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こだわりの小市民レビュー~映画・小説・ニュースからダイエット・環境問題まで

レコーディングダイエットでフルマラソン完走。その他サブカルチャー、環境問題もあり。役に立つこだわり記事にご期待を!

劇場版MAJOR「友情の一球」

2011年01月07日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
劇場版「MAJOR(メジャー) 友情の一球(ウイニングショット)」 [DVD]
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エイベックス・マーケティング


 野球漫画の金字塔といってよい本作。

 現実から大きくは乖離しない程度にフィクションをふくらませているので、非常に楽しいシリーズです。
原作は残念ながら完結しましたが、何度読んでも勇気があふれてくる野球好きには絶対に勧められますね。

 この映画は原作で空白になっていた小学校5年春から中学1年までの福岡時代を描くもの。
小学生でありながら燃え尽きても良いと判断するリトルリーガー…
そりゃあそんな子どもはいないかもしれませんが、闘志あふれる姿にはエナジャイズされます。

 難を言うと博多が舞台にもかかわらず、博多弁をしゃべる人が一人もでてこない事ですが

 やはりある程度「星飛雄馬テイスト」を残さないと読者の心をつかめない事を作者は良く知っているようです。






赤い指

2011年01月05日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
赤い指 [DVD]
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TCエンタテインメント


 3日にTBS系で放送された東野圭吾原作の1篇。

 ほぼ原作と同じでしたが、私はこの作品あまり好きではありません。
犯人は最初からわかっているのでいわゆるミステリーではなく、「なぜこんな愚かな事をするのか」を犯人家族を軸に描いていきます。

 情けないこと極まりない大人たち(両親)に人間の心を取り戻させようとする加賀刑事の設定は十分ハートウォーミングなのですが、痴呆を隠していたおばあちゃんの心の動きが全く説得力を持っていません。肝心の核心部分に共感できなかったために感動できない作品になってしまいました。

 原作もドラマもその点では同じでした。

 せっかくドラマ化したのならその点をもっと工夫して、現代の世相を切り込む問題作に高めて欲しかったと思います。







箱根駅伝の往路

2011年01月03日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
東洋・柏原、気迫の走り…みんなで取った往路新(読売新聞) - goo ニュース

 今年も箱根駅伝は面白いですね

 不調を報道されていた柏原選手もさすがの走りでした。
学校と自分の為、懸命に走る姿は人に感動を与えます。普段陸上競技のTVはあまり観ない私ですが、今朝の復路も朝一から見ています。

 6区の区間新を出した駒大・千葉選手の激走は凄かったです

 この駅伝競技はオリンピックやアジア大会にも採用して欲しい種目です。
バトン渡しが難しい短距離よりも盛り上がる事間違いなしでしょう。

 採用されない理由はアフリカ勢の独り占め種目になるからかもしれませんが…





ミニシアター

2011年01月01日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
ミニシアター、若者が“敬遠” 観客激減、閉館相次ぐ(産経新聞) - goo ニュース

 2011年になりました

 今年もよろしくお願いします

 ミニシアターに若者が減ったと言う話ですがうなずけますね。
一部の人たちを除いて映画に興味がある若い人は激減したように感じます。

 今でも映画は極上のエンターテイメントだと思うし、一緒に観た映画の感想を語り合うことによってその人の感受性や人間性を分かり合えます。今日元旦はほとんどの劇場で1,000円均一のサービスデイです。

 1,000円分の価値がある映画は少なくないはずです。
もっと映画館に足を運んで感動して欲しいと思いますね。


キムヨナ隠し撮り?

2010年12月29日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
日テレに謝罪放送要求 キム・ヨナを隠し撮り(共同通信) - goo ニュース

 昨晩の放送、たまたま見ていました。

 ロスでは普通のスケートコートで練習していたり、素顔の生活風景が放送されていました。

 別にキムヨナのファンではありませんが、「こんな撮り方しても良いのかな…」とは感じました。ちょっとニュアンスが伝わりにくいですが、底意地の悪さや悪意が見え隠れしました。

 まあ「謝罪要求」するほどの内容ではなかったと思いますが…

 しかしこんな番組をチェックするキムヨナのマネジメント会社、情報収集能力はすごいですね。





インビクタス/負けざる者たち

2010年12月14日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
インビクタス / 負けざる者たち [DVD]
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ


