goo blog サービス終了のお知らせ 

こだわりの小市民レビュー~映画・小説・ニュースからダイエット・環境問題まで

レコーディングダイエットでフルマラソン完走。その他サブカルチャー、環境問題もあり。役に立つこだわり記事にご期待を!

超バカの壁

2010年10月21日 | 環境モノ・・・地球環境と生活環境
超バカの壁 (新潮新書 (149))
養老 孟司
新潮社


 画一化して物事を決め付けようとするのはこの国だけではありませんが、特に一元的な論議になりがちなのはあらゆる分野で目立つことです。

 子どもの時から型にはめようとする教育を受けてきた私たち、この本で助けられたと思うのは非常に多いと思うのです。
使命感を持って生きるのは素敵なことですが、「命あってのものだね」です。

 仕事など道端の穴を埋めるような程度のつもりで気楽にやりましょう。





生物多様性会議

2010年10月11日 | 環境モノ・・・地球環境と生活環境
生物多様性会議が開幕 月末にかけ厳しい交渉(共同通信) - goo ニュース

 今日から名古屋で開催されている生物多様性会議。

 「最初の5日間は遺伝子組み換え生物が輸入国で生態系や人の健康に被害をもたらした場合の補償措置について協議するカルタヘナ議定書を補足するルール(補足議定書)が協議される」

 そうです。
要するに「遺伝子組み換え生物が損害をもたらせた場合の保障方法を決める」ということなのでしょうか
非常にわかりにくい説明です。具体的にどのようなケースを指したり想定しているのかもわかりません

 NHKで朝から特別番組を組んで放送していますが、一般市民の関心は得られにくいと思います。

 18日からは生態系を守るための世界目標を話し合うらしいですが、温暖化と同じように実効を伴わないパフォーマンスだけの会議になるのではないかと思います。
 生物多様性の重要性よりもそれを食い物にしようとする勢力ばかりが目に付きます。





イトカワの微粒子

2010年10月09日 | 環境モノ・・・地球環境と生活環境
「はやぶさ」微粒子の画像公開 イトカワ由来の可能性も(共同通信) - goo ニュース

 最近報道がないのでイトカワの粒子は検出されなかったと思っていました。

 しかし、微粒子の画像が公開されました

 1000分の1mm以下といっても地球外の物質であればこれはすごいことです。
もっと話題になっても良いと思います。隕石以外ではアポロが持ち帰った「月の石」以来のはずです。

 しかしこの微粒子から何がわかるのでしょうか
ちょっと私にはわかりません。





正義で地球は救えない

2010年09月22日 | 環境モノ・・・地球環境と生活環境
正義で地球は救えない
池田 清彦,養老 孟司
新潮社

このアイテムの詳細を見る


 「正義で地球は救えない」(新潮社刊・池田清彦 養老孟司共著)を読んでいます。

 いわゆる環境本、あまり多くを読んでいる訳ではありませんが、今まで読んだ中では最も共感できる本です。

 特に温暖化とCO2対策

 今行われている多くの施策に違和感を感じている人は非常に多いと思います。
少しでも考える習慣と環境問題に関心がある人なら間違いなく疑問を持っているでしょう。いかにゴアさんに洗脳されていたとしてもです。
 詳しくは知りませんが、CO2ガスを地中に埋める計画など億を超える予算を計上しているはずだし、「排出権取引」など常軌を逸しているようです。

 エコポイントやエコカー減税、何という目先の消費喚起だけを狙った施策なのでしょうか

 本気でCO2を削減しようというなら真逆の事を推進しているとしか思えません。それなのにマゾヒストのようにCO2ガス削減を約束するのは一体どのような了見なのでしょうか

 無知とその場しのぎで不平等条約を締結した幕府と同じではないでしょうか

 羊のようにおとなしい日本国民ですが、ぶちきれると「窮鼠ネコをかむ」のは歴史が証明しています。
 ぶちきれる相手は決して中国ではなく、自国の誤った施策を勧める政府と誤った世論を誘導するマスコミに対してであって欲しいです。





奇跡のリンゴ

2010年09月21日 | 環境モノ・・・地球環境と生活環境
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
石川 拓治
幻冬舎


 昨日、「舞台りんご-木村秋則物語-トークイベント」(兵庫県立芸術文化センター)に参加してきました。

 この本通りの人でした。
朴訥とした語りですが、非常に明晰で何を訴えたいのかが非常によく理解できました。

 手塩にかけた自分のリンゴ園を人に任せてまで講演や農業指導を行っているのは、無農薬無肥料栽培を啓蒙するだけではなく日本農業の問題(食料自給率や農業人口の低下など)を解決するためであると言われていました。

