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朝原寺跡(山田ルート)

2006-06-23 20:17:52 | 登山道
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朝原寺(跡)へは、主に関屋道とこの山田ルートが使われていました。
しかし、いずれも2003年以降は市販地図から消されてしまいましたので、きちんと残すために、ここでは山田ルートを紹介します。

山田ルート全体(朝原寺跡まで)

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第9号)」


山麓線を避けて

名柄郵便局に近い交差点から南へ200mくらいで、山麓線を避けて、ここから村の中に入っていきます。

部分地図1:山田付近の拡大

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第9号)」

猪道?を右に見て通過

この位置は国土地理院が黒破線で示した道の入り口ですが入るべきではありません。
昭文社2003以降はそれ以前の地図とは変えてここからルートが描かれているので、この家の奥さんに聞いてみると「足下が悪くて猪見に行く人しか通らないから、一つ南の辻から行きなさい」と教えてくれました。

古い金剛山地図             埋設防火水槽の辻 
 
上記の猪道から80m位でここに着きます。
昭文社2002まではここから取り付くように書かれてきました。ここの電柱には消えかけた古い金剛山地図がかかっています。ここでスパッツを付けたり、夏場は手ぬぐいを濡らしたり、高度計を合わしたり準備を整えるには格好の場所です。

最初の分岐

100m少々でこんな分岐にさしかかりますが右に行きます。
(左の道は蛇谷南ルート入り口へのバイパスになっています)

祠                       堰堤(上記から約100m地点です。)
 
この祠は上記の分岐からすぐ。すぐに堰堤です。夏期は下草が多いですが、堰堤を左に見て更に進みます。

アミダクジの曲がり

堰堤から60~70m位で直進と右折れの道があります。
右に折れて10m少々でまた左に折れる道が有ります。(上記写真はここから振り返った写真で、左手の明るい部分は開けた工事現場です)アミダクジみたいな折れ方です。
そしてしばらくU字溝に掘れた部分の多い道を進みます。

オサカ谷分岐

この分岐は左。クヌギ林に通じる尾根道を上がっていくとやがて左右から沢音が聞こえる下記の様な細尾根を通過します。
写真の分岐の右はオサカ谷へ行く道です。現在(2007/09/23)は道が崩壊していて危険ですので入らないようにしましょう。

こんな細い尾根部も(振り返った写真です)


部分地図2

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第9号)」

クヌギ林の尾根への分岐(要注意)

尾根の途中道が左右に分かれています。
ここは左です。しかし左の道を大きな枯れ倒木が塞いでいるため一見行き止まりに見えるかも知れません。ここから沢音を左に聞き谷を巻きながらクヌギ林の尾根まで一気に上がります。
もし右に沢音を聞いたら→道を間違えています。行けなくはないですが説明がややこしい。

クヌギ林の尾根
もうすぐ尾根だ~                  南に明るく展望が開けます(クリックで大きく)
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登り着くとそこはヌクギ林の尾根。左手から蛇谷ルートが合流してきます。
南側の谷が蛇谷です。小休止には絶好の地点。このクヌギは入会地に植えられた経緯が有るのでしょうか。

概ね明るい道

尾根の概ね南側を、左に谷を感じながら西へ上がっていきますと朝原寺跡に着きます。途中、足下は少し大きい目の石が目立ちはじめます。

注:朝原寺跡以降は関屋道を参照下さい。
注:蛇谷の名称は、山抜けの歴史からそう呼ばれたのではないかと思います。
  土石流対応の大きな堰堤工事が続いています。

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