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”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

三菱鉛筆 好調の要因

2012-06-22 09:26:47 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

私のカバンの中には、2本の3色ボールペンが必ず入っています。

「ジェットストリーム」というのそれ。

三菱鉛筆の製品です。

使い始めて、もう何年か経ちますが、他のボールペンは使えない、というぐらい気に入っています。

一昨日は、秋葉原のヨドバシで赤の替芯を5本勝ってきました、

その三菱鉛筆が業績好調のようです。

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記事は、原点回帰と海外実績が順調であることを挙げていますが、それらの根本にあるのは研究費をケチらないことにあると思います。

ところで、三菱鉛筆は、いわゆる三菱グループとは違うことは、案外知られていません。

農工大の学生に話したら「へぇー?」でした。


▲三菱鉛筆の登録商標


上記登録商標は、現役です。

今日もお読みいただき有難うございました。

脱白熱電球 エジソン

2012-06-14 10:14:35 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

電力不足が懸念される中、いよいよ白熱電球の終焉のようです。

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白熱電球を発明したのは「エジソン」と言われていますが、正しいようで正しくないようです。

真空のガラス球の中で電気で白熱される実験は、遅くとも1820年にフランスのオーギュスト・ド・ラ・リーブによって開発されていました。

そんな中で、長く使えるフィラメントを発明したのがエジソンです。

調べていくと、エジソンが偉かったのは、発明もさることながら、その発明を電気事業と結び付けて考えていたことです。

ビジネスを進めていく上では仲間や投資家との間に軋轢があったようですが、現在のGE社の基礎を築いたことは確かです。

今日もお読みいただき有難うございました。

レフェリー 審判官

2012-06-13 10:21:05 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

昨日は東京農工大学の授業があったため、サッカーを観ることができませんでした。

昨日の講義はゲスト講師にお願いしたのですが、授業の後は講師とアルコール付き情報交換。

結局、午前様になってしまいました。

気にはしていたのですが、結果を確かめるより寝るが先、という状態でした。

評価は色々あるようですが、オーストラリアを相手にアゥエーで勝ち点1は、上出来だと私は思います。

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ただ、PKにされた内田のファールは、本当にファールだったのでしょうか?

特許無効審判におけるレフェリーは、言うまでもなく審判官。

当事者対立構造の中で、合議体のレフェリーが請求の当否を判断する。

スポーツ、特にサッカーでは無理かもしれないが、テニスの「チャレンジ」みたいな判定方法はないものか?

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PKのように、一発で試合の勝敗が決まりかねない判定については、「チャレンジ」があってもいいようにも思う。

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サトウの切り餅事件に改めて思う

2012-06-12 09:49:05 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

サトウの切り餅事件に改めて思う。

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聞けば、佐藤食品は、組織的にも知識的にも知財リスクに対する備えが十分でなかったようです。

業界では、よく「痛い目に遭わないと分からない」とか「授業料」とかいう言い方をします。

本件は、スリット一つが特許になり得る、ということ、その判断が地裁と知財高裁で正反対になり得ること、今まで無縁と思われていた業界でも知財リスクが目の前にあるということ、を我々に示してくれた事例です。

