山田国際会長からのメッセージ

ライオンズ会員各位

皆さんはクラブの役員として、クラブを新たなレベルでの成功に向けてリードする機会をお持ちです。優れたリーダーは会員に新たな活力を与え、奉仕の質を高めると同時に、クラブで取り組む100周年記念行事を心に残るものとすることができます。

優れたリーダーシップは単なる天賦の才能ではありません。リーダーとしてその最大限の可能性を発揮するために継続的に向上させなければならないのが、スキルです。ライオンズにおいてリーダーシップのスキルを伸ばす素晴らしい機会をすべて利用するよう、リーダーの皆さんとクラブにお勧めいたします。

まずはグローバル指導力育成チームに連絡することから始めてください。地区コーディネーターは、新しいリーダーの育成はもとより、経験豊富なリーダーが地区、さらにはその上のレベルでより大きな役目を担う準備が整うようにするためにも、地域における研修の機会を推奨したり企画することができます。皆さんやクラブの会員が向上したいと望むスキルを磨くのに役立つ自習コースや個別指導、そしてウェビナーなど、ライオンズクラブ国際協会が設けているオンライン学習コースを、ご都合の良い時に利用できることも忘れないでください。

新しいリーダーシップのスキルを磨き、また新しいライオンズリーダーを育て上げることに決意をされた時にこそ、皆さんは継続的な発展に向けクラブの態勢を整えることになるのです。
どうぞよろしくお願いいたします。


国際会長 山田實紘


リーダーシップを強化しよう！

優れた研修こそが、優れたリーダーを育てるカギです。以下は、皆さんやクラブ会員の新たな指導技能習得に役立つ幾つかの方法です。

GLTを頼りにする

グローバル指導力育成チームがどのようにして皆さんのリーダーシップとクラブを次のレベルに引き上げる手助けをすることができるか学んでください。

オンライン学習コースを利用する - 向上させたいスキルを、自分が望む時に

クラブ役員研修モジュールとライオンズ学習センターのコースを受講して磨いてください。
ライオンズクラブ国際協会とGLTは皆さんと皆さんのクラブを支援するために存在します。ですから、研修の機会を必ず利用してリーダーシップを強化してください！

奉仕を通して導く

皆さんのようなクラブリーダーのおかげで、ライオンズは奉仕におけるグローバルリーダーでいられるのです。 1月10～16日の「飢餓と貧困の撲滅に取り組む世界奉仕ウィーク」に向け奉仕事業を企画することにより、奉仕を通して導いていただけます。これはお住まいの地域を強化しクラブの存在をアピールするだけでなく、1億人の支援をするというライオンズの100周年記念の目標達成にも役立つ絶好のチャンスです。

飢餓と貧困の撲滅に取り組む世界奉仕ウィーク」のページには100周年奉仕チャレンジの一環であるこの特別イベントのための企画ガイドや事業案が掲載されていますので、ご覧ください。クラブ向けのチラシをダウンロードしてメンバーに配布し、今すぐ奉仕事業の立案に取り掛かりましょう！

クラブ会長賞は、「成功への7つの鍵」を通してリーダーシップのスキルを高めるとともに、ライオンズクラブ国際協会で用意されている資料や情報を活用してクラブの可能性を最大限引き出す上で役立てていただくことを目的に設けられました。今すぐクラブ会長賞を申請しましょう！

Lions Clubs International より

2015～2016年度山田實紘国際会長のテーマ
「Dignity.Harmony.Humanity.（命の尊厳と和）」　

　

毎年、何千羽もの小さな鶴が、越冬のため高度8000メートルのヒマラヤ山脈を越えていきます。ツル科の中で最も小さいアネハヅルがこの過酷な渡りを生き抜けるかどうかは、互いの協力とチームワーク、家庭の絆、そして群れの全メンバー間の調和にかかっています。

日本では、鶴は古くから長寿の象徴とされてきました。日本の伝統工芸である折り紙でも、「鶴」は最も基本的な形であり、日本の子どもは皆折り方を習います。鶴を折ることは、病床にある友人や家族の快復を心から願う、折りの行為となっています。鶴はまた、日本だけでなく、世界中で、平和の象徴としても知られています。

平和、希望、決意、チームワーク、そして奉仕がつなぐ人と人との絆。それこそが、2015～2016年度の会長テーマ「Dignity.Harmony.Humanity.（命の尊厳と和）」の核心です。


山田實紘国際会長

山田實紘国際会長および世界中のライオンズと共に、人々に尊厳をもたらす奉仕活動に参加してください。以下に、奉仕事業の拡張やクラブの会員増強を行って人道的奉仕活動の向上に役立つ素晴らしい情報資源をご紹介します。

