日本ライオンズクラブ会長の皆様へ
早いもので2011-2012 年度もあと1 か月あまりを残すばかりとなりました。会長として各々クラブをリードしてきたこの1 年間は、私の国際会長としての1 年間同様、皆さんにとって実り多く刺激に満ちたものだったと思います。
アジア出身の国際会長として、多くの友人がいる日本のライオンズには、私自身特別な尊敬と親愛の情を持っています。近年の日本は、会員数の減少傾向が続いており、活力の低下が心配されていますが、しかし、現在も会員数世界第3位の日本は、その奉仕への取り組みや国際的な貢献において、今もアジアを牽引し、多くのライオンズの模範となる存在です。私はぜひとも日本ライオンズが会員数においても増加を維持し、活力を取り戻してほしいと願っています。そのためにも、皆さんに年度末に向けて一層の努力をお願いしたいと思い、このメッセージをお送りする次第です。
折につけお話してきたとおり、ライオンズで「会長」を名乗るのは国際会長とクラブ会長だけです。クラブこそが国際協会の会員であり、基盤であり、最も大切な組織であると私は信じています。そして、地域コミュニティへのサービスという共通の目標をもって同じクラブにいる会員同士が、お互いを家族のように尊敬しあい、大切にしあうことが何よりクラブの会員維持に効果があり、重要であることを、私はこの1 年間「マイクラブ・マイファミリー」プログラムを通じて皆さんに訴えてきました。この1 年間を締めくくるにあたり、クラブ会長として、大切なクラブの仲間を一人として失うことなく次年度につなげることを、私に約束してください。そのために、例会に来なくなった会員に声をかけ、居心地が悪そうにしている会員がいないか、目を配ってみてください。この年度中に退会してしまった人も、再入会の可能性があるかもしれません。クラブを1 年間率いた皆さんには、クラブをベストの状態で次年度に引き継ぐ責任があり、皆さんにはそれができると、私は信じています。
けじめを大切にする日本のクラブでは、年度末の節目の時期に退会や解散が多く見られます。しかし、会員を減らすことはそれだけ奉仕を行う手が減ってしまうことであることを、会長である皆さんはよくご存知だと思います。退会の理由を知り、どうしたらその理由を取り除くことができるのか、あきらめずに考えてみてください。必ず何か方法があるはずです。
クラブ会長である皆さん一人ひとりがそれぞれのクラブを維持し、一人でも多くの新しい会員を迎えることが、日本ライオンズの活力につながると信じています。改めてこの1 年の皆さんの努力に感謝すると同時に、残り1 ヶ月の皆さんの取り組みに、大いに期待しています。
ライオンズクラブ国際協会 2011-2012年度 国際会長ウィンクン・タム
早いもので2011-2012 年度もあと1 か月あまりを残すばかりとなりました。会長として各々クラブをリードしてきたこの1 年間は、私の国際会長としての1 年間同様、皆さんにとって実り多く刺激に満ちたものだったと思います。
アジア出身の国際会長として、多くの友人がいる日本のライオンズには、私自身特別な尊敬と親愛の情を持っています。近年の日本は、会員数の減少傾向が続いており、活力の低下が心配されていますが、しかし、現在も会員数世界第3位の日本は、その奉仕への取り組みや国際的な貢献において、今もアジアを牽引し、多くのライオンズの模範となる存在です。私はぜひとも日本ライオンズが会員数においても増加を維持し、活力を取り戻してほしいと願っています。そのためにも、皆さんに年度末に向けて一層の努力をお願いしたいと思い、このメッセージをお送りする次第です。
折につけお話してきたとおり、ライオンズで「会長」を名乗るのは国際会長とクラブ会長だけです。クラブこそが国際協会の会員であり、基盤であり、最も大切な組織であると私は信じています。そして、地域コミュニティへのサービスという共通の目標をもって同じクラブにいる会員同士が、お互いを家族のように尊敬しあい、大切にしあうことが何よりクラブの会員維持に効果があり、重要であることを、私はこの1 年間「マイクラブ・マイファミリー」プログラムを通じて皆さんに訴えてきました。この1 年間を締めくくるにあたり、クラブ会長として、大切なクラブの仲間を一人として失うことなく次年度につなげることを、私に約束してください。そのために、例会に来なくなった会員に声をかけ、居心地が悪そうにしている会員がいないか、目を配ってみてください。この年度中に退会してしまった人も、再入会の可能性があるかもしれません。クラブを1 年間率いた皆さんには、クラブをベストの状態で次年度に引き継ぐ責任があり、皆さんにはそれができると、私は信じています。
けじめを大切にする日本のクラブでは、年度末の節目の時期に退会や解散が多く見られます。しかし、会員を減らすことはそれだけ奉仕を行う手が減ってしまうことであることを、会長である皆さんはよくご存知だと思います。退会の理由を知り、どうしたらその理由を取り除くことができるのか、あきらめずに考えてみてください。必ず何か方法があるはずです。
クラブ会長である皆さん一人ひとりがそれぞれのクラブを維持し、一人でも多くの新しい会員を迎えることが、日本ライオンズの活力につながると信じています。改めてこの1 年の皆さんの努力に感謝すると同時に、残り1 ヶ月の皆さんの取り組みに、大いに期待しています。
ライオンズクラブ国際協会 2011-2012年度 国際会長ウィンクン・タム