 爽やかなスポーツ映画としてみた方が良いでしょうね。

 マンデラ大統領の略歴から苦節○○年、などという説教じみた老人の愚痴のような映画かと思っていました。監督が老境に達した人ということもあり、晩年のクロサワ作品のような枯れた味の作品化と想像していました。

 想像は良い意味で裏切られました。

 マンデラ大統領をことさら英雄として描くわけではなく、非常にフェアな人物として描く…

 そこには脚色はあまり無く、ありのままの人柄像を表現する。

 「人種対立する国民をスポーツを通じて結束させ、融和する」

 いってみればそれだけのことを描く作品なのですが、見終わった後、得も知れぬ爽やかな風が体の中を吹き抜けるのはやはり監督の力量なのでしょう。






わたしのグランパ

2010年12月11日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
わたしのグランパ (文春文庫)
筒井 康隆
文藝春秋


 これも10年以上前の作品ですが、初めて読みました。心にジーンと響きました。

 私のように「驚天動地」「抱腹絶倒」「恐怖と絶望」を感じさせてくれる作品が好きなミーハー的筒井ファンにとっては近年(といってもここ30年ほどになってしまいますが)の筒井作品はしんどいものでした。

 意図的に奇をてらって書いたつもりの作品も多かったのではないでしょうか
理解できないからでしょうが、純文学的な実験作は読むほうは辛いものです。
正直「メタモルフォセス」群島のような作品を書いて欲しかったです。

 さてこの「わたしのグランパ」、実験作が多いとこんな優しいお話を書きたくなるものでしょうか
ハートウォーミングでかつ不思議感が漂う小品でした。

 しかし、作者が多用するヒロイン名には「珠子」が多いですね。
思いつくだけでも「霊長類南へ」「エディプスの恋人」・・・・

 この作品の珠子さんも非常に魅力的な女性です。






結局相手をなめたからでしょう

2010年10月18日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
阪神、甲子園で連敗…また球児で終わった(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 結局、敵をなめる様な事をしたからこんな結果になったのだと思います。

 勝負事ではいくらショー的要素が強いプロスポーツでも、敵への尊厳と自分への戒めがなければ負けると思います。
 かなり長い間プロ野球を見ていますが、ちょっと思い出すだけでも以下の通りの事例があります。

1.3連勝して巨人はロッテより弱いと言った近鉄の投手(平成2年日本シリーズ)
2.王手をかけそうな優勢ゲームで東京音頭を演奏した阪急応援団(昭和53年日本シリーズ)
3.最下位チーム相手に引退選手の演出を優先

 3が今年の阪神・横浜戦で村田が3ランを打った試合です。
真剣勝負なのに、引退選手のテーマ曲で入場したり、2死後に交替すると決めている事が公表されたり…

 阪神ファンでも不快な人は多かったと思います。
「勝負はゲタを履くまでわからない」(語源不明)はよく言った言葉です。

 「あと一人」コールや7回の攻撃時に風船を飛ばす風習もあまり良くないと思いますね。





一瞬の風になれ

2010年10月03日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫)
佐藤 多佳子
講談社


 高校陸上部員の成長を描く感動作

 評判通り非常に爽やかな作品でスッキリしました。
ラストも未来を予感させる良い終わり方でした。

 しかし体育が大の苦手だった私にとって最も無縁だった陸上部…
どんな練習をして生活をしているのか、疑似体験も面白かったですね。

 イチニツイテ・ヨウイ・ドン の三部作。
一気に読破しました。





勝負事をなめるとこんな結果に

2010年10月01日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
虎、まさかの逆転黒星 球児痛恨の被弾 自力優勝消える(産経新聞) - goo ニュース

 この逆転ホームランは勝負をなめた結果だと思います

 2死後に捕手を矢野選手に交代して引退セレモニーにつなぐ予定だったとか…
敵をなめるような事をしていては、勝負事には勝てません。
 阪神ファンがどう思っているのかは知りませんが、ファンにも失礼な話だと思います。

 私が阪神ファンなら激怒します

 ファンサービスはあくまで勝負に勝ってからだし、「勝つ」以上のファンサービスはありません。

 しかし、プロの意地を見せ付けた村田選手は素晴らしいですね。
残念ながら横浜は今年限りでなくなってしまいそうなので少ない残り試合を、ファンならじっくり見るべきでしょう。

 あと数試合で身売りを宣告された阪急ブレーブスファンからの意見でした。