CSC 4つのダイアモンド・パッチ希望と尊厳をもたらす奉仕活動を行う
◇100周年記念奉仕チャレンジ 世界中のライオンズとともに、100年までに1億人の人々に奉仕するという目標達成にご協力ください。
◇ライオンズ児童ファースト 恵まれない子供たちを支援する実地参加型の奉仕事業を企画するための情報資源を提供しています。
◇リーディング・アクション・プログラム 識字の贈り物を贈る方法をご紹介します。
◇レオの光で子供たちを照らそう この国際奉仕事業を通じて、レオたちが貧しい子供たちを希望で満たす様子をご覧ください。

100周年記念会員増強賞クラブ会員を増強して地域社会の奉仕事業を改善しましょう
100周年記念会員増強賞 新会員の招請や新クラブ結成の支援を行って特別賞を受賞してください。
◇アスク・ワン（一人誘おう） 会員増強の取り組みを活性化させ、クラブの強化と健全性の向上を図るためのツールを紹介します。
◇クラブ強化への青写真 以下の簡単な3つの手順でクラブの継続的な成功を実現する計画を策定します。
◇クラブ向上プロセス（CEP） CEP参加型ワークショップを実施することで、クラブの機能を最高のレベルで活用できます。CEPプロまたはCEPライトの選択
◇あなたのクラブ、あなたのやり方で それぞれのクラブの会員のニーズに合わせてクラブ例会作りをする方法を紹介します。
◇クラブ会長賞 成功への7つの鍵を実施して受賞を勝ち取ります。

効果的なリーダーシップを発揮して和を作ります
◇リーダーシップ情報センター リーダーシップを更なるレベルに上げる情報資料を紹介します。
◇ライオンズ学習センター オンラインコースに参加してリーダーシップ・スキルを高めます。
◇グローバル指導力育成チーム 協力し合って現在のライオンズ指導者も次世代のライオンズ指導者も支援する方法を紹介します。

人道上の奉仕活動の橋を構築
◇LCIF LCIFの生活改善活動と会員による活動支援についてご紹介します。
◇クラブ国際姉妹提携 新しい友人を作り、ライオンズクラブ国際姉妹として融和を構築します。
◇使節団 別のクラブと連携して国際人道奉仕使節団を結成します。
◇ユースキャンプ及び交換プログラム 次世代の指導者と平和の大使をスポンサーします。
◇平和ポスター・コンテスト 平和へのビジョンを表現する機会を子どもたちたちに設けるライオンズ国際コンテストについて紹介します。


第９９回ライオンズクラブ国際大会in福岡　
ホスト委員会ホームページはこちらから　　
スローガン『動き出そう!人々のために、世界のために』（Do for People Do for World）

2014～2015年度国際会長のテーマ

誇りを高めよう（Lions Clubs Internationalより）

ジョー・プレストン国際会長及び世界中のライオンズと共に誇りを高めましょう。
クラブ強化に役立つ素晴らしい情報資料を以下に紹介します。

奉仕を通じて誇りを高めよう。

奉仕は国際協会の基盤です。
国際協会100周年が近づく今、奉仕を基盤に活動を続けましょう。

100周年記念奉仕チャレンジ
国際協会の国際的奉仕チャレンジに参加して100年にわたるライオンズの奉仕活動を祝いましょう。

恵まれない子供たちへの奉仕
恵まれない子供たちを支援し育成するためにクラブにできる方法を紹介します。

クラブを強化することにより、誇りを高めよう。クラブが成功に向けて順調に進んでいること、地域社会のニーズに応えるべく成長していることを確認します。

アスク・ワン（一人誘おう）
新会員の勧誘について会員増強活動の活性化を図り、その情報を地域社会に広めるために必要なツールを紹介します。

クラブ向上プロセス（CEP）
CEP参加型ワークショップを実施することで、クラブの機能を最高のレベルで活用できます。CEPプロとCEPライトの2つのバージョンをご用意しました。
クラブ強化への青写真、以下の簡単な3つの手順でクラブの継続的な成功を実現する計画を策定します。

