




正式な表記は後ろ指でなくうしろゆびのようです。
いやー・・・うっかりはまっちゃいました。ヘケ。
最初は氣志團團長のラジオで「女学生の決意」がジングルで流れて、気に入ったのでちゃんと音源を探そうとしたのがきっかけなんです。
そこで用意したのが3rdアルバム「∞」。
3rdアルバムとはいえ、内容はほぼベストアルバム的な彼女たちの最後のアルバムです。
曲の紹介も兼ねて、一曲ずつ辿りながらうしろゆびについて考えてみました。
1「うしろゆびさされ組」
なんつー名前だよ、なんて、この曲聴いたら言えなくなりますよ。
秋元康、アンタこれ乙女心だよ。すげぇよ。
てか、どっちかというと少女マンガに出てくる乙女の心。笑
どんなにまわりには「あんな奴ぅ?」と言われようと、自分だけはひたむきにアイツを思う、すなわちうしろゆびさされ組の歌。
うしろゆびは全シングル(カップリングも含め)曲がアニメ「奇面組」に使われ、つまりはこれが筆頭と言うわけで。
うしろゆびの2人は奇面組のヒロイン・唯ちゃんと千絵ちゃんに雰囲気が似てる子を選んだなんて説もありますが、この歌と唯ちゃん・千絵ちゃんの恋心を重ねるとますます切ないという。いいねぇ、漫画だねぇ
それにしたって、ゆうゆとまみまみ(笑)の高いトーンの声で「love me!」なんて可愛すぎ。
でももっとラブリーなのは「kiss me!」。だってキスだってよ!?←ワタシ永遠の14歳ですから
2人とも高くて透き通るような綺麗な声なので、何を歌っても可愛いんだなぁもう。
歌い方もこの頃のアイドル特有のちょっと不器用な感じで、あー男はこういうのに弱いんだなぁ・・って、私もえらくときめいてるんですけど(汗
2「バナナの涙」
うぶな男の子をおませな女の子がリードするという微笑ましい一曲。
これも少女マンガ読んでるような気にさせてくれます秋元康。
どちらかというと全部「ちゃお」系に近いストーリーではありますが笑
冒頭と最後の「ばななんぼー」という歌詞の意味は一向に分かりません。
3「象さんのすきゃんてぃ」
ほんとに秋元康はすごいとしか言葉が出ない曲です。
あの、意味深なんだかそうでもないんだかよくわからないのは、この曲をうしろゆびに歌わせたせいだと思う。笑
「象さんのすきゃんてぃは最後の砦」
「あなたの象さんのすきゃんてぃはきっと私」
「好きよ象さん」
・・・・・・ぱおぱおぱぱぱおぱおぱお。
4「渚の『・・・・・・』」
これなんて読めばいいの?歌詞から判断すると「かぎかっこ」ってことでいいんでしょうけど。
(いや、「テンテテンテテン」かもしれない←そう言ってる部分もあるんです)
カッコとじとじ♪とか歌うアイドルって貴重だと思う・・
好きってわけではなかった男の子といいムードになってしまって妄想爆発、というようなお話。
5「技ありっ!」
「おょょ技ありっ!」秋元康はこんな頃から小文字を取り入れていたんですね。さすが。
この辺から、だんだん歌詞になんかしらのテーマを入れるようになってきます。
(そういう順番に収録したのだと思われます)
これはまだ技ありと言ってるだけですが、言うまでもなく柔道。
あ、でも「ソレッソレッソレッソレッ」とか言ってる笑
途中「ハッ」「ホッ」とかいう猛々しい男声がかすかに入ってます。ポイントですね。
なぜかマーチ調。曲中の「おにゃーおにゃー」という部分も謎。けど・・好きなんだ(苦悩
一人の男の子にずっと言い寄られてて、ずっと無視してたけどどんどん好きになっチャウヨ、そんなお話。
6「かしこ」
曲は大好き。歌詞ももっと好き。
けど、この曲がとっても気になるのは、これが最後のシングルに収録された曲だからです。
ファンはどんな思いでこの曲を聴いたんでしょうか。
「ずっとこの気持ち忘れないわ」
「言わせてください みんなありがとうって」
「かしこは最後の I love you!」
こんなこと言われて、私だったらもう号泣しちゃいますよ。
氣志團にここまで入れ込んでる今だから余計そう思います。
こういう「笑ってお別れ」系に弱いんですね、私。
「手紙」と「電車」を見事にフューチャーしてます。
7「○ OR ×」
アルバムオリジナル曲かと思われます。
マルをドット、バツをクロスと歌っていますが意味はまだよくわかってません。(誰か教えて)
おとなしめの曲になると声が小さくなってよく聴こえてきません。もう。
彼は私のこと好き(○)なの?嫌い(×)なの?という曲・・なんだと思います。どっちかハッキリしてくれと。
8「ハナイチモンメ」
これもおそらくアルバム曲。
文字通り花いちもんめをモチーフにしているようで、2組のカップルがそれぞれ交換し合うみたいなアコギ(そんなこたない)な内容。
9「ピタゴラスをぶっとばせ」
そんなおじいちゃんぶっとばさんでも、と突っ込みたくなるのは置いておきまして。
秋元康のお勉強シリーズです。「○ OR ×」ももしかしたら数学にかかってるのだろうか?
