ローヤルの基本型レッスン Vラインアレンジ 2010年11月15日 | 基本型レッスン カノンレッスン アルファベットのVの形です。 スラントを2本組み合わせた基本型です。 2本のラインは同じ花材を使うよりそれぞれに違う花材で特徴のあるラインを 作り、違和感なくまとめることでより力のある作品となるでしょう。 ネリネのすっきりとしたラインを生かすためにあえて左のラインには ニューサイとネリネ以外は使っていません。 ダークな赤い花をメインに使い、基部にもグリーンは入れず、ランのアランダ だけでまとめています。 制作: 田中 伸一
カノンレッスン 横に流れるアレンジ 2010年11月12日 | 基本型レッスン カノンレッスン 横に流れるという言葉からは雲や煙が風で横にたなびく様子や、 リボンや細長い布が風に吹かれているなど いくつかのイメージが浮びますね。 イメージからいくつかの要素を選び出し、構成を考えます。 アカヅル、リリオペ、クレマチスの実、チョコレートコスモスなど ライン状の花材を使っています。 やわらかく波打うラインが見えてきましたね! 講師以上の上級レッスンではこんな風にデザインを学んでいきます。 制作: 東條 美香
スリーラインアレンジ 2010年09月08日 | 基本型レッスン カノンレッスン スリーラインアレンジは 3本のラインでつくるアレンジです。 ベーシックでは バーティカルと2本のホリゾンタルで作ります。 3本のラインをどう違和感なくつなげるか、まとめるかがポイントです。 2つのアレンジは全く同じ花材の組み合わせですが、花の配置、扱い方で ずいぶん雰囲気が違ってきます。 どちらも基礎科の生徒さんの作品です。 制作: 小松 聖代 制作: 田中 伸一
ローヤルの基本型レッスン ⑭ フォールアレンジ 2009年10月18日 | 基本型レッスン カノンレッスン 水が流れ落ちるイメージのアレンジです。茎の柔らかいものしなやかなものが向いています。グリーンならアイビーやスマイラックス、ハゴロモジャスミン 花ではオールドローズのように茎が柔らかいバラやスプレーバラ、ランなどのラインフラワー、カラー、ブルースターなど。 流れ落ちる部分を正面ではなくやや斜めにするとより流れ落ちるイメージが分かりやすいでしょう。そのときバランスをとるため反対方向にも花を入れます。 ダークなロホミルタスとワレモコウ、バラの実が秋の雰囲気です。 制作: 吉田 真理子
ローヤルの基本型レッスン ⑬L型 2009年07月04日 | 基本型レッスン カノンレッスン アルファベットのLの形です。ベーシックでは植生を生かすために、縦のラインはバーティカル、まっすぐ上に伸びる花材のラインを生かします。横のラインはホリゾンタル、水平にしても違和感が無い、その花の良さを損なわない花材の選択が大切です。 縦横それぞれ違う花を使いますからばらばらな感じにならないように、共通の花材を入れたり、同じ色を使うことでまとまり感を出しましょう。 制作: 田中 伸一 こちらは L型から新しいデザインを考えていくために造形的に花を扱った作品です。単純な線であらわすことで そのものの形の特徴が分かりやすくなります。 縦横のラインの長さを変えるだけでもまた違ったイメージのL型になります。 ただこれ以上変えるとLにはみえなくなりそうです。 どこまでがLに見えるか、Lってどういうものなのかがこんなアレンジを作ると改めてわかってくるのです!ちょっとむつかしいでしょうか? 制作: 松永 真実