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冨岡剛のgogo旅行ブログ

冨岡剛(とみおかごう)と申します。
趣味の旅行や近況の報告などをマイペースにやっていきます。

適応障害で苦労した40代の私

2025-03-21 19:39:16 | 日記
こんにちは、みなさん。今日は少し重い話になりますが、私の経験を共有したいと思います。

気づかぬうちに蓄積した疲労
振り返れば、すべては少しずつ始まっていました。40代に入り、会社では中間管理職として若手の育成と上司からの期待、そして数字の責任を一手に背負うようになっていました。朝は一番に出社し、夜は最後に帰る日々。「これが当たり前」と思い込んでいた私は、自分の体と心が出すSOSに気づくことができませんでした。

崩れ始めた日常
最初の兆候は睡眠障害でした。夜中に何度も目が覚め、朝は極度の疲労感。次第に集中力が低下し、以前なら簡単にこなせていた業務がなぜか進まない。会議中にふと頭が真っ白になる瞬間も増えてきました。
「なぜ自分はこんなにダメなんだ」と自分を責め続ける毎日。しかし、周囲には「ちょっと疲れてるだけ」と笑顔で答え続けていました。

限界の日
転機は突然訪れました。大切なプレゼンの日、資料を何度見ても頭に入らず、胸が締め付けられるような不安に襲われたのです。会議室へ向かう途中、突然の動悸と冷や汗。トイレに駆け込み、鏡に映る自分の顔は青ざめていました。
「これは何かおかしい」
その日を境に休職を決意し、医師の診断を受けることにしました。

適応障害という現実
診断結果は「適応障害」。仕事のストレスから来る心身の不調だと医師は説明してくれました。「あなただけではありません。特に責任感の強い方に多い症状です」という言葉に、少し救われた気がしました。

回復への道のり
休職期間は自分と向き合う貴重な時間となりました。カウンセリングを受け、自分の考え方のクセや、無理をしすぎる傾向について学びました。また、家族との時間を大切にし、忘れていた趣味にも少しずつ取り組むようになりました。

今、伝えたいこと
完璧を求めすぎない。自分の限界を認める。そして何より、心と体の声に耳を傾けることの大切さを学びました。
仕事は人生の一部であって、全てではない。当たり前のことかもしれませんが、私にとっては大きな気づきでした。
もし今、同じような症状に悩んでいる方がいれば、ぜひ早めに誰かに相談してください。一人で抱え込まないことが、回復への第一歩だと思います。
冨岡剛


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