司馬遼太郎

■『坂之上の雲』『龍馬がゆく」の著者である司馬遼太郎は 「鎌倉時代というのは、一人の親鸞を生んだだけでも偉大だった。」 と言い遺しました。 司馬遼太郎は、 司馬史観といわれるほど、 歴史への造詣が深い作家です。 その司馬遼太郎をして、 「一人の親鸞を生んだ時代、そんな鎌倉時代は、偉大じゃないか。」 と言わしめる、 そんな方が親鸞聖人です . . . 本文を読む

老苦４

【今日の仏語】は『老苦』の4回目です。 ∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞ 「青春」 青春とは人生のある期間ではなく、 心の持ちかたを言う。 薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、 たくましい意思、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。 　　（中略） 年を重ねただけで人は老いない。 理想を失うとき初めて老いる。 　　（中略） 頭を高く上げ希望 . . . 本文を読む

小野の小町に見る老い

【今日の仏語】も引き続き『老苦』です。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【花の色は　 　 　　移りにけりな 　いたづらに 　我が身よにふる 　　ながめせし間に】 　　（小野小町） 六歌仙に選ばれ、 百人一首にも登場する 平安時代の女流歌人、小野小町は、 絶世の美女であったことで知られます。 クレオパトラ、楊貴妃と並んで、 世界三大 . . . 本文を読む

老苦

【今日の仏語】も引き続き『老苦』です。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【花の色は　 　 　　移りにけりな 　いたづらに 　我が身よにふる 　　ながめせし間に】 　　（小野小町） 六歌仙に選ばれ、 百人一首にも登場する 平安時代の女流歌人、小野小町は、 絶世の美女であったことで知られます。 クレオパトラ、楊貴妃と並んで、 世界三大 . . . 本文を読む

老苦

【今日の仏語】は『老苦』です。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ カピラ城に太子として生まれられたお釈迦様が 出家される動機になったエピソードに 『四門出遊』という話があります。 ーーーーーーーー 太子が東の門を出ると、 活気づいた町並みが広がっている。 町を見渡していたとき、 太子の目にとまったのが老人であった。 . . . 本文を読む