その点で、上記記事の最終行の記載に私は同感です。

本件は、「地方の中堅企業同士の争いという枠を超え、法務リスクに無頓着な多くの企業経営者への教訓事例」であると私も思います。

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「炭火焼肉・ホルモン美貴亭」の名板貸し

2012-06-10 10:00:10 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

藤本美貴がイメージキャラクターを務める焼き肉チェーン「炭火焼肉・ホルモン美貴亭」で発生した食中毒。

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被害に遭われた方は本当にお気の毒です。

早期に回復されることを祈ります。

「ミキティ考案」とうたったメニューなどは、ミキティの考案ではなかった。

ところで、他人の発明を自分の発明と偽って出願した出願を、「冒認出願」といいます。

先の焼き肉チェーンのメニューについては、自分の考案なのに他人の考案として世に出していた。

「冒認ではなく、その逆の『名板貸し』だからいいでしょ!」というわけにはいかない。

名を借りるまでは、通常行われること。商標の「使用」といえましょう。

しかし、「ミキティ考案」なる記載は、信頼を寄せていた客に対しての裏切りです。

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ライオンキングを堪能

2012-06-04 10:11:53 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

過日、劇団四季のミュージカル「ライオンキング」を堪能してきました。

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ある人たちの有難い計らいによるものです。

座席は通路から中へ3番目。ステージとの距離も、文句なし。

役者さんと同じ空気を吸えるのが、ライブのだいご味の一つ。

ライオンキングでは、通路を役者さん達が走り、そこで、歌いもします。

本当に手が届くところにいる役者さんの息遣い、表情、歌声を手を出せば届く距離で感じることができました。

ライオンキングのファンは年齢層がとても広い。

老若男女、時間を立つのを忘れてしまいます。

ディズニーのライオンキングは、知財の面でも話題の多い作品。

手塚治虫の「ジャングル大帝」との関係で議論されたことがありました。

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新風も大事 知財政策

2012-06-03 08:35:05 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

楽天の三木谷会長が経団連脱退を発表したのは、2011年6月24日。

そのときは、古い体質に嫌気が差したのだろうぐらいしか想像していませんでした。そう考える人は多かったでしょう。

同会長が「新経済連盟」を立ち上げ。

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何かをしようとする人を批判するのは簡単。

私は、若い世代に期待します。

知財政策も、思い切って若い実務家をメンバーに入れて議論したらどうだろう。

その道の「権威」も大事だが、新風も大事ではないか?

それを実現させるためには、若い実務家が「政策」を語れるように切磋琢磨していく必要がある。

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パロディ商標

2012-06-01 10:08:11 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

もう何年も前ですが、「スーパーカー」ブームというのがありました。

ポルシェやフェラーリをしのいで人気トップだったのが、イタリアの「ランボルギーニ」でした。

さて、この「ランボルギーニ」と「ランボルミーニ」は類似でしょうか?

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スーパーカーを見る人の目はすごく肥えてますから、「ランボルミーニ」を「ランボルギーニ」と取り違えることは考えずらいのですが、本家本元の「ランボルギーニ」にしてみれば面白くない。

「人の名声にタダ乗りしたパロディ商標だ」「人気にあやかって利益を得ようとしている」と言いたくなるのも無理からぬことでしょう。

本件は、商標権者が答弁書を提出していないので、一般論にあてはめるにはちょっと無理かもしれませんが、一見してパロディっぽい商標は使用しない方がいいと思います。

そういえば、「白い恋人」ならぬ「面白い恋人」の事件。

その後はどうなったのでしょうか?

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極秘技術はなぜ流出したのか

2012-05-27 10:06:01 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

なんともショッキングなタイトルです。

新日本製鉄が韓国の鉄鋼大手ポスコ等を訴えた件。

門外不出としてきた技術の流出が争点。

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真相を知るすべをもたないが、私も技術流出については本当に懸念を感じています。

無防備なんですよ。

人が良いのにも程がある、というところ。

企業は、活動しやすいように知財部に権限を与え、知財部主導で秘密漏洩を防衛すべきです。

知財部の切磋琢磨も必須です。

是非とも検討してください。

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上場5日後に提訴 フェイスブック

2012-05-24 08:17:50 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

やはりアメリカは訴訟社会なのですね。

5月18日に上場したフェイスブック。

情報開示に問題ありとして、上場の5日後、株主が引受幹事を提訴。

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株価下落以外に、何がどうしてどうなったのか、私にはまったく分かりません。

知的財産の裁判に関わる私たちには、提訴までの準備が如何に大切であり時間がかかるものかよく知っています。

そのような感覚で、フェイスブックに関わる提訴を理解しようというほうが無理なのでしょう。

ところで、ファンケル VS DHC のメーク落としに関わる特許裁判の第1ラウンドは、ファンケルに軍配が上がったようです。

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こちらは、提訴までにどれだけ時間をかけたのでしょうか。

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アップル・サムスンが和解?