独創力を通じて誇りを高めよう。テクノロジーを利用してクラブの広報を強化し、地域社会との新しいパイプを構築します。

オンライン・ツール
クラブのネットでの存在感や効率アップのための新しいツールを紹介します。

ソーシャル・メディア
ソーシャル・メディアの力を利用して、クラブを宣伝して新会員の加入につなげます。

2014～15年度国際会長賞をチェックすると、ひときわ優れたクラブや会員が「誇りを高める」取り組みの成果に対して特別表彰を授与されるまでの状況がわかります。

※詳しくはこちらへどうぞ→（Lions Clubs Internationalより）



ジョー・プレストン国際会長

国際会長 バリーJ・パーマー 氏からの各会員様に向けたメッセージ

ライオン各位
ライオンズが行っていることを人々に説明するのは難しいことです。なぜなら、私たちは本当に多くのことを行っているからです。その一方、私たちが活動している理由、つまり、地域社会に貢献し、夢を実現させたいのだということを説明するのは、非常に簡単です。皆さんのコミュニティは、皆さんを必要としています。実際、皆さんのような人々をもっと必要としているのです。

10月は新会員増強月間です。皆さんには、クラブに少なくとも１人の新会員を入会させるという目標を設けて頂きたく思います。新会員は、新しいアイディアを吹き込み、クラブを健全にし、奉仕の能力を増大させます。10月中にライオンズが新会員をスポンサーし、その報告をすると会員増強アワードピンが贈呈されます。また、10月と4月の両方で新会員が入会したクラブには、会員増強アワードバナーパッチが授与されます。

「誘ってみよう！」を活用し、皆さんの勧誘活動を促進してください。そして、男性も女性も素晴らしいライオンになりうることを忘れないでください。

「視力を分かち合おう」グローバル奉仕実施キャンペーン

世界では5秒間に1人の人が失明しています。しかしこの傾向は、あなたの努力で止めることができるのです。毎年10月には、ライオンズには特別奉仕実施キャンペーン「視力を分かち合おう」への参加を通じて、ライオンズのグローバル・ネットワークの底力を発揮できる機会があります。
行動を起こそう

10月中、失明と闘う世界中のライオンズの活動に、皆さん及び皆さんのクラブもぜひ参加してください。毎年10月に行われる世界視力デーに合わせて、重要性に対する認識を高めるため、協力してください。また10月中、クラブ会員を動員し、地域にいる目が不自由な方々や視力の衰えた方々への支援を通じ、自らの地域コミュニティに変化を起こしましょう。

『世界のニーズに応えるLCIF』

国際財団理事長　ライオン　ウェインA.マデン氏より『世界のニーズに応えるLCIF』メッセージ配信

ライオン各位

この時期、私は地域フォーラムで皆さまにお目にかかることを楽しみにしています。議論を交わし、アイデアを出し合い、ワークショップやセミナーで学びながら友情や新たな絆を深めるライオンズの皆さまに感銘を受けます。フォーラムでは、LCIF について、またLCIF が4つの奉仕の柱を通じていかに世界のライオンズを支援できるかについて、詳しく学んでいただくことができます。

また、ライオンズが実施したLCIF プロジェクトを訪問することもこの時期のハイライトです。2010年1月にハイチが大地震に見舞われた際、ライオンズは緊急ニーズのみならず長期的なニーズにも対応し復興支援も行いました。数週間前のポルトープランス訪問時に、私はさまざまな長期的な取り組みを目にすることができました。

このビデオは私のハイチ訪問時に撮影されたもので、ハイチの聴覚障害者への基本教育や職業訓練を提供するモンフォート聾学校をはじめとする数々のプロジェクトの進捗状況をご覧いただけます。新しい教室や寮が建設され、LCIF の交付金によって校内に職業訓練センターが再建されています。また、地震によってすべてを失った住民の住宅や他の再建事業もご覧いただけます。

このような支援によってライオンズやLCIF は人々に認知されています。世界中の地域社会とともに暮らす私たちは、あらゆる場所で人々のニーズに応えることができるのです。

感謝を込めて

ライオン ウェインA. マデン
ライオンズクラブ国際財団理事長
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ライオンズ世界視力デー
来月、ライオンズ世界視力デーが開催されます。毎年、予防可能な失明を防ぐための治療の重要性を認識するために、この国際的な行事が実施されます。ライオンズの皆さまには、視力検査や目の健康教育および他の視力関連の活動にご参加いただきますようお願いいたします。オーストラリア、モスマンで10月10日に開催される今年度のライオンズ世界視力デーでは、地域における視力検査の重要性が主なテーマとなります。ライオンズ世界視力デーの一環として、LCIF はモスマンにおける目の健康教育支援に5万ドルの視力ファースト交付金を交付しました。


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ライオンズクエストおよび視力ファースト交付金の承認
2013年8月、ライオンズクエスト諮問委員会会議において、26件、総額145万133ドルの交付金が承認されました。今回の交付額は、ライオンズクエストプロジェクトに対する最高額となります。このような交付金を通じて、ライオンズクエスト・プログラムはインド、レバノン、メキシコ、米国、ザンビアなどで学生を支援します。

