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酒の肴を独断偏見でエブリデー更新。関西3県境の北摂(兵庫東北部、大阪北端、京都南部)に生息※敬称は略。

紀州のドンファン怪死の深い闇

2018-06-11 | 日記

もう、ワイドショーの超ド級ネタ。
紀州のドンファン怪死事件。
資産家、艶福家、覚せい剤、カネ、女、後妻業、老犬18歳ペットの怪死…。

ネタも凄いが、とにかく役者が揃っている。
デヴィ夫人。
仁支川峰子。
竹内力。
地元の保守大物政治家・二階俊博幹事長。
有名女性歌手、タレントらがズラリ。

2年前の16年3月。
今は亡き戦友伊ケ崎光雄カメラマンのメールが和歌山から届いた。
ガンと闘病中の伊ケ崎は野崎幸助を突貫取材していた。
当時75歳の野崎は現金600万円を含む貴金属など6000万円を愛人に持ち逃げされた。

紀州のドンフアンが全国区になったきっかけだった。

「中々、凄い店やで❕スナックかカラオケ屋か❔二階幹事長とお仲間😃~高速道路や白浜空港地買収で莫大な資産有ります❗裏にナイター設備の自宅?もう、ピカピカ光り、迷う事なく、高級住宅街にそびえてます。近くにヤクザ事務所。硬軟合わせた、金貸し業か。朝の6時から和歌山の田舎で営業するとは。昔からの金貸しらしい。ルノアールや藤田画伯の油絵もあり。世の中、奇人、変人居てます」
確か、そんな内容だった。
カバンに札束をぎゅうぎゅう記者の目の前で押し込む。
アンビリーバボーな姿に仰天した、と後日語っていた。
高利貸し業を営んでから東京に進出。

霞が関に勤める国家公務員らを対象に金を貸した。

大金を手に高級クラブで女漁り。
時価2億4000万円のルノアールや6000万円の藤田嗣治の絵画。
自宅の壁に無造作に掛けている。
芸術趣味というより、ハッタリだ。
当然、ハイエナがカネのにおいに群がってくる。
ヤクザはもちろん、地元政治家はこぞって資金目当て。
今や保守政治家の大物中の大物、二階幹事長のお膝元だ。
野崎は日記、メモ類を多数残している。
女に使う金銭は野放図だが、他は細かい。
金貸しの習性だ。
警察の素早い動きは、その日記メモ類の回収ではなかったか?
東京の愛人や元六本木ホステス家政婦竹田純代(65)の自宅に光速のガサ入れ。
表立った理由は誰もが納得する覚せい剤容疑。
2月に結婚したばかりの若い嫁。
最愛のペットの直前の死。
第一発見者は嫁と家政婦。
安モンのサスペンスドラマじゃあるまいし。
まるで犯人特定シナリオを描いたようだ。
実は政治資金の裏金ルートの抹殺ではなかろうか?
紀州の長者番付2位まで、上り詰めたドンファン。
資金集めが地元政治家の標的になっても、何ら不思議ではない。
税金、裏社会、艶聞、裏のスキャンダルを握りつぶすのは政治家の得意技。
後妻業の悪事に慌てたのは、地元政治家、警察ではなかったか?

野崎在住の田辺市が故郷の仕事仲間の知人女性が2人いる。
そのうちの1人が帰京の機中で声掛けられた、という。
「一晩で40万やで、誘いに乗った?」
いま、こんな発言すれば、セクハラでブー!なのだろうな。
クワバラクワバラ。
◆野崎幸助(のざき・こうすけ)1941年ー2018年5月24日(享年77)=死因の発表は急性覚せい剤中毒。和歌山・田辺市生まれ。酒類販売業や不動産業などを営む。億単位の資産を持つ実業家。18年2月、55歳年下22歳の(旧姓=須藤)早貴と3度目の結婚。自伝的著書2冊出版。



2 コメント

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カレー毒物事件を思い出した! (和田浩)
2018-06-11 16:33:21
和歌山の怪奇事件といえば、20年前のカレー毒物事件を思い出した。夏祭りのカレーを食べた4人の方々が亡くなられたあの事件だ。私は林真須美死刑囚が逮捕されるまで2か月以上取材に駆け回った。その間、真須美死刑囚にホースで水を掛けられたり、近所のどこそこの住民が怪しいとかの嘘情報?を聞かされたりした。真須美死刑囚が怪しいとなってからは、「逮捕のXデーはいつ?」ということで、マスコミのカメラマンが、ビーチパラソルを立てて家の周りを取り囲んだ。真夏の太陽を避けるためだ。今、ドン・ファン氏邸の周りもそうなってるんだろうか?
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Unknown (こちウワ男)
2018-06-12 00:06:45
ヒ素に覚醒剤。今回の怪死事件発生時にすぐ毒物カレー事件が甦りました。和田さん、どうして紀州にはこんな特異な薬物事件が連続するのでしょうかね。
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