2012-05-21 06:36:44 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

泥沼化していたアップル・サムスンの訴訟に、和解の動きが出てきました。

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私は、この一連の動きから、次の3点を学ぶべきだと思います。

1.訴の有効性は認めつつも、やりすぎは体力消耗につながる。

2.社長が変われば会社の体質が180度変わることがある。裏から見れば、現社長との人間関係への過度の依存は危険。

3.刀の納め方(訴訟の終わらせ方)一つで、企業イメージを良くも悪くもする。

ところで、あと1時間ほどで「金環食」タイム。

自宅から見る空は好天のようです。

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パナソニックとソニーの提携

2012-05-15 09:52:26 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

あの松下幸之助さんは、『うちは品川にソニーという研究所がある』と、社員の前でも憚らず語っておられたそうです。

松下(マツシタ)ならぬ「マネ(真似)シタ」と陰口を言われていても、ビジネスとはそういうものだ、ということだったのでしょうか。

さて、次世代テレビについて、パナソニックとソニーがタッグを組むかもしれない。

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ライバル視、敵視するだけでなく、お互いにメリットがあるなら、手を組むこともビジネスの上では必要です。

色々なことを色々な人が言うでしょうが、私は、この動きに期待します。

韓国勢には煮え湯を飲まされ続けていますが、逆転オセロを見せてほしいと思います。

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キャノンのデジカメ 自動化

2012-05-14 08:49:04 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

キャノンがデジカメ生産を自動化する。

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この手の流れに対し、予想されるのが「人がいらなくなる」という指摘。

一理ないわけではないが、雇用確保の面は別の解決手段を講じるとして、

知財面から考えてみる。

結論として、好ましいと言えるでしょう。

なぜ、日本のエレクトロニクス産業が煮え湯を飲まされているか、ということについて、少なくとも2点。

一つは、人件費。

もう一つは、技術流出。

いずれも「人」に関わることです。

特に後者については、退職した日本の技術者が外国企業から高額報酬で雇われる。

技術者の持っている「技術」が目当て。

退職技術者に守秘義務を負わせても、限度がある。

無人化すれば、この手の流出リスクが、ぐっと小さくなっていく。

ただ、完全自動化する機械は誰が作るのか?

今日もお読みいただき有難うございました。

香りによる識別が重要に 柔軟剤・芳香剤

2012-05-08 06:30:08 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

柔軟剤や芳香剤の市場において「香り」の効能がクローズアップされています。

選択後の衣類に香りをつける、洗うことのできないコートにも。

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香りの識別力がますます重要になってきました。

「あの香りの元はどこの商品かしら?」「この臭いと同じ臭いの商品が欲しい」という流れになると、その「香り」に顧客吸引力が出てくることになります。

特許庁では、「音」とともに「香り」の登録について検討中。

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ただ、オジサンの立場で本音を言うと、雑多な「香り」「臭い」がゴチャマゼな満員電車には乗りたくない、と思います。

今日もお読みいただき有難うございました。

「愛しの座敷わらし」 豆腐プリンわさび風味

2012-05-07 07:47:44 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

昨日、映画「愛しの座敷わらし」を鑑賞しました。

水谷豊さん演じる高橋晃一は、食品会社の製品開発から会社の盛岡支社へ営業として「飛ばされ」ます。

そこで、自身が開発した「豆腐プリンわさび風味」の売り込みを行います。

「豆腐プリン?わさび風味?そりゃ売れないだろうな」なんて思いながら観ていました。

ところが、映画の中ではなく実際の「豆腐プリンわさび風味」があるんですね。

詳細はこちらです

もちろん、そのような商品は、前後を含め映画には登場しません。

映画館にも、それらしい広告はなし。

何となく見たHPで発見。

「話題の映画とコラボ」という販売戦略と始めて出会いました。

映画と、その登場商品とのシナジー効果はどれだけのものでしょうか?

興味があります。

あっ、そうそう。映画についてですが、お勧めです。

今日もお読みいただき有難うございました。

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