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魔法にかけられて(原題:Enchanted)

2009年07月23日 15時52分17秒 | 映画ま行
この映画はテレビのCMの作り方が逸材でした。
「見たくなるでしょ~?気になるでしょ~?見に来ちゃいなよ~wwww」
みたいな構成になっていて
「うん!マジ見たい!!」と私はまんまとのせられました。

でも、今ではのせられて心底良かったと思ってます^^


【ストーリー】

おとぎの国「アンダレーシア」で暮らす心優しいジゼル(エイミー・アダムス)は、ナルシストなエドワード王子(ジェームズ・マースデン)と出会い、その日のうちに婚約する。しかし、ジゼルに国を乗っ取られるのではと思った王子の継母のナリッサ(スーザン・サランドン)にジゼル騙され、現代のニューヨークまで追放されてしまう。
動物が話すこともなければ、ましてや城なんてものがあるわけがない。ベニヤ板で出来た城の絵を見てジゼルは本物と勘違いしてずっと声をかけているところを、偶然通りがかった弁護士のロバート(パトリック・デンプシー)と娘のモーガン(レイチェル・コヴィー)に見つけられ、助けてもらう。

一方、アンダルシアの国のエドワード王子ジゼルがいなくなったことに気付き、ジゼルの友達のリスのピップと共に彼女を救うために彼も現代の世界へと降り立つ。その様子を見ていたナリッサジゼルを呪うために毒リンゴを家来のナザニエル(ティモシー・スポール)に持たせ、ニューヨークに行かせる。


ジゼルはおとぎの国での恋愛と現代での恋愛の仕方の違いに戸惑い、色々な困難にもぶつかっていた。しかし、彼女のおっとりとした性格と優しさによって周りの人たちにも変化が起き始め、モーガンに関しては、すっかりなついていた。
ロバートの彼女のナンシー(イディナ・メンゼル)も始めはジゼルを疑っていたのだが、ひょんなことでジゼルが恋のキューピットとなりロバートと結ばれるにまで至ったので、ナンシーも彼女を受け入れ始めていた。

  
そして、エドワード王子は無事、ジゼルを見つけ出しアンダルシアへ帰ろうとするがジゼルが少し待って欲しいと言う。そういえば以前よりもジゼルと波長が合わなくなってきたような・・・。
家来のナザニエルです。どっかで見たような・・・ww

家来のナザニエルと言えば、何度も何度もジゼルに毒リンゴを食べさせようとするがその度に失敗し、毒リンゴが減っていくばかり。見兼ねたナリッサは、何と自分自身もニューヨークへと降り立ったのだ。


ロバートナンシーが結ばれたことを素直に祝福したいジゼルであったが、現代で過ごすうちに「本当の愛」を知り始め、ロバートを愛してしまっていた。そしてロバートジゼルの優しさと不思議な魅力に惹かれていた。
そんな時、女王が老婆に変身し、ついにジゼルに毒リンゴを食べさせてしまった。

ジゼルは永遠の眠りにつく呪いにかけられてしまった。愛するものからのキスがなければタイムリミットとなりジゼルは二度と目を開けることはない。
現実での愛はおとぎの国よりも美しくもリアルで素敵なものとなり・・・。




本当におもしろかったです。
まずアニメーションから始まり、ジゼルの美しい歌声にのせ
ディズニーの作り出す色鮮やかな情景を見せられます。
絵柄もいつもよりもファンシーさが増していたように感じ「おとぎの国」をより誇張していたように思えます。

ここからちょくちょくネタバレ入ります。
さすがディズニーピクチャーズです。期待していた通りのハッピーエンドです。
ここまですっきりと毎回かましてくれるのは世界のディズニーくらいだと思います。
毒リンゴを食わせられたジゼル。その後どうなったか。
すかさずエドワード王子がシュバッと出てきます。「おぉお!ジゼルよ!愛のキスで目を覚ましてくれ!」とかなんたらかんたら言い
キスをします。しかしジゼルは目を覚ましません。
「なぬ!?」と思った王子は何度もぶちゅぶちゅとしてみるのですが微動だにしないジゼル。
すると、ここでエドワード王子の潔い男らしさが見れました。「君がキスしてみてくれ」とロバートに言うのです。
人だかりが出来ている上に恋人までいるのに出来るわけがない。ロバートは断りますが、ナンシーは「いいから、して」とこちらも潔い。
そして王子は「ジゼルを救いたいんだ」と何と彼女を思う心から王子は身を引いたのです。

そして、案の定ロバートのキスでぱちり。
めでたしめでたしとおもいきやそこにあのナリッサが今度は火を噴くドラゴンに変身し、ロバートを屋根の上へ連れ去ってしまいます。

普通ならば王子が王女を助ける~の流れが普通ですが
力強く勇ましく変化したジゼルをおそらく表現したかったのでしょう。
愛するものの為ならと、ロバートのために剣を振るい、ドラゴンから彼を救出。
ドラゴンはそのまま地面へと落ちていき、ぐちょっ!

となるのかと思いきや変わりにキラキラ光る真珠となってばらばらに。
2人は愛を確かめあいます。

そして残されたエドワード王子とナンシー。
ナンシーが脱力のなか落ちていたガラスの靴を履いてみると・・・ぴったり!
「素敵なお姫様がいらしたようだね」エドワード王子の言葉と共に
今度はナンシーがアンダルシアへ!こうしてこちらの2人も結ばれました。

という、本当の本当にベタベタのハッピーエンドですが、
自然と笑みが浮かんでくる感じで、逆にベタ過ぎが嫌には感じませんでした。


そして何と言っても、アニメーションと実写でのキャラクターの表現力に脱帽!
俳優たちの顔の特徴や雰囲気をアニメーションでも
見事に表現しきっていてアニメ好きな私にとっては興奮の嵐の作品でした。


歌のシーンもエキストラの数も半端ない上に
豪華で、馴染み易いミュージックに仕上がっていて
久々に明るくておもしろい作品でした。


特に、この映画の主演を務めたエイミー・アダムスは
「ナイトミュージアム2」や「サンシャイン・クリーニング」等の
主演作品が続いているので、今年大注目の美人女優さんですね。


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