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GPSの動向

2007-06-19 21:40:24 | プライベート
                          (ブログ目次へ)

谷溯行で殆どロストしてしまったのを機会に、調べてみました。

GPSの動向

GERMIN社のGPS受信技術はSiRF社に比べて大きく遅れていたが2006年発売の60CSXにSiRF StarIIIを搭載し、この機種だけが世間並の性能に並んだ。

このように技術革新を阻んでいるのはアウトドア・スポーツの世界ではGERMIN社のGPSが世界市場をほぼ独占しているため市場原理が全く働いていないため。まして日本市場は言語の壁も手伝って競争原理が全く働いておらず桁違いの価格が維持されている。よくも公取が放置しておくものだと思ってしまう。

 SiRF StarIIIを搭載した製品は多数有るが、山行に使うのを前提に独断で評判の高いコメットDL/3を引用して二機種を比べてみた。


1)SiRF StarIIIを搭載した製品(比較価値の有るものだけ)


 DL/3は名前の通りデータロガー専用機である。山行軌跡だけみれば十分なら一桁違う価格で入手できるようになった。途中のポイントとの対応付けは時刻を合わせたデジカメがあれば十分であろう。
 一方、地図を使ったナビにはDL/3は全く役に立たないし、表示窓もないので現在位置を知ることすら出来そうもない。

 DL/3で不十分ならば60csxの日本語版AP版(アジア太平洋)、台湾輸入品(yahooオークションなど)、US個人直輸入などが考えられる。
USAでの価格を調べるとピンキリで販売価格のしばりはなさそうに見える。
円安になっていても、多分一番安いUSからの個人輸入でもアップアップダウン製作所の日本地図(別途購入が必要)が入るらしいので使い物にならない訳でもなさそうである。(な~んちゃって、英語マニュアル読めないのにね)
 
と言う訳で、買う金もないのに調べてみたことをお伝えしました。(涙)



参考
・SiRF StarIIIチップを採用したものと、旧来のチップでは衛星信号をロストしにくいかどうかの違いがあります。WAAS機能による精度向上とは独立した技術です。
・WAAS機能を持ったGPSは受信した位置の精度を上げることが出来ます。
MASA試験信号送信状況

07/09/05 GPSの動向 追補版を追加しています。












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