gooスタッフのブログ旅日記
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「モーターショーの父」は、なぜモーターショーを始めたのか
閉幕後も写真やインタビューで楽しむ「東京モーターショー2005公認サイト」

フェアレディZの父でもありモーターショーの父とも言えるモータージャーナリスト・片山豊さんインタビューに感動しました。

今から50年前に、東京の日比谷公園で最初のモーターショーが「全日本自動車ショー」として開催されました。その立役者である片山さんが、当時のことを語ってらっしゃいます。

「どこの会社がいいとか、どこのものが優れているとかいう競争をしないで、それぞれが一生懸命やった製品を並べて一般の人たちに見てもらって、自動車の知識の宣伝をすると同時に、自動車とは何か、自動車はこれから何をするものなのか、自動車はこれからどう伸びていくのか。私の会社はこんな風な会社です。そして日本の自動車の現在の姿を知ってもらいたいと思ったんです」
インタビュー Vol.1より


この「自動車」を「インターネット」に置き換えたら、私たちの業界にもぴったり当てはまりますね。実際、モーターショーほどの派手さはないものの、IT関連のショーもすでにいろいろあります。


50年前、片山さんは日産自動車の広報を担当していたそうです。その頃、広報(パブリック・リレーション)とはまだ新しい概念で、「宣伝」とどう違うのか、なかなか周囲に理解してもらえなかったそうです。

個人的な解釈ですが、簡単に言って「宣伝」とは広告やCMタレントの言葉などを通じて(良い方に)加工したメッセージを流して良いイメージを持ってもらうこと、「広報」とは企業が直接ありのままのメッセージを流して、ありのままを理解してもらうこと、という違いがあると思っています。

単純に考えると、加工したメッセージで良いイメージを持ってもらった方がいいんじゃない? となりそうなものです。でも実際には、加工されたメッセージは心の奥深くまで届かないことも多い。ありのままの事実を伝える等身大の言葉のほうが、強くお客様の心に響く、ということはよくあるんですよね。

「自分から発信しないでいると、会社の意思がなくなって、うっかりすると会社の言いたいことが伝わらないんじゃないか、という気がしたのです」
インタビュー Vol.2より


だから自分(たち)自身で発信したい。これは、そのまま「gooの歩き方」の考えでもあります。実際のショーではありませんが、gooスタッフの思い、考えを直接お伝えできる場所として、これからもご注目いただけるようにがんばります。

編集スタッフ 山田でした。
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