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銀座花便り 

ローヤルフラワースクール スタジオエスからの花便りです。 楽しいフラワーアレンジのヒントをお届けします!

カノンセミナーのご紹介②

2007年07月10日 | 基本型レッスン カノンレッスン
紐を使ったブライダルブーケ

ブーケには花ばかりではなくいろいろな素材を使うことが
できます。羽やビーズ、パールなどは一般的ですが、花の雰囲気に
あわせてこんな風にヒモを使ってみました。

キャスケード風にエレガントな仕上がりになりました。上部はホルダー
にさしますが、あとはワイヤリングでとりつけます
制作 :大牟田 佳子

ローヤルの基本型レッスン ③Vアレンジ

2007年03月19日 | 基本型レッスン カノンレッスン
V型アレンジ
 アルファベットのVの字の型です。
 ガクアジサイの枝ぶりの面白さを生かすのがポイントです。
 新芽は柔らかくきれいな緑色ですが、枝は茶色く堅い感じなのに対して
 フリージアは柔らかく傷つき易いデリケートさがあります。
 この二つをなじませるために、ミニグラジオラスとオクラレウカ(緑の長い葉)を いれます。
 
 基礎では 植物の自然な姿を生かした扱い方をしますので、ただ色が合う
 とかだけでなく お互いに似合う花の組み合わせが大切で、次の花を添えた時
 どう見えるか、違和感がないか確認します。

 中央のオアシス部分が大きくなったり高くなりすぎないようにします。
 Vの2本のラインがはっきりとしてきます。
 できあがったら やや斜めにおくほうがかっこいいようです。

 制作: 内田 知花
 
 

ローヤルの基本型レッスン ②ラウンドアレンジ

2007年03月04日 | 基本型レッスン カノンレッスン
今回のラウンドアレンジは まず最初にレッスンする型です。
横から見てもなるべく丸く作ります。
花の色合いや形、質感の組み合わせがポイントです。
特に花の間を空けずにギュッとさしますので、隣り合う花が
似合うことが大切です。
全体の色彩がよくても、隣り合った花が似合わないと美しいと感じません。

似合う似合わないというのはどう決めるのか?
感覚で判断するものですが、色合いや明暗など色彩についての理解がその
ためには必要です。また質感も大事な要素の1つです。

この感覚(センス)をみがくことがこの型だけでなくすべてのアレンジ上達に
つながります。


バラ、カーネーションなどある程度大きさのある花(マスフラワー)や細かい花
(フィラフラワー)やグリーンを組み合わせて作ります。
アウトラインはごくわずかですが花の高さを変えるといいでしょう。
ベッタとした感じならないで 自然な感じに仕上がります。

写真は オールドローズにミント、ローズマリーなどのハーブの組み合わせです。

制作: 内田 素子



ローヤルの基本型レッスン ①ラジエートアレンジ

2007年02月11日 | 基本型レッスン カノンレッスン
アレンジを学ぶ方の多くは まず基礎として基本の型から始めます。
いつもいつも丸とか三角とか決まったものに 縛られているようで 
「でも基礎は大事だからしばらくはがまんして!」なんて感じていませんか?

ローヤルフラワースクールがレッスンする基本型は
形の作り方を覚えるのではなく、基本型を利用して花の個性や特徴を生かすこと
を身につける練習なんです!!!
といっても なかなかピンと来ないかもしれませんね!?

今回は ラジエートアレンジについてお話いたします。
基本型ですが決まった形(アウトラインの形)ではなく 不定形です。
それは 使う花材によって枝ぶりや立ち姿をみてどうまとめるかを決めます。
1本1本の花の姿を大切に生かし、そして全体としてのまとまり感を求めます。
基本の中では難しい型ですが、花材によっての違いを見てください。

左の作品は芽吹き始めたウンリュウ柳の足元に春の花チューリップが咲き出した
季節感を表現しています。枝はダイナミックに立ち上がり、チューリップはやや
控えめながら、しっかりと伸びあがっていく力強さがあります。
大き目のアレンジです。

右は春から初夏の柔らかな茎の花々が風にゆれながら咲いているようです。
いろいろな花が入り混じりながら、でもそれぞれの存在をきちんと主張しています。



  制作: 齋藤 めぐみ               制作: 小嶋 麻弓  

カノンセミナーのご紹介①

2007年02月10日 | 基本型レッスン カノンレッスン
今回は本部大森校での講師資格取得後の上級レッスンの作品をご紹介します!
「カノン」のレッスンでは 与えられたテーマについて自分で分析、整理をしそこから作品作りをします。
デザインを教えてもらうのではなく、指導する新妻校長は一人一人にあわせた考え方のヒントを伝えます。

だから 自分の頭で考えた誰の物まねでもないオリジナルな作品が生まれます。
レッスンに参加するには 事前にテーマについて まずはその言葉の意味を辞書で
調べることから始めます。どんなに分かっているつもりの言葉であっても、改めて
辞書をみれば、「なるほどこんな意味もあるんだあ~!」と驚きます。

今回のテーマは「フレームワーク」です
枠とか額縁のことです。枠って何?額縁はなんのためにあるのか?

1つめの作品は 枝で枠を作り、カラーのような柔らかい花を支えたり守ったりするフレームの役割をとりあげてみました。枠の形をかっこよくするため
鉄の花器を利用しています。




2つ目の作品は同じフレームでも額縁風です。一般的に額縁は中に入れる絵を保護したり引き立てたりするものです。ここでは額縁自体を装飾的に作ることで
枠とその中とが一体になって1つのデザインとなっています。
このほかにも 「フレームワーク」という言葉ひとつで いくつもの新しいデザインを生み出せます。
硬くなった頭をめざめさせてくれる刺激的で創造的なレッスンです。

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制作: 斉藤 良枝