甲子園上空からギョっ！うぉっ！

きょう11日からバードウイーク。
それにちなんで野鳥の話題。

重荷があれば、どこでも捨てる。
気楽な稼業ときたもんだ。
とは、かの無責任男の植木等が昔歌っていた。

こんなことがあるんだ。
リアルタイムで見ていないが、面白いニュースだった。
記そうと思っている間に、もう数日前の出来事になった。
速い早い。


ゴールデンウィーク最終のサンデー８日、甲子園球場の試合中ハプニング。
トラの６回裏の攻撃で打席にはゴメス。

お気楽バードが、ヤクルト左翼手バレンティンの頭の上から魚を落とした。

ボールボーイがチリトリで処理した。

見れば３０センチほどの消化寸前か腐食した魚。
そんな大きな魚をツバメは食べれない。

甲子園浜に近いからカモメかトンビ、鵜、サギあたりか。

くわえたものの、重くて飛べなかったのか。
くわえるのはサギ類（写真はアオサギ）かカモメ。
飲み込むのは川鵜か海鵜。
掴んで飛ぶのはトンビ（下の写真）。


それとも腹の中に入れたが「ゲップ」したのか。
鳥に聞いてみないと分からない。

０９年６月、石川県を発端に全国各地で「オタマジャクシが降ってきた」と報じられ大騒ぎになった。
天変地異か？と。

渡り鳥が食べ過ぎで、つらくなって一斉に口から吐いたのだ。
大抵は風に流されたり、人の居ないところなので知られない。
たまに人里で吐き出すからビックリする。

そりゃあ、空から川や海の生き物が目の前に落ちてくれば驚く。
まして今回は腐臭放つデカイ魚。
欲張りバードの失態だろう。

バレンティンも「オーマイガー！」。

▼バレンティン「突然、上から落ちてきた。すごいニオイでした」
▼比屋根「白くてドロドロ…。ニオイがやばかった」

世の中にはちゃんと理由があるのだ。



「臭くて臭くて」と顔を歪め、バレンティンが試合中断の合図。

ネコやイタチが走ることはある。
自然が残っていると思えば楽しい。

タヌキやキツネのいる野原で野球をしていたんだから。
もうひとつのフィールドオブドリームではないか。