やうちのブログ

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建国記念の日

2010-02-11 18:20:23 | 雑感
今日は「建国をしのび、国を愛する心を養う日」で、国民の祝日の日である。

戦前は「紀元節」と言っていた。
 
雲にそびゆる高千穂の 高嶺おろしの草も木も
 なびきふしけん大御世を 仰ぐ今日こそ 楽しけれ~

 (今は昔の「紀元節」より)


戦後の昭和23年にGHQにより廃止され、一時期、祝日の日から外されていた。

ところが昭和41年に至り、その復活を望む多くの国民の声に祝日法が改正され、今日の「建国記念の日」となっている。

勿論“紀元節を復活させたもの”との反対意見も多く出たとのことである。

では、「紀元節」と「建国記念の日」は、同じ2月11日なのに何処がどう違うのだろか 

また、「建国記念日」でなく、何故、「建国記念の日」なのだろうかはたと戸惑う。

思うに、「紀元節」も「建国記念の日」も、神武天皇が東征を成し遂げ初代天皇に即位された日、即ち「建国記念日」なのである。

そして、「建国記念日」でなく「建国記念の日」なのか?は、この2月11日が本当に神武天皇の即位日と確定するには至らない為、史実に基づく建国の日とは関係なく、“建国されたという事象を記念する日である”との考えによるもと理解している。

ただ、 「紀元節」の時代は、王政復古のもとにこの行事自体が、国家主義や、軍国主義の宣伝に利用せざるを得ない時代背景があり、国民の意とは程遠い祝日であったのでは?と、思ったりもしている。

今日の「建国記念の日」は、平和な御世で、「国を愛する心を養う」、とのスローガンの如く、文字通り主権在民の国民の祝日なのである。

なお、「建国記念の日」の制定にあたり、昭和32年から9年間にも及ぶ議論の末、漸く成立した祝日であり、また、「紀元節」と同じ日にしたことについても、当時は紆余曲折の末、政令で定めたと言う経緯もあるのだから、努々万世までも、あの悪しき「紀元節」に戻ってはならないのである。

余談ながら戦前の国民の祝日は、この「紀元節」のほかに「四方節」「天長節」「明治節」があり、“四大節”と称されていた。

    ・ 「四方節」:元旦(皇室行事である四方拝に因む)

    ・ 「天長節」:天皇誕生日(在位中の天皇の誕生日を祝う日)      
     ♪きょうのよき日は おおきみの 生まれたまいし よき日なり~

    ・ 「明治節」:明治天皇誕生日(明治天皇の御聖徳を偲ぶ・・・在位中は「天長節」)   
     
♪アジアの東 日いずるところ  ひじりの君の 現れまして
    ふるき天地(あめつち) とざさる露を  おおみ光に 隈なくはらい
     教えあまねく 道あきたけく  おさめたまわる み代とうと~


平成の今日の日に、“霞にまみれて消え失せにけり~”の「紀元節」を紐解き、当時の日本に あれこれと想いを巡らす一日となった。


立春大凶

2010-02-04 23:20:25 | 雑感

今日は立春、「春が立つ」日なり。

冬の寒さがやわらぎ始め、三寒四温の気候となり春の始まりを告げる日である。

また、旧の節分では一年の最後の日(大晦日)にあたり、その翌日が立春で一年の暦の始まりである。

今朝、禅寺では門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣が今も残る。
ところが、このお二方は立春大吉ならぬ「立春大凶」となった。

奇しくも今日の日に 片や天下の大横綱朝青龍、此方赤じゅうたんの石川代議士である。

横綱・朝青龍に至っては今回の暴力沙汰までに、協会から厳重注意を5度も受けていると聞き及ぶ。

今回の仕儀は身から出た錆で致し方ない.

解雇とならぬ先に身を引くのが賢明であろう。

一方、石川代議士の方は、起訴と言う事実に我が身をどう処するのか、国会ならずも国民の注視するところである。

一連の流のなかで 大山鳴動・鼠一匹では、拍子抜けの感もしないではないが・・・

何れにしても このお二方には 一年の暦の始まりとしては厳しい年になりそうだ。


立春大凶

2010-02-04 23:16:31 | Weblog
今日は立春、「春が立つ」日なり。

冬の寒さがやわらぎ始め、三寒四温の気候となり春の始まりを告げる日である。

また、旧の節分では一年の最後の日(大晦日)にあたり、その翌日が立春で一年の暦の始まりである。

今朝、禅寺では門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣が今も残る。
ところが、このお二方は立春大吉ならぬ「立春大凶」となった。

奇しくも今日の日に 片や天下の大横綱朝青龍、此方赤じゅうたんの石川代議士である。

横綱・朝青龍に至っては今回の暴力沙汰までに、協会から厳重注意を5度も受けていると聞き及ぶ。、今回の仕儀は身から出た錆で致し方ない。解雇とならぬ先に身を引くのが賢明であろう。

一方、石川代議士の方は、起訴と言う事実に我が身をどう処するのか、国会ならずも国民の注視するところである。

一連の流のなかで 大山鳴動・鼠一匹では、拍子抜けの感もしないではないが・・・

何れにしても このお二方には 一年の暦の始まりとしては厳しい年になりそうだ。

今日は節分

2010-02-03 14:48:17 | 雑感
都々逸で綴る節分雑感
 
”立春前日魔滅(まめ)撒きちらし 福を呼び込む邪気払い”


”鬼や福やと賑わう今宵 鰯の頭のいらぬ世に”
 
(え)        (ほう)         (ま)          (き)
は異なもの丁も入れずごとほおばる願寿司” 

”厄の捨て場は歳徳神に 訊いてほうばる恵方巻き”

 (せ)         (つ)     (ぶん)       (え)
中いっぱいたい風が量も多目に釈する”

 (ま)          (め)         (ま)         (き)
ジで惚れられ子も捨てたまごと遊びのい恋”

(おに)     (は)         (そ)            (と)
の嬶がたきをかざしの女(ひと)どなたとい詰める”

(ふく)          (は)         (う)       (ち)
のとっちゃがにかみながら気露見で謝する”