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こだわりの小市民レビュー~映画・小説・ニュースからダイエット・環境問題まで

レコーディングダイエットでフルマラソン完走。その他サブカルチャー、環境問題もあり。役に立つこだわり記事にご期待を!

この人の本はすごい

2012年07月29日 | SFモノ・・・センスオブワンダーを楽しむ
最悪 (講談社文庫)
奥田 英朗
講談社


 初めて読みましたが、奥田英朗さんの作品にははまりました…

 まずはこの「最悪」、強者集結とは真逆のネガティブストーリーに敬服しました。
一人ひとりの生活・生活描写をねっとりと正確にうつし込んでいく…

 ものすごい臨場感があります。
特にあの工場主と近隣とのやり取りには自分もきっとそうせざるを得ないという感じである意味あきらめの境地

 しかしそれが最後にすべて集結してそれなりの大団円

 しかし、これがセンスオブワンダーの本質だと思います。

猿の惑星ジェネシス

2012年04月21日 | SFモノ・・・センスオブワンダーを楽しむ
猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー(ブルーレイケース)〔初回生産限定〕 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


 劇場公開で見逃していたので「猿の惑星ジェネシス」、DVD鑑賞しました。

 やはり第1作をTV放送で見たインパクトには遠く及びませんでした
ストーリーはもとより、全編に流れるSFテイストに遠く及びません。

 第1作の猿が人類に取って代わったと最後に判明するストーリー、SFとしてはきわめて優れており、今でもあのラストシーンが夢に出てくらいにショッキングでした。個人的には衝撃度、ヒッチコックの「サイコ」に匹敵します。

 さすがあのミステリーゾーン、ロッド・サーリング脚本だと後日、納得しました。

 しかしこの新作、ストーリーが平坦すぎて驚きがありません
アルツハイマーの試験薬から猿の知能を引き出してしまったというストーリーには期待しましたが、アイデア倒れでしたね。

 いかにCGによる特撮と特殊効果ががすごくてもセンスオブワンダーにはつながらないと証明したような作品でした。

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ダイイング・アイ

2011年11月23日 | SFモノ・・・センスオブワンダーを楽しむ
ダイイング・アイ (光文社文庫 ひ 6-11)
東野 圭吾
光文社


 マネキン人形というのは怖いものです
子供の頃の恐怖が甦りました。

 確か、水木しげる原作の「悪魔くん」(TVドラマ)でもマネキン妖怪のお話があり、怖くてトイレに行けなくなったりしました。トラック満載のマネキン人形を目撃した事もあってかなりトラウマになりました。

 今でも怖いです…

 推理・ホラー・怪奇・エロ、色々な要素を持ったエンターテイメント小説で一気に楽しめました。
主人公がシュールな男なのも現実的で面白かったです。教訓めいたところもあり、倫理的にも共感できる娯楽小説です。

 売れて当然ですね




タイムマシンはできない

2011年09月24日 | SFモノ・・・センスオブワンダーを楽しむ
ニュートリノ実験 専門家ら驚き 「タイムマシン可能」「検証を」(産経新聞) - goo ニュース

 「タイムマシン」はできません

 未来や過去から来た人はいないからです。

 しかし、SFの世界でよく言われるように時間の概念そのものが変わる(われわれが考えていたモノと異なる)のであれば、それは多元宇宙の素になるかもしれないと思います。

 




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総天然色ウルトラQ

2011年08月31日 | SFモノ・・・センスオブワンダーを楽しむ
『総天然色ウルトラQ』DVD-BOX ?
クリエーター情報なし
バンダイビジュアル


 これはすごい企画です

 怪獣ファンにとっては夢というか、想像もしていなかったことかもしれません。
ウルトラQはあくまでモノクロ映像であり、ゴジラ第1作と同じような古典的作品としての認識だからです。

 ただし…

 高価なDVDボックス、購入は大変です。
早くレンタル可になって欲しいです。

 




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さよならジュピター

2011年08月07日 | SFモノ・・・センスオブワンダーを楽しむ
さよならジュピター デラックス版 [DVD]
クリエーター情報なし
ジェネオン エンタテインメント


 トホホSFの代表格として紹介される事も多い本作

 公開当時は、「邦画初」といっても良い本格宇宙SFという触れ込みでした。
小松左京自らが監修にあたって、CGを駆使した映像、綿密な脚本、とにかく壮大なスケールの映画だとかなり期待して映画館に行きました。

 感想は
当時大学生だった私にもトホホな作品でした…

 三浦友和の無重力SEXシーン、森繁久弥の地球総裁など爆笑または変なシーンはテンコ盛りでしたが、木製を太陽化して危機を回避するというストーリーに観客はついてこれず、映像と脚本が水と油のように遊離した映画だなと思いました。

 小松さんはやはり小説に専念したほうが良いなあと当時思ったものです。

 この映画よりも20年以上前の「妖星ゴラス」の方がはるかに面白いです。

妖星ゴラス [DVD]
クリエーター情報なし
東宝


 小説は小松左京作品、不滅の輝きを今でも持っています。


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追悼~日本アパッチ族

2011年07月30日 | SFモノ・・・センスオブワンダーを楽しむ
日本アパッチ族 (光文社文庫)
小松 左京
光文社


 小松左京さんが亡くなりました…
私にとって父親世代の人であり、いわゆる頭が良い人として象徴的な作家でした。

 講演も聞きにいった事があります。20年以上前になりますが

 私の場合、小松情報は作品と筒井康隆さんのエッセイからがほとんどですが、硬軟取り混ぜてあらゆる意味で器が大きく包容力ある人だったと思います。

 初期のSF作品「日本アパッチ族」を紹介します。

 大阪が焼け跡だったときの雰囲気をうまく生かした小説です。

 レージーキャッツ主演の映画化企画があったそうですが、見てみたかったですね。
東宝特撮映画としても面白い作品になったかもしれません。







塩の街

2011年07月01日 | SFモノ・・・センスオブワンダーを楽しむ
塩の街
有川 浩
メディアワークス


 なかなか面白いSFでした。

 終末SFとしてかなりのできです。着眼点もよく最後まで楽しめました。

 侵略者が動かず、コミュニケーションできない塩結晶体(鉱物生命体?)だというのも新味を出しています。
終末はいつか必ず来ますが、本当にこのようなそれこそ想定外の出来事によってあっけなく滅びるのかもしれません。

 現実の2011年は本来想定内であるべき原発事故によって亡国の危機に瀕している訳ですが…

 文庫版でなく、ハードカバー版を読みましたが、話の内容や登場人物の設定がかなり異なるようです。規制用語など出版業界の内情を見るようで作者あとがきもなかなか面白かったです。







空の中

2011年06月26日 | SFモノ・・・センスオブワンダーを楽しむ
空の中 (角川文庫)
有川 浩
角川グループパブリッシング


 壮大なSF小説というジャンルになりますが、途中の中だるみと結末の中途半端さがイマイチでした。

 白鯨の正体は、「生命の進化は別の形でもありえる」という仮説の提供として非常に面白かったです。
しかし、そのメカニズム解明は放り出されたままで知的好奇心が満たされません。

 読者に考えろと言う事でしょう。

 とはいうものの、怪獣映画へのオマージュともいえる本作、嫌いではありません。
映像化するなら映画は無理ですが、30分ものアニメにして深夜枠放送なら面白い企画です。