、彼はなんと、その内容を知っていたかのごとく、江原氏と同じ考え方をしていた。彼はもともと輪廻転生とか神とか、そういう分野が好きなのだ。ちょっと驚いた。あなたは宗教家??
 
 子育てって、難しい。子どもも十人十色、育児書どおりにいくわけないとわかっていても、いざ自分の子がいわゆる「標準」から外れると親はかなり不安になる。でもその不安を消す方法の一つをこの本は教えてくれた。育児について悩んでいる人だけでなく、子育てに関わっている全ての人にオススメの一冊だ。

療育センター

2006年02月21日 21時48分27秒 | 彼とわたしの生活
 自分の息子はいたって普通で、発育も順調で、何の問題もなく育っているものだと私は思い込んでいた。

 先々週の金曜に息子の3歳児健診があった。事前に家で視力検査と聴力検査をやっておくことになっていたが、何度説明しても息子には訳がわからないようでふざけるばかり。、しまいには私がイライラして息子を怒って息子は機嫌が悪くなり、全く検査に見向きもしなくなった。「どうしても健診までにやらなきゃ」と思っていた私。でもイライラが激しくなるにつれて、だらだらと床に寝転がってふざけている息子を私は蹴ってしまった。決して強くはなかったが蹴ってしまった。イライラしているだけで。息子を初めて蹴ったのだ。
 自分でもその行動に驚いて、その日は検査をやめ別の日に。しかしその日も息子はふざけるばかりで話にならなかった。またイライラしてきて息子を怒り始めたとき、はと我に帰った。これまでの息子との生活を振り返ってみた。
(この子、私の言っていることが理解できていないんじゃ?)
 保健センターに電話し、息子には検査は難しいようでできないことを伝えると、やらないでもいいとのこと。ムキになって息子にやらせようとしていた自分を責めた。

 健診のあとの保健婦との話のときにそのことを伝えた。そのとき担当した保健婦も、話の始めにする簡単な会話で息子の言動にあれ?と思ったようだ。
 息子は自分の話したいこと、自分のやりたいことや欲しいものなど自分のことだったら普通に話すことができる。しかし、相手から聞かれたことに自分の興味がないとほとんど反応を見せない。応えずに違う話をし始めるのだ。
 息子は2歳になるくらいまで手のかからない子だった。それをいいことに私の接する時間が少なかったせいかな、と自分を責めた。保健婦はそれを聞いて、そこまで考えてしまうなら一度市の療育センターに行くといいよと予約をいれてくれた。

 先週の木曜、療育センターへ。心理判定士が息子と会話して遊びをしながら息子の様子をうかがっていた。
 1時間ほど様子を見た後、判定士が息子について話し始めた。
 息子はかなり自分の興味ややりたいことに集中する性格で、それに集中している間は名前を呼ばれても聞こえているのに反応しないらしい。何度も呼ばれてやっと顔をあげるのだ。とにかく自分のやりたいことを優先させてしまうようだ。だた言葉の遅れは少し、とのこと。
 「それよりも」と次の話に驚いた。息子の運動能力がかなり遅れているとのことだった。息子は両足跳びができないし、段差を飛び降りれないことが私は気になっていたが、個人差の問題かな、と思っていた。しかしそれが判定士には言葉や会話の面より気になることだと言った。
 確かに家の中で遊ぶことが多い。2歳くらいからは積極的に外に散歩などに行くようにしているけど、天気がいい日は必ず外にでる、というわけでもない。妊娠出産もあり外で一緒になって走り回る機会は多くはなかった。「私の育て方が悪かったのかな」という不安がぐるぐると頭を回っていた。判定士は私のせいではなく、息子の生まれ持った気質だと言ってくれたが、私は息子に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでその日の夜、息子の寝顔をみて「ごめんね」と何度も泣きながら謝った。謝ってどうになるわけでもないのだけど。
 
 あれからもうすぐ1週間。私はいろいろ考えて、それでも私の息子が愛しいのは変わりないし、幼稚園の入園面接でも問題があったわけでもなく普通に4月から通園するし、私が彼を哀れんでいるわけにはいかないと思った。今日も幼稚園の2歳児教室に行って、楽しそうに笑顔をみせる息子。ときどき困った態度をとることもあるが、4月から幼稚園に通って先生や友達と関わるうちにすくすくと育って、もっと大きくなったときに「あの頃はあんなことで悩んでたっけ」と気軽に話せるようになっているといいな、と思う。
 療育センターに行った日から、ますます息子へ向ける目がいい意味で変わった。

妹の結婚

2006年02月13日 21時54分42秒 | 彼とわたしの生活
 妹が先週の土曜に結婚した。付き合って長い二人だからいつかは結婚するだろうと思っていたけど、いざ結婚するのを見ると泣けてきた。
 
