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こだわりの小市民レビュー~映画・小説・ニュースからダイエット・環境問題まで

レコーディングダイエットでフルマラソン完走。その他サブカルチャー、環境問題もあり。役に立つこだわり記事にご期待を!

おっぱいバレー

2010年01月16日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
おっぱいバレー [DVD]

VAP,INC(VAP)(D)

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 口にするのが恥ずかしいタイトルの映画ですが、ようやくDVDで鑑賞しました

 想像していたよりもはるかにまともな映画で中学生男子の青い想いを健康的に描いた佳作だと思います。映画館で観るほどのご馳走的作品ではありませんが、それなりに爽やかな感動が得られました。

 こんなお話はTVシリーズにした方が登場人物に感情移入できて良いと思います。
エピソードももっと増やした方が楽しめたと思います。

 しかしもし試合に勝てば先生は「見せる」つもりだったのでしょうか
勝ってしまった時のバージョンも観てみたいと思います。中学生に戻ったつもりになればどんな男子もそう思うと思いますよ。





スラムドッグ$ミリオネラ

2010年01月12日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
スラムドッグ$ミリオネア [DVD]

メディアファクトリー

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 インドの貧困さをあえて深刻に考えこまさず、考えるきっかけにさせてくれる作品でした。
 ストーリー・人物描写とも深堀ができているとはいえませんが、華やかなサクセスストーリーの体裁をとっていることにより、違和感が少ない人も多いと思います。

 しかし、あまりメッセージ性を求めずに純然たる娯楽映画としてみた方が楽しめるし、製作者の意図もそこにあるのではないかと思います。

 ラストのレビューシーンにより救われた気がしますが、努力して幸運を勝ち取るわけではなく、その代償も大きいので少々後味が悪かったですね。



年末年始の休暇中に読みたい大長編漫画ランキング - gooランキング

2009年12月27日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
年末年始の休暇中に読みたい大長編漫画ランキング - gooランキング


 大長編マンガの定義がわかりませんが、長く続いている連載マンガで面白くないものはないと思います。

 美味しんぼなど20年以上、こち亀など30年以上連載しているものでしょうが「偉大なるマンネリズム」というか独特のルティーン性を持っています。革命的な構成を持つマンガや意表を突く構成では長続きしなくともやむをえないでしょうね。

 しかし今の作家よりも過去大量の作品を供給した作家には勝てないと思います。
手塚治虫だけではなく、横山光輝もすごい作家ですし、石森章太郎・赤塚不二夫、永井豪などキラ星のような才能を持つ作家が昔は多かったと思います。

 昔は良かった式の論議はダメですが、こんなことからも日本社会の縮小を感じてしまって淋しいです。




風が強く吹いている

2009年11月19日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)
三浦 しをん
新潮社

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 映画「風が強く吹いている」を観ました。

 前評判が高かったことと陸上競技をはじめた子どもが興味を持ったので、鑑賞
 駅伝という地味な素材をうまくまとめて爽やかな作品に仕上げていると思います。スポーツモノ映画は「バッテリー」以来でしたが、たまたま同じ林遣都君が出演していました。

 箱根駅伝を目標にする三流大学の陸上部。
選手一人ひとりのエピソードを積み上げてひとつの目標を達成していく過程を見せる映画、私が好きな「強者集結のカタルシス」がありました。

 この映画も一種、原型は「七人の侍」だと思います。
勘兵衛役の小出恵介演ずる「ハイジ」、見ていて気持ちのよいリーダー像でした。会社でも学校でもあんなリーダーなら付いて行けるという理想のリーダーだと思います。

 欲を言えば、無理をして出場したレースの代償をしっかり描いてもよかったと思います。この原作では厳しい目のラストらしいので、近日中に読んでみます。




沈まぬ太陽

2009年11月01日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
日航撤退計画、路線維持へ支援策検討…国交相(読売新聞) - goo ニュース

 「沈まぬ太陽」、観てきました。

 エンドクレジットが流れた後、「この作品はすべてフィクションです」と明示されますが、モデルが日本航空であるのは周知の事実です。
 このような形にしていれば訴えられるリスクも減らせます。

 上映時間3時間半の映画、朝一AM10:30の回で鑑賞しましたが、年配のお客さんが多かったですね。社会派映画にもかかわらず、いつもガラガラの映画館が8割方お客さんが入っていました。
 ほとんど原作を読んだ人だと思いますが、関心が高いことが実感できました。

 しかしこの映画、きわめて重いテーマを持っています。
生き方・価値観・人命・政治・運命…

 人は何のために生きているのか
御巣鷹山事故の導入部からグイグイ画面に引き込まれていきます。

 あの事故を知っている人ならもちろん、ほとんど知らない若い人でも自分が事故機に乗っているような気がするのではないでしょうか?

 この種の一種「苦難モノ」、主人公に感情移入できるかどうかが感動の大きさに比例します。
 恩地さんの場合、東大出身で超一流企業「国民航空」に就職、労使運動に注力します。いかに左遷されても雇用は保証されており、生命の危険もありません。
 そう考えると切迫感は少なく、日々職を失うことの恐怖と戦っている現代2009年のニッポンサラリーマンよりもはるかに「苦痛」はマシであるようにも見えます。

 映画では自然に勤めていましたが、労組の委員長にしても原作では皆に担ぎ出されたもの。
あくまで、社員と会社のため労働運動を行っていた恩地さんの行動動機は「善」そのものです。

 現在の日本航空の惨状、この時に本気で改革が出来ていれば免れていたものだと思います。報道されているような事態にはならなかったはず。
 経営者の当事者意識の無さが象徴的です。
この映画に出てくる経営者連中が今の事態を招いたようなものでしょう。