同じく8月に開催された視力ファースト諮問委員会でも、32件、総額747万5,345ドルの交付金が承認されました。この交付金により、視力ファーストは、エチオピア、ニジェール、マリでのトラコーマ根絶、ネパールでの白内障手術、ブラジルでの糖尿病性網膜症検査、米国での弱視ネットワーク構築などに取り組みます。

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マケドニアにおける識字能力向上に向けたUSAID とのパートナーシップ
ライオンズクラブ国際協会(LCI) と米国国際開発庁(USAID) は、マケドニアにおける視覚障害児のための識字能力向上に関するイニシアチブ発表を行いました。LCI とUSAID はそれぞれ25万ドルを拠出し、マケドニアにおける早期教育の機会を増やすとともに支援技術および識字能力向上のための教材を提供します。LCIF の視力ファースト交付金によって、LCI はこのプロジェクトへの資金提供が可能となりました。
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2013～2014年度国際会長のテーマ

夢を追いかけよう　　　　（Lions Clubs Internationalより）

バリー・パーマー国際会長と世界中のライオンズとともに集い、クラブの強化、地域社会の強化、会員増強の夢の実現に取り組みます。

責任・奉仕は単なる夢ではありません。
私たちのアイデンティティそのものなのです。

【グローバル奉仕実施キャンペーン】
青少年、視力、飢餓、環境にインパクトをもたらす、ライオンズの年間奉仕活動に参加してください。
【植樹キャンペーン】
植樹して環境を改善します。
【リーディング・アクション・プログラム】
読み聞かせと識字を地域社会の重点課題に据えて取り組み、教育の夢の実現に参加してください。

援助・会員の増加は、すなわち、奉仕の増加であり、会員の満足感が活動的かつ積極的なクラブを実現します。クラブの育成と強化を図るための重要な資料を以下にご紹介します。

【誘ってみよう！】
この「クラブのための新会員勧誘ガイド」で、新会員の受け入れに向けてクラブの準備を整え、いざというときに事をうまく進めることができます。
【会員の満足度調査ガイド】
会員に満足感を持ってもらい、活動から離れた会員にはまた参加してもらえる方法をご紹介します。
【クラブ向上プロセス】
CEP参加型ワークショップを実施することで、クラブの機能を最高のレベルで活用できます。CEPプロとCEPライトの2つのバージョンをご用意しました。
【新クラブの結成】
新クラブを結成することで、地域社会に大きな変化をもたらす機会を他の人々にも経験させることができます。

称賛・ライオンズは社会に大きな変化をもたらしており、その功績は称賛に値します。以下に、どのような形で称賛されるかを、いくつかの例でご紹介します。

【クラブ会員増強賞】
会員の勧誘と維持に対して、クラブと会員が賞を贈呈される仕組みについてご紹介します。
【優秀賞】
クラブや地区に対して、功績を称賛するピンやパッチを贈呈される仕組みについてご紹介します。
【会長のゾーン及びリジョン・チェアパーソン賞】
ゾーン及びリジョン・チェアパーソンに対して、指導力を称賛する特別な会長ピンが四半期ごとに贈呈されます。
【Dream Achiever（ドリームアチーバー）賞】
地区ガバナーに対して、優れた会員増強成果の達成を称賛する、他に類のない特別なピンと会長メダルが贈呈されます。
バリー・パーマー国際会長

国際会長紹介

ライオンズクラブ国際協会　日本語版ＨＰより
http://www.lionsclubs.org/JA/about-lions/our-leadership/meet-the-leaders/presidents-message.php

大きな夢が大きな奉仕につながる

私が育ったオーストラリアの質素な家からほんの目と鼻の先の場所は、木が生い茂り、カンガルーやワラビー、またワライカワセミがゴムの木やワトルツリーなどの間を飛んだり跳ねたりするようなところでした。私の父ジャックは会計士で、毎日同じ電車の同じ席に座って通勤しました。私は羊毛選別の勉強をし、まるで機械のように羊毛生産の仕事をしました。しかし私には、大きな影響を与えることをしたいという夢がありました。そのうち私は不動産業に参入し、自営業を営むようになりました。

ライオンズの会員として大きなインパクトをもたらしたいという夢もありました。ですから、若いオーストラリア人女性がインドで勤めていた孤児院についてクラブに話を持ち掛けてきたとき、クラブはすぐに乗り出しました。その孤児院には、反政府軍に親を殺害されたという子どもたちが多くいました。子どもたちがより良いところに住めるようクラブが援助してからは、多くの子の学校の成績がよくなりました。

