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~京都・山・自然・お神輿大好き~

ミケランジェロさま・・・

2017-09-06 | 
奈良の古本屋さんで、岩波文庫ロマン・ロラン著「ミケランジェロの生涯」高田博厚訳を20円で買いました。
昭和38年第一刷。難解かな、と思ったけど、まったく心配無し。時代は違うけど、週刊誌ノリな雰囲気もある話。

餅飯殿商店街。餅飯殿で「もち・い・どの」と読むらしい。美味しそうだ。

レオナルド✖ミケランジェロ展が三菱一号館美術館で9月24日までやってます。
行きたいので、この本でちょっと予習。
才能ゆえか、時代と本人の性格と周囲の人の巡り合わせがそうさせてしまったのか・・・この本を読むと、現代の人間がすごい人だなあ、と思うのとは真逆のミケランジェロの姿が見えてきます。
かたくなな性格だったのかな。自分で自分を追いつめていたのかな。
おまけにお金を稼ぐ人には、タカって来る悪い人や家族がいるんですね。時代も国境も無いなあ~~。上司が理不尽なのもお約束。
「生み出す」のって苦しいのですね。子供生むのも痛いけどさ。芸術品も子供も生まれてからは成長して、姿も変わる。厚みが出るのね。
20円が大化けした、宝くじ高額当選したかのような良い買い物をしました。


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