 この人に限っては売名や金目当ての動機を感じません。
企業の経営者にもこんな姿勢を見習って欲しいと思いますが、私もひとつの信念を貫き通したいと思います。

 「貫き通すべき信念」を早く見つけないといけないのですが

 木村さんには純粋に頑張って欲しいと思います。






胸部レントゲン撮影から考える

2010年09月08日 | 環境モノ・・・地球環境と生活環境
「小沢氏支持」で動く 鳩山氏、首相への怒り爆発(産経新聞) - goo ニュース

 今日、1年一度の健康診断を受けました。

 身長体重、視力聴力、血圧、検便と検尿、胃の検査(バリウム)と簡単な問診。
少し前に不要ではないかと話題になった胸部レントゲン撮影、腹囲測定(とってつけたようなメタボ検診)もありました。

 流れの中で普通に誰も何も言わず、この検診を受けていました。
ほとんど皆、サラリーマンなので自分の懐が傷まないからでしょう。恥ずかしながら少なくとも私はそうでした。
 自分がカネを払うなら、絶対この項目は削除してコストダウンをはかります。まあ窮乏生活ゆえ健康診断自体が受けられないかもしれませんが・・・

 いずれにせよこの「胸部レントゲン撮影」、本当に不要な検査だったのではないでしょうか?

 やはり必要な検査であり、「標準検査項目には引き続き入れる」などという発表は一度も聞いたことがないし、この検診で肺の病変が発見された人の話も聞いたことはありません。

 結局、この検診で食っている人たちの力が強かったのでしょう。
政権交代の意味はこの様な既得権益を破壊して真に国民の生活に益をもたらせようというものだったのでは?

 事業見直しなど諸改革もこの様な小さな視点からしっかりしてくれれば、国民は見直します。
 腐った業界への利益確保よりも、国民の立場から意味がある施策を実施して欲しいです。

 現総理には残念ながら、そんな改革が実行できる政治家としての力量があるとは思えません。総理就任後、全くの無策だからです。もうこの国には小沢さんしか力量のある政治家はいないと思えるのですが・・・





自殺大国ニッポン

2010年09月04日 | 環境モノ・・・地球環境と生活環境
河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学 「自殺大国」に甘んじるニッポン株式会社の“異常” 顔の見えるつながりが命を救う(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

 身近な人を自殺で亡くした訳ではありませんが、毎日のように人身事故を起こす電車を利用していると全く人事ではありません。

 底知れない絶望感に苛まれる時は私にもあります。
会社、家族に代表される社会から必要とされていないと感じる時、耐え切れる人はあまりいないと思います。

 ほんのちょっとしたきっかけで生きる活力を取り戻せる人は多いはずです。

 結局は一人ひとりが優しくなれるような、カネではない新しい価値観を持つ人が主流になるしか解決策はないでしょう。政治の世界にもそれを求めますが、未だにカネありきの経営を行うような企業に厳しい目を向けて、許せない企業には鉄槌を下す意思を一人ひとりが持つべきだと思います。





猛暑対策

2010年09月01日 | 環境モノ・・・地球環境と生活環境
公明党が猛暑対策…生活保護世帯に夏期加算(読売新聞) - goo ニュース

 こんな政策が出て来るくらいの猛暑が続いていますが、極めて対処療法の付け焼刃ですね。

 生活保護世帯ではエアコンも設置されていない場合が多いでしょうが、困窮している世帯に加算しても食費その他に使われる可能性が高いと思います。

 生活保護世帯を助けるよりも、生活保護世帯を減らそうとする施策にシフトしないといつまで経ってもこの国は良くならないと思います。





サムソンの成功原因

2010年08月22日 | 環境モノ・・・地球環境と生活環境
元サムスン電子常務・吉川良三氏「日本がものづくりで韓国に勝てない理由」(GLOBIS.JP) - goo ニュース

 サムソンの利益は日本の弱電5社の合計を上回ったとか…

 この報道を読むと結局、日本追従を止めてハードランディングに成功したからの様に解釈できます。

 サムソンがすごいというよりも、集約されて効率をあげた仕組みは外的な要因が大きいと思うのです。これからそれは続くかどうかは企業努力にかかっていると思います。世代交代しても持続性を持った企業経営ができるかどうかがポイントになるでしょう。

 日本企業の危機意識についての指摘もズバリです。
気がついて大きく舵をきりなおした企業が生き残るでしょう。個人レベルでも充実した仕事をしていくためには同様の考えが必要です。

 食っていけるから といってもぬるま湯につかっていてはいけません。






南極の氷が溶けない理由

2010年08月18日 | 環境モノ・・・地球環境と生活環境
温暖化でも南極の氷が溶けない理由(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース

 なかなか難しいことを書いていますが、要するに現在むしろ増えている南極の氷も今世紀中に溶け出すということです。

 溶け出すとすれば一気になりそうな気がします。
環境変動はジワジワ起こるというよりも一気に起こってきたような気がします。

 例えば年間数センチ動いているという日本列島。
本当に数万年かけて少しずつ動いてきたという確証はないと思います。

 海水面が上昇しなくとも一気に南極の氷が溶けて、大津波が全地球的に発生して終末の日が来るかもしれません。まあその日が来れば皆でさようならということなのですが。