七転び八起き〜草原で草を食むひつじのブログ〜

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

妊娠中の十二大従星の影響 ※追記

2021-07-02 12:26:00 | 日記
朝方は腰痛で眠れず、記事を書いておりました。
今日は午前中に鍼灸院の予約が入っていましたので、だいぶ腰痛が改善されてよかったです。

朝方書いた記事の内容で追記したいことがありましたので、別記事で上げたいと思います。


妊娠中の十二大従星における体力・気力の影響が出やすいのは、1点〜4点あたりの従星(天馳星、天極星、天報星、天胡星)までかなと個人的に考えております。
理由としては5点、6点の天庫星、天印星は土性の地支から出る星であり踏ん張りがきくと思うから。
地支に土星があると言うことは、現実世界において人を引き寄せる力を持っているということを示します。
なので、天庫星や天印星のある人は自分のエネルギーがない分を、他人にやってもらうことで補っている節があります。
これについては自分自身が晩年期天印星で、今現在も影響を実感できるからこそ言えますが、「動けない…」と言っているうちに周りの人が助けてくれる感覚が大いにあります。


話を戻します。
4点の天胡星までが影響大かなと考えますが、天報星は胎児の星なので目まぐるしい状態変化に対応できますし、天胡星は病人の星なので体調を崩しているほうが自然体で居られるとも思います。
なので、特に自覚的に影響が大きいのは天馳星と天極星のような気もしています。

わたしは命式内に天報星も天胡星もないので、この辺りの感覚は知識から考察することはできても体感することは難しいです。
実際に妊娠時の星が天報星や天胡星であったよという方のお話が聞けましたら、また別の記事で書くかもしれません。





また、身弱の星の方が体調の変化に気づくのが早いというのも体力・気力に影響していると思います。
わたしは妊娠してから何度か段階が上がるのを感じており、急激に貧血が進んだタイミング、腰痛や股関節が出てきたタイミングをすぐに感じて数日で対処ができています。
これは妊娠本やネットの情報などでこのくらいの時期にこんな症状が出る、といったものを知ったために気付いているわけではありません。
自分の感覚として、「あ、これ今までと違うな。多分フェーズが上がったな」と感じるのです。
数日で対処しなければ自分の体力・気力が保たないという意味もあって、体調変化に気付きやすいのだと思います。

身強の星の人は少し体調が悪くても耐えられる体力・気力があるために、少しの変化では「気のせいかな?」「今日だけかも」などと受け流してしまいやすいと思います。
現に壮年期天将星の妹は35週目あたりからお腹の張りがひどく切迫流産の可能性が高いと医師に指摘されていましたが、全くお腹が張っている自覚がなかったそうです。
しかし、妹はつわりが酷かった頃精神的にかなり落ち込んでいました。
こんなに食べれなくて赤ちゃんは大丈夫なのか、入院になるのかなどある事ない事考えすぎて気が病んでいたようです。
身強の人は急激な変化を感じると普通の人より精神的ショックを受けやすい面があります。
これは魂に強い器があるからこそ、魂(自分の精神や気持ち)が器にぶつかって衝撃を受けているとわたしは考えています。
逆に天馳星などは人の器がない魂だけの状態ですから、状況の変化に対して受け身で受け流すことができます。どんなに衝撃を受けてもぶつかる器がないので、衝撃を受けてもそのまま空中を浮遊して終わるといえば少し分かるでしょうか。
(もちろん衝撃を受けた時は痛みは感じていますよ。ただ殴られて器に叩きつけられることはないので余計な痛みは感じないし長引かないということです。)


なので、体力・気力的には身弱の人の方がしんどいが、精神的には受け流せる。
逆に身強の人は体力・気力的には耐えられる強さがあるが、一度体調を崩したことを自覚すると精神的に脆いと言えます。
身強の人は変化を自覚・自認するまでに時間がかかることも多いので、それまでに無理をして手遅れになることも多いと思いますので、妊娠中は無理をしないようお気をつけください。