 この作品は「「あなたならどうするのか?」
というよりも恩地さんの生き方を通して「人はどう生きていくのか?」を訴求する作品だと思います。

 勧善懲悪を示唆する安直な映画ではないだけに考え込むところが大きいです…





映画版松本清張全集

2009年10月25日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
松本清張傑作映画ベスト10 1 砂の器 (小学館DVD BOOK)

小学館

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 小学館から「松本清張傑作映画ベスト10」が発刊されました。

 「東宝特撮映画DVDコレクション」も嬉しいですが、この企画もいいですね。
なかなか放送もされにくくなっているので心を打つ作品を3,000円という価格で世に出すのは屑みたいな新刊本を出版するよりも値打ちがあると思い案す。

 この第一号「砂の器」。
原作を超えたと評されることもありますが、原作と映画は別物だと思うので映画だけを観た人には原作を読むこともお勧めします。

 映画はもちろん素晴らしい出来ですが、丹波哲郎の同僚である若い刑事を演じる森田健作…

 この映画では良い演技をしているのですが…
 知事になったのが嬉しくてたまらないのでしょうか、なんだか発言や態度を見ると神経症な感じすら受けます。

 まあこの名作とは関係ないことなんですが





黒澤明という時代

2009年10月16日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
黒澤明という時代
小林 信彦
文藝春秋

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 さすがに小林信彦、のクロサワ評論本です。

 黒澤作品のファンなら非常にうなずける内容だし、これから改めて旧作を見るにも参考になるところ大です。

 黒澤監督は確か「用心棒」を撮ったときに
「日本の映画はお茶漬けばかりだ!自分はステーキのようなご馳走映画を撮りたい」
 と言っていたのが印象的です。

 この評論でも超一流の映像テクニックを持っているのにもかかわらず技巧に走らず、愚直ともいえるヒューマニズム強調を通した、という論調です。

 映画を観る人によってはそのヒューマニズムを押しつけと感じる人もいるかもしれません。

 晩年の老境ともいえる枯れた作風には未だに違和感を感じますが、最後まで自分が撮りたい映画を撮った人だと思います。天才だけに許される仕事だったといえるのでしょうか





遥かなる山の呼び声

2009年08月27日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
遥かなる山の呼び声 [DVD]

松竹ホームビデオ

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 農園で栽培している韓国かぼちゃがあまりに結実しないので、先日受粉させました。受粉は朝一にというのが定番ですが、どうしてもいけなかったので夕方に作業しました。

 雄花も雌花ももうしぼんでいましたが、花弁を開き強制的に花粉を付着させました。雄花は豊富な花粉を持っていて、花の中にもたくさんムシはいましたが、花から花へ動き回る感じの連中ではありません。
 結局、結実させ得るのはハチだけなのでしょうね。

 雄花、雌花の形状からして、まるで牛の人工授精をしている獣医さんのような気になりました。
 植物というより、より野生的な動物を人工交配させるという感じだったからです。

 そこで思い出したのがこの映画。

 同じ山田洋次監督「幸せの黄色いハンカチ」の陰に隠れてあまり有名ではありませんが、和製シェーンのような高倉健がカッコよかったですね。

 牛の種付けにやってくる獣医を渥美清が演じていました。
ひょうひょうとした演技は寅さんとはまた異なる味を出していました。








星守る犬

2009年08月23日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
星守る犬
村上 たかし
双葉社

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「星守る犬」(村上たかし著・双葉社)を読みました。

 村上たかしの代表作「ナマケモノがみてた」、以前読んでいたので作風は知っていましたが、かなり印象は違いました。

 あとあとまで感動が残る良い作品でした

 犬の立場でストーリーが進んでいきますが、動物が得意な作家だけに画にも愛情がこもっています。
多分本当に犬はこうおもっているのだろうなあ、という説得力もあります。

 あとがきに作者の想いが記されていますが、お父さんは自分の人生の選択が間違えていなかったのかどうか?もし間違えていたならどこで間違えたのか

 犬と旅に出るロードムービーのような趣もある本作ですが、作者が語りたかったのはなにか

・ちょっとした事で壊れる人生の悲哀
・優しい人ほど損をする殺伐たる世相
・能動的に生きない人は損をする
・自分を取り巻く人々には正面から付き合う
・自分の意見や目標を持つことの重要性

 などを私は感じました。
1時間もあれば十分読めてしまうマンガですが、非常に奥深いのでまだ知らない人には是非読んでほしいですね。哀しいと同時に人に優しくなれるかも知れません。

 私はむしょうに犬が飼いたくなってしまいました…








車いすの不死鳥

2009年08月16日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
車いすの不死鳥―絶望の淵から夢を追って
清水 哲
主婦と生活社

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 PL学園野球部から同志社大へ進学、1年生の試合中に相手選手と激突して頚椎損傷の重度障害者に…

 プロ入り確実の素晴らしい才能と実力を持った野球選手から事故で一転して重度障害で手足が動かなくなってしまった清水哲さんの本です。

 飛行機の利用しにくさや地域別の福祉事情に差があることなどがありのままに記されていますが、何よりも大事なのは生きていく希望を失ったらいけないということ

 とかく絶望的になってしまいますが、生きている事はそれだけで素晴らしい事であり、どんな人にとっても何らかの意味があるのだと思うのです。清水さんにとってあの事故は今でもリセットしたいものでしょうが、運命を受け入れて前向きにそれに対処する考え方が必要だと思いました。

 自分の生活が厳しくて何もやる気がしない、自分などいないほうが良いのではないか?

 私もそう考えて落ち込むことが増えてきました。しかし、そんな寝言を言っていても始まらない。逃げてもなんの問題も解決しない。

 と勇気ずけられる本でもありました。