 私は姉にはちょっと微妙な感情を持っていたのだけど(詳しくは過去のブログ参照)、二つ年下の妹は本当に可愛い存在だったし、ときには友達みたいな存在であった。たまたまなんだろうけど、同じ高校、同じ大学の同じ学科にまで通い、今の就職先がダメだったら同じ会社にまで就職していたであろうというほど、私の後をついてきた?ような妹。(彼女が言うにはたまたまそうなっただけらしい。)年子の姉と違って、妹とは激しい喧嘩もしたけどなんでも話せる存在だった。
 私が結婚した頃は就職してばかりで寮に入ったから家を出ていたけど、翌年には転勤になって実家に戻り、週末に実家に遊びに行くと妹がいるのが当たり前で、妹とたわいもない話をするのが楽しかった。
 小さい頃私と姉がおやつの取り合いで喧嘩していると「私のをあげる」とちょっと未練あるくせに差し出した妹。高校に入ってから勉強が難しいからと私が家庭教師みたいなことをしたこともあった。彼女と旅行もした。宮島に行って穴子めしを食べたことや山口の錦帯橋に行ったこと。息子と三人で祖父母宅のある尾道へ行ったこと。妹と二人で撮った写真もたくさんあり、それらは私の大切な思い出だ。
 
 式の終盤、もう実家に行っても妹がいないと思うと涙が溢れ出してきた。自分の結婚式でも泣かなかった私が、だ。妹の存在の大きさを悟った。

 最初は同じ県内でも150キロ離れたところに住む予定だったが、式の1週間前彼氏に辞令が出て私の住まいの地域に異動になったらしい。どうやら同じ市か隣りの市に住むところを探すようだ。

 それを聞いてほっとした。あぁ、これからも彼女といろいろ話をすることができるんだな、と。

寝ている間に・・・

2006年02月07日 21時31分51秒 | 彼とわたしの生活
 3歳になった息子が、「一人で寝る」と言い出した。寝付くまでは添い寝とか隣りについていないとダメだけど、別の部屋で一人で寝ると言い出したのは大きな進歩で私も彼もびっくりした。
 
 娘が11月に生まれてからは私は夜中の授乳があるし、彼は生活時間がずれているからということで、彼は別の部屋で一人寝ていた。息子と娘と私が寝室。つまり彼とはかれこれ3ヶ月一緒に寝ていない。が、息子が突然一人で寝ると言い出したので、その晩から彼は私の隣りで同じベッドで寝ることに。息子が2歳になった頃から彼か私のどちらかが息子の隣りで寝ていて、どちらかがシングルの布団で別で寝ていたこともあって、ダブルベッドで彼と一緒に寝ることは、本当に久しぶりだった。
 これがかなり違和感がある。夫婦なのに違和感、だ。私の隣りにはいつもちっちゃい息子が寝ているので、彼の大きい背中があると変な感じ。夫婦なのに、だ。でも、それもまた幸せ。二人で少し話をした後彼にくっついて寝た。
 そして翌朝気がついたけど、彼は寝ながら私にキスを何度かしたみたい。私は一度しか気づかなかったけど。新婚のような、初々しい気持ち。

 と思って喜んでいたら、息子が昨日の夜中私たちのベッドにやってきた。今夜からまた私と彼は別々の寝室だ。・・・ちょっとがっかり。

ママ友できた

2006年02月07日 21時21分04秒 | 彼とわたしの生活
 今日は午前中は息子が4月から通う幼稚園の2歳児クラスへ。いつもは彼に娘を見ていてもらうのだけど、今日は早朝から出勤のため娘をスリングに入れて息子の手を引いて幼稚園に行ってきた。
 
 実は私、初めてママ友みたいな人ができた、というかできつつある。
 私は前にも書いたことがあるけど、ママ友なんて面倒くさいだけでそんなものはいらないと思っていた。自分の高校時代の友達や会社の仲間たちが子どもを産んでいてみな年が近いから、私の友達がママ友だし、私の友達の子ども=息子の友達だった。知らないママに話し掛けるなんて面倒くさい、これが本音。
 ところが前回の2歳児クラスのときにたまたま隣りにいたママが話し掛けてきた。実にさりげなく。嫌味なく。ただ初めて会ったのに「私の家はあそこの空き地の二軒下なの」とか言うのには驚いたけどね。
 今日も彼女に途中で気が付き、彼女も手を振ってくれたので隣りに行って少しだけ話をした。彼女には中3の娘さん、年長の息子さん、で今度入園の息子さんと3人お子さんがいることがわかった。今日は娘さんの高校入試なので、とお守りをずっとぎゅっと握り締めていた。会話したのは10分もなかったけれど、とても好印象なママだ。
 
 きっとこれからは息子の友達のママが私の友達になるんだろうな。それは今の私にはとても想像のつかないことだ。でも、この年になっても新しい友達ができるって嬉しい。今日も私がうきうきしながら、幼稚園から帰ってきた。