こちらの記事で書いたことは妊娠中だけでなく、病気全般においても言えることだと思います。
ご自分の体調変化の参考になさってみてください。




妊娠中における十二大従星の影響

2021-07-02 05:27:00 | 日記
お久しぶりです、草原のひつじです。

実は5月末に妊娠が分かり、現在までつわりで寝込んでいました。
やっと体調が安定してきましたので、今回の妊娠について、算命学的に感じたことを残しておこうと思います。



わたしは壮年期が天馳星で最もエネルギー値が低い時期なのですが、妊娠してからというもの、お腹の子どもに体力が奪われるのをひしひしと感じます。
わたしの母親家系は皆つわりが無く、わたしも一般的な妊婦さんに比べれば軽い方だと思います。
わたしの場合食べつわりと多少の吐きつわりしかなく、臭いつわりや食事が摂れない、頻繁に嘔吐するといったことに悩まされることはありませんでした。
お腹が空くと気持ち悪くなるので、会社にスナックやゼリーを持ち込んでたくらい。食べれてありがたいと思っていました。


しかし辛かったのは、つわりはそこまで酷くないのに、仕事に行く体力や気力がほぼ無くなってしまったことです。
毎日とてもだるく、1日に2回は昼寝しないと体力が持ちませんでした。
10週くらいからはお腹の張りがひどく、買い物に出かけるにも臨月の妊婦さんくらいえっちらおっちらと歩かないと移動できないのです。
少し動くだけで息が上がり、家でもほぼ床生活を送っています。

もともとわたしは痩せていますし、胃下垂があるのでお腹が張りやすかったり、XO脚で背骨も側湾症があるため体の歪みから腰痛や股関節痛は一般的な人よりひどめです。

しかし、もっとひどいつわりを抱えながらもお仕事を継続される方も多いと思うのです。
(わたしの妹は昨年妊娠していましたが、食事が食べられず吐きながらも仕事をしていました)

これについて、自分としてはやはり天馳星というエネルギー値が低い従星が回ってきているために、ここまで動けないのではないかと感じています。
妹は壮年期天将星と強い星が回っていたからこそ、つわりがあっても耐えることができたのではないかと思いました。

そこで、わたしの母も壮年期天馳星でしたので、妊娠中どうだったのか聞いてみたのですが、
「全くつわりはなく、体力的にも元気だった」との回答が。


納得がいかなかったわたしですが、よくよく考えたら母が妊娠していたのは27歳と30歳の時でほぼ若年期の時期。
母は若年期天印星ですので、天馳星と比べればエネルギー値は5点も高い。
であれば体力的にそこまでしんどくなかったのではと思いました。(しかも土性から出る従星はしぶとい)


半年前、以前記事にも書きました玉堂星の親友も妊娠していたのですが、彼女は若年期天南星、そして壮年期天極星の星廻りの人。
わたしと同じく若年期身強から壮年期身弱に一気にエネルギーが下がる方でしたので、彼女にも妊娠中の様子を聞いてみました。
するとやはり、ほぼ寝込んでいてかなり体力的にしんどかったとの返答が。
彼女は真面目な子ですので仕事には頑張って行っていたようですが、早退することはかなり多かったようでした。
妊娠中に一度会いましたが、その時も話し声に覇気がなく、普段の彼女とは別人のようでした。


これらのことから仮説として、
妊娠中の従星は体力・気力面に大きな影響が出るのではと考えました。
特に普段は自分が内面的に感じている気力というものが、妊娠中は他人から見ても分かるほどに外面に出やすくなると感じています。
おなかの中に1人分の生命を抱えているということは、とてつもなくエネルギーを使うことなのですね。


身近な例しか取り上げられず申し訳なく思いますが、是非読者の方で妊娠されていた時どのような様子であったか覚えておいででしたら教えていただきたいです(^^)


※つわりの有る無しやつわりの症状の重さは従星が関わってはいないと思います。
あくまで気力・体力面に限ってのお話ですので、誤解を招きましたらすみません。



環境の不一致が人生全てを陰転させる

2021-06-01 08:45:00 | 日記
4月から施設ケアマネとして働き出したのですが、ある職員さんがひどく命式の陰転している人でした。

わたしは自分の命式が土性と金星に偏っており、東方支合もあるため、不自然だったり酷くズレていると感じる人物に敏感です。

この方は特に陰転具合がひどく、付き合えば付き合うほど気分が悪くなるということを体験しました。

例えば
・周りの職員さんの愚痴を言いまくる。
・自分が責められても絶対に自分の悪かった点を認めない。
・周りの環境、他人のせいにする。
・自分は頑張っていると主張するが、仕事が進まない。
・自分では頭が良いと思っているが大局が見えていない。
といった具合です。