何年もの間、私には、誰にも打ち明けなかったもう一つの夢がありました。人々の人生を変えることができるというライオンズの素晴らしい力を見てきて、ライオンズのために全力を注ぎたいと思うようになりました。その夢が数年前実現したのです。それは国際会長となる候補者として推薦されたと知った時です。

ライオンズの皆さん、夢を追いかけてください。夢があれば、進むべき方向を見失ったりしません。ほとんどすべての偉業が、極めて野心的な夢として始まりました。人間を月面に着陸させることや、1マイルを4分で走ることや、インターネットで世界中とつながることといった大きな夢です。ご自身の心の声を聞いてください。現れるべくして現れた素晴らしいアイデアを後回しにしてはなりません。私にとって夢とは、眠っているときに現れるビジョンではなく、夜も眠れなくさせる計画です。

ご自身の夢を見極め、その実現に努力してください。夢が何かを決めるのは、自分自身です。種を撒き、大きくさせるのです。他のクラブからインスピレーションを得たり、ライオンズクラブ国際協会から支援を受けてください。私が好きな表現ですが、可能性は無限にあるのです。

2013～2014年度、皆さんが夢を追いかけてくださることを、アンとともに楽しみにしております。幸運そして成功をお祈りいたします。夢実現への努力は、必然的に優れた結果をもたらしてくれます。


ライオンズクラブ国際協会会長
バリー J. パーマー

国際会長月例メッセージ

　ライオンズクラブ国際協会　日本語版ＨＰより
http://www.lionsclubs.org/JA/about-lions/our-leadership/meet-the-leaders/presidents-message.php


計画を怠ると失敗を招く

最近アカデミー賞を受賞した映画「リンカーン」の中で、リンカーン大統領は理想家ながらも現実離れした下院議員、タデウス・スティーブンスと論戦を交わしています。二人とも奴隷制度の廃止を願っていますが、リンカーンはスティーブンスの強硬なやり方では逆効果だと考えているのです。彼はスティーブンスに次のように警告します。「コンパスが真北を示したとしても、途中に沼地があることまでは分からない。やみくもに突き進めば、沼にとらわれて目的地にたどり着くことは出来ないだろう。」

私たちライオンズは、自分がどこを目指しているかを知っています。その願いは奉仕することですが、計画や準備を持たずに突き進んでも、最大限の効果は得られません。そのためには明確な目的と方針が不可欠であり、クラブが成功すると決めてかかるだけでなく、その結果に確実に結び付く手順を踏む必要があるのです。

私がクラブに奨励してきた4回の「ピットストップ」は、定期的にニーズを見極め、目標を設定し、進捗状況を評価することで力強いクラブを維持する実証済みの方法です。来年度以降も、引き続きこのプロセスを採用していただければ幸いです。

また、ソーシャルメディアを取り入れることも大切です。それが最先端のコミュニケーション手段となった時、私もどうやら遅れをとっていた世代の一人です。子どもや孫には追いつけそうもありませんが、私は自分のフェイスブック・ページを持った最初の国際会長として、ライオンズとのさまざまな情報のやりとりを楽しんできました。

国際協会が最近ソーシャルメディアの使用状況を調査したところ、フェイスブックやツィッターを通して交流し、それぞれの奉仕情報を広めている会員が増えています。とはいえ、私たちはこうしたコミュニケーション手段の活用を今以上に高めていくべきです。ライオンズは地域社会の一員であることに常に誇りを抱いてきました。今日のデジタル社会でも、ソーシャルメディアを含めた可能な限りの方法で地域社会と関わり合わねばなりません。私たちは主流を行く存在であり、現代のコミュニケーションはデジタルの高速道路を流れています。

数年前であれば、私たちは玄関先や裏庭で隣人と集い、関係を築いていたことでしょう。もちろんそうした交流も続けるべきですが、オンラインでも頻繁に会話や情報を交わして会員同士の絆を深め、ライオンズの存在とその重要性をもっと社会に広めていこうではありませんか。コミュニケーションは連帯感を強めます。奉仕の世界では、デジタル社会を十分に取り込むことでライオンズクラブの勢力圏を拡大することが出来るでしょう。

Wayne A. Madden
ライオンズクラブ国際会長

国際会長月例メッセージ

　ライオンズクラブ国際協会　日本語版ＨＰより
http://www.lionsclubs.org/JA/about-lions/our-leadership/meet-the-leaders/presidents-message.php

国際大会は最高の体験

1950年代のライオン誌をひも解けば、国際大会に関する記事には常に「過去最高」の文字が躍っています。もちろん、大会が毎年少しずつ改善していた可能性