それにしてもうまいんですよ。
「わたしの事情+あなたの事情=ふたりの事情よ」
「ふたりの事情+世間の事情=未来の事情ね」
とかね。なんて懐かしいピタゴラスの事情の定理。
あぁ、中学生の頃に出会っていたかった。
付き合ってる彼氏にしっかりしておくれと言っている曲・・じゃないのかなぁ(おい
途中ではいる合いの手がやけにおばさんくさいのも味です笑
10「π(パイ)の悲劇」
秋元康のお勉強シリーズ、もとい中学生の頃に出会っていたかったシリーズ。
この曲は9よりもっとうまいです。
パイの数値とその覚え方とホワイトデーを見事に絡めやがりました。そうくるか!
あれ?なんか秋元康のコーナーになってませんか?
彼が私のことを置いて外国へ旅立ってしまって、まったくもう!!という曲。
パイの数値とその覚え方とホワイトデーがそんな曲になっちゃうんだから不思議だと思いませんか。
11「∞」
しっとりバラード・・?
他の曲は二人の声がいつも重なってるのに対して、これだけなぜか一人で歌っている部分が多いです。
解散はふたりのソロ活動の専念のためでしたから、それを意識しているんでしょうか。
12「あぶないサ・カ・ナ」
どうやらおニャンコのほかのメンバーがコーラスしているとのことで、そっちファンの方々にとって見れば素晴らしい曲のようですが。笑
でもそういうのわかるです。ファンには嬉しかろう。
このアルバム内で一番テンポも早く、ノリノリないわゆるゴキゲンナンバー。
歌詞はもうサカナにたとえられてもよくわからんのですが、全ては編曲でカバーされてます。←おい
だって身も心もバラバラってバラしちゃったんだね魚だけに(苦笑
おかしなコなんだけど憎めない、そんな曲です。
感想部分で女の子たちがいっせいにしゃべりだすんですが、ぃぃやかましい!!笑
でも休み時間の女の子ってそうよね。
13「女学生の決意」
私にとってはうしろゆびへの足掛けになった曲です。
こういうの好きね、秋元さんよ。セピア色の時代を思わせます。
「青春の頃は誰も一度きりなのだから、美しく輝いてる季節を歩いてみたい」
そうか、私はうしろゆびもすきなのだが、それ以上に秋元康が好きらしい(爆
もちろんうしろゆびの曲は他にもいくつかありますが、おそらくどれも可愛らしくて面白くてクセになる曲なんだろうなぁ。
永遠の14歳にまさにふさわしいアイドルです。
今でいうミニモニ・・?いやもうミニモニはいないけど。
興味がおありでしたら是非CD一枚手にとって見てくださいね。
そしてさらに奇面組のビデオと合わせてみると素晴らしいことが!笑
あぁ、モーニング娘。とやらに聞かせてやりたいぜ!
奇面組大好きっ子だった小学生時代。
毎日学校から飛んで帰って、夕焼けニャンニャンを夢中でみていた小学生時代。
自分にはかけらもないあのアイドルしい(造語)キラメキ?
あの時代のアイドルの、等身大なんだけど生活感のなさはすごいなーと思います。
私たちの好きな「氣」のつく彼らにも同じ様な気持ちを抱いていると言ったら、引かれてしまうでしょうか(笑)
確かに現在「アイドル」と称されている人種とは性質がぜんぜん違いますよね。
いえいえ、全然ひきませんよぉ~~笑
團長がいつも言う「アイドル」っていう言葉はそっちを指しているんでしょうしね。
私、おニャンコのアイドルたちにはもう辿り着けない透明な壁みたいな何かを感じるんですよ。
それがあることによって感じる・・アイドルしいキラメキ?笑 みたいな。
「氣」のつく彼らにも、特にメイジャーシーンに出てくる前のライブなんかを見たとき、いわゆるそれを感じますもん。
あれっ?ということは、うなたまさん、もしかして「微」のつく彼らにもですか?笑