彼女はわたしと同じ辰巳天中殺の方で、生日中殺をお持ちですが、現在独身でお母様と2人でご生活されています。
20年近く介護の仕事をされてこられ、以前の職場を辞めた際にケアマネを取得しようとチャレンジされたそうですが、試験に落ちてしまい今の会社に再就職されたそうです。

ここに環境の不一致が2つ見て取れます。
一つは生日天中を持ちながら、自分の親と暮らしていること。もう一つは辰巳天中殺でありながら独立的な立場の仕事に就けていないことです。

わたしも宿命中殺持ちの辰巳天中殺だから分かりますが、宿命中殺を持ちながら親と暮らすことは苦痛です。
生日中殺の場合、自分からは親に違和感を感じないので自覚しにくいかもしれませんが、やはり親から自分への違和感というのを少なからず感じていれば居心地は悪いと思います。
そして会社に使われている立場であること。これも30歳納音を過ぎ自分の宿命に向かう流れに入ると、独立運の人は人に使われていることが苦痛になってきます。


これらの苦痛を感じた時、速やかにそこから離れたり、別の方向性を見出していかない限り、
つまり仕方がないと思いながらその場に留まる限り、命式は陰転に向かって行きます。
自分という人間が腐っていくと表現してもいいかもしれません。
環境の不一致というのはそのくらい人生に影響するものなのです。


算命学では命式を陽転させたいなら、天中殺から消化しろということを言われます。
これは6分類の天中殺を指しますが、宿命中殺がある方はこちらも並行して消化しない限り、運命は廻り始めません。
その第一歩目こそ、生家・親元を離れることなのです。
宿命中殺を持つ人は命式のどこかの枠が外れているので、家族という小さな枠組みの中に居続けることはできません。
特になるべくなら30歳納音までに生家を出ることをお勧めします。


30歳納音というのは人生の大きな折り返し地点であり、それまで広い世界で色んな体験や知識を得ていた流れから、自分が目指す使命に気づきそれに取り組んでいく流れに切り替わります。
60歳律音までに自分の使命に気づけずその流れに向かえなかった場合には、人生から淘汰されるということが言われています。


この女性職員さんはまさに50代半ば。
ここまでくるとなかなか正しい道へ戻ることは難しいかもしれません。
彼女は宿命中殺のほかに、陽占における火水のぶつかりや戊戌という異常干支をお持ちでした。

陽占における局法でのぶつかりや異常干支が持つ世の中とのズレは全て悪い方向に出るわけではありません。
陰転しているからこそ、強い影響が出てしまうように感じました。

自分が持つ苦しさや、苦しい場面に立ち向かうといった次元の上昇を乗り越え、命式を陽転させた方は、局法のぶつかりや異常干支のズレを、うまく世の中で昇華する術を身につけられているように思います。
例えば火水のぶつかりであれば芸術方面に、異常干支の持つ敏感さを鋭いアンテナとして使うなどです。


自分が持つ命式、それが持つ宿命は決して楽しいことばかりではありません。
自分が抱える苦しみに立ち向かいながら、それでも向かうべき方向を見定めて進み続ければ、自然と次元が上昇し命式は陽転していきます。




礼儀を重んじることとが金星を育てる

2021-03-26 09:34:16 | 日記
陽占における胸の星は相性占技の上で大事な要素です。

基本的には相生の関係にある星と相性が良いパターンが多いのですが、星の性質によって相克の関係でも相性がいいパターンもあったりします。
また、胸の星によって相性が良い相手が多い星もあれば、相性が良い相手が大分限られている星もあります。

