パソコン悪戦苦闘記録

【Wordマクロの小技】Word文書の所定の箇所に、今日の日付を自動入力

2018年11月11日の過去記事
「テンプレートとWordマクロで、致命的ミスを防止。
『文書の使い回し』で、痛い目に遭う前に。」
⇒ その記事は、こちらをクリック
において、ユーザフォーム上のテキストボックスに入れた文字列を、Word文書のブックマークに挿入する方法を紹介しました。
 そこでは、『FAX送信書』の「送信日」の箇所に、テキストボックスに入力された文字列を挿入しました。
 テキストボックスに「2018/11/18」と入力し、これを文書に転記するという方法です。

 でも、「送信日」の箇所には、本日の日付が自動的に入るようにすると便利です。
 そうすると、その都度「2018/11/18」と手で打ち込む手間が省けます。

第1 日付の自動入力
 方法は簡単、Date関数を使います。
Bookmarks("送信日").Range.InsertAfter Me.TextBox1.Text
としていたマクロコードを、
Bookmarks("送信日").Range.InsertAfter Date
に変更します。
これだけです。
 これで、「送信日」という名前のブックマークの箇所に、本日の日付が自動的に入るようになります。
 上記コード中の
    「Date
とあるのは、現在の日付を取得する関数です。

第2 日付を和暦で自動入力
 さらに、『FAX送信書』の「送信日」の箇所に、和暦日付(平成〇年〇月〇日)で入れることもできます。
マクロコードを、
Bookmarks("送信日").Range.InsertAfter Format(Date, "ggge年m月d日")
とします。
 こうすることで、「送信日」の箇所には、「平成30年11月18日」という和暦日付が自動入力されます。

 上記コード中の
    「Format
は、値を出力表示する際の、書式を設定する関数です。
 Dateという値を出力表示する際、"ggge年m月d日"という書式にしてくれます。
 なお、「ggg」は、「平成」を表しますが、来年は元号が変わるので、この部分を変更することになります。現時点では、「ggg」の部分を何に変えるのか、定まっていません(おそらく)。
 この小技、ぜひご利用ください。

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では、また。
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