社会時評

現代社会の有り様についてコメントする

1957年

2020-12-22 17:10:55 | 日記
大宅壮一氏が原点とされる一億総白痴化論。
松本清張氏も共感していたようだ。
ブラウン管白黒テレビの時代のことである。
一家に一台など遠く及ばない時代のことである。
今や薄型液晶テレビの時代となった。
ここに来てテレビは大きく変容した。
ワイドショウが文字通りワイドになった。
コマーシャルを見なくなった。
テレビ業界の困窮。
テレビはスポンサーから見放され、権力のチェックも厳しくなった。
新聞業界もたいへんだろう。
マスコミは経営の危機にある。
これまでテレビは一定の役割を担ってきた。
それは今でも変わらない。
だが、内容には大きな変化がみられる。
口ごもるシーンが多数見受けられるようになった。
これはテレビの変貌である。
テレビが暇つぶしにもならなくなったということである。
テレビは録画で見る時代となった。
見たくない場面は早送りし、長く続けば消去する。
それでもテレビに頼らざるを得ないのは無料だからである。
コロナ報道などはテレビがなければなにも知らされない。
政治家がどんなに悪いことをしても、テレビがなければわからない。
テレビは直接に届く。
すでに、白痴化の時代はすぎている。
テレビは唯一の情報手段となっている。
したがって、これからはテレビを守らなければならない。
どうやって守ったらいいのか。
CMに頼るやり方を再考しなければならない。
NHKは有料に値しない。
民間で有料に値する放送局を構築すべきである。
内容はスポーツ、娯楽を排除し、一億賢明化路線を貫いてほしい。
スポーツ、お笑いは別扱いとしたらいいのではないか。


















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