今回は車騎星と牽牛星、そして玉堂星についてです。

車騎星、そして牽牛星を胸にお持ちの方は良く感じることがあると思うのですが、実は金星と相性が良い星は少ないです。
理由は偉そぶることが多いからだと思っています。自分でも思いますが、文句が多いのです。
調舒星の批判性は完全主義からくる不満であり"自分の想い"という性質が強いですが、金星の人の文句は
常識的に考えたらあり得ない」
「店員の礼儀がなっていない
「こんな当たり前のことができないなんて馬鹿か」
など本人のプライドの高さから、
自らの扱われ方や相手の非常識などに対して出やすいです。
文面だけを見ても攻撃的だなと感じますよね。(でもこれが世の中を良くしていくときには必要な考え方だったりもするのです)


車騎星、牽牛星の人はプライドも高く、怒ると怒鳴ったり暴力的になりがちであったりします。
石門星は内弁慶で家では自分中心なためモラハラの星と言われることがありますが、実は車騎星と牽牛星はDVになりやすい星だったりします。
(本来牽牛星は品行方正な星、車騎星は正義感の強い星なので星をしっかり陽転させている方はDVになることはありません。
星図において配偶者や子どもとぶつかる星図の方、特に水剋火、火剋金の流れをお持ちの方や胸の星同士が相性が悪いとDVになるリスクが高目です。)


そんな金星と上手くやっていける星は少ないのですが、その中で特段相性が良いのは玉堂星だけだったりします。
玉堂星と車騎星、牽牛星はとても相性が良く、夫婦仲抜群と言われているのですが、

何故この組み合わせが相性が良いのか?

今回胸の星が玉堂星の親友と久しぶりに会って気づきを得ましたので書きたいと思います。


わたしの幼馴染で親友の彼女は親や先生など目上の人の前ではとても礼儀正しい子でした。
東の星は司禄星でしたので、友達同士で遊ぶときは庶民的な子でしたが、
旅行に行くと「人の布団を踏むなんて失礼!」と怒ったり、「"あんた"って呼ばれるのは嫌いだから絶対しないで」というように、小学生の頃から礼儀を重んじる子だったのを覚えています。

そんな彼女がそばに居たからこそ、わたしは友達の家でどう振る舞うのが礼儀正しいのかを学べましたし、彼女に対しての態度も気をつけようと心がけることができていました。

金性とは権威を表し、人に認められたい星です。
人に認められるようになるにはどうしたら良いかと言えば、玉堂星の彼女のような理屈や理論にかなった筋のある行動をすること、そして目上の人や他人に礼儀を払うことが必要です。
今回彼女に久々に会ったことで、言葉や態度でお手本を示してくれる玉堂星の彼女がわたしの車騎星を伸ばしていたのだと気づきました。

ちなみに彼女は2年前に結婚しましたが、今回旦那さんの命式を見てみたところ、旦那さんの胸の星は牽牛星でした。

金性の星はプライドが高く、自分に礼儀を払ってほしい、正当な扱いを受けたいと望む星でもあります。
玉堂星の人の態度というのはまさに金性の人が望む礼儀の払われた態度なのでしょうね。


「胸の星が車騎星の人は適切な師匠を得ることで自らを正しい道に導くことができる」と言う教えが算命学にはあります。
師から学ぶというのはまさに水性を現します。金属を研磨し刃物や鋳物として活用できるようにするためには水が必要だということです。
(今の時代、師とは本やYoutubeなどの情報源を指しても良いと思います)


元来鍛えられ研ぎ澄まされていない金性というのは、ざっくばらんな態度で言葉遣いが荒いです。
牽牛星の人は常識的行動や社会性を表面的に身につけるのが得意ですが、車騎星の人は特に人前でも雑であることが多く見受けられます。(牽牛星の場合は親しい人や自分より下に見ている人間に対しては車騎星のような態度をとります)
これは星が陰転しているのではなく、金属が研がれていない状態ではないかと思うのです。

金性の星がある方はぜひ自分を高める学びをされること、学びに繋がる方と交流することをお薦めします。
金星は人を傷つけるためにあるのではありません。
正しい方向に活かしてこその金星です。




午未天中殺のまとめる力について

2021-03-12 11:09:00 | 日記
算命学、四柱推命では天中殺という概念があります。
(六占星術でいうところの大殺界、ゲッターズさんの占いなども全て天中殺がベースになっています。)

これは十干が6巡、十二支が5巡する事で60の干支が巡るため、十の干に対して地支が2つ欠ける部分のことを指します。

天中殺とは、
現実世界を六方位(南北東西と天上-中央)で表現したとき、
各方位の欠けによってこの世界で課せられた人生の役割を示しています。
人によって欠けている十二支が異なり、欠けた方向とは逆の方位に力が強く働きます。


各天中殺の特徴は以下の通り。

子丑天中殺…北方が欠ける。南方(未来、子ども)へ向かっていく力。目上の人から可愛がられない。人の言うことを聞かない。部下や子どもに恵まれ、面倒見が良い。

寅卯天中殺…東方が欠ける。西方(配偶者や自分が作る家庭、身近な支援者)へ向かっていく力。家族・家庭を重視し大切にする。友達をたくさん作ったり、会社の人と仲良くなるといった広く浅い付き合いが苦手。

辰巳天中殺…天上が欠ける。中央(現実世界)へ向かっていく力。現実に起っていることをベースに物事を考える。人の気持ちや概念は現実に対処する上で別問題と捉える。

午未天中殺…南方が欠ける。北方(親や目上の人、過去)へ向かっていく力。目上の人を大事にするため可愛がられやすい。末代運で家系の最後を締め括る役目なので、物事をまとめ上げることに長けている。

申酉天中殺…西方が欠ける。東方(仕事や対外的な人付き合い)へ向かっていく力。幅広い人間関係を築くのが得意。

戌亥天中殺…中央が欠ける。天上(思想思念の世界)へ向かっていく力。人の気持ちや概念的なことをベースに物事を考える。現実に起っていることに気持ちが向かない。


基本的なサイトに書かれていることはこのような内容かと思います。




さて、この中の午未天中殺について、
最近新たに感じたことがあります。

午未天中殺は末代運と言い
家系の流れを締め括る役割を担うことから、「物事をまとめることが得意」と書かれていることが多いのですが、
わたしは今までに出会った午未天中殺の人達が物事をまとめるのが上手いと感じたことがありませんでした。
なんだか処理速度が遅いと感じるのです。


わたしが車騎星だから、自分がスピーディ過ぎるためにそう思うのかとも思いましたが、当然、午未天中殺で車騎星をお持ちの方もいます。
以前担当した方はまさに車騎星や龍高星をお持ちで、行動一つ一つは素早く頭の回転も早いのですが、受け取った物事は一旦そのままにしておくといった様子が多々ありました。

このほかにも
・家を継ぎたいと思っていた女性が長男と結婚し旦那の姓を名乗るようになったが、40歳を過ぎてやっとお墓をたたむ決心がついた。
・旦那との口喧嘩でいつも言い返せない。相手に言われたことで頭がいっぱいで、次の一言を思いつくのは半日以上経ってから。
・企画を立てたとき情報収集や細々した事務処理はできるが、大枠が見えてくるまで実行に移せない。
…といった様子がわたしの周りの午未天中殺の人達にはありました。

これを踏まえて辿り着いたのが、
『物事を受け取ってから全体像を掴むまでに時間がかかる人。全体像を掴むまで結論を出せない、または出さない。』
というのが午未天中殺の特徴ではないかということでした。
時間をかけてたくさんの情報を見渡した上で最上の答えを出すことができるという能力。
これが『まとめる力』の指し示すところだと思ったのです。


わたしが思い描いていた『まとめる力』とはスピーディに情報を処理すること、
次々に結論を出せることだったので、
午未天中殺の方の印象と結び付かなかったのでしょう。

よく考えてみれば南方が欠けるというのは未来の方向が欠けているので、
経験したことのないこと、先々のことには動きが鈍くなる
という理論が当てはまると思います。
逆に一度経験したことであれば、午未天中殺のひとは格段に処理速度が早いです。
それはひとえに北方(過去)へ力が働くので、前例のあることを踏襲するのは得意ということなのだと分かりました。


算命学では全ての人が
何らかの欠け=天中殺を抱えており
人間は不完全な存在であると認めてくれています。
誰もに欠けがあると思えば自分の欠点を見つめることができ、それを武器に変えることもできるのではないでしょうか。



改めて各方位の性質を把握することが天中殺の理解を高めることにも繋がるなと感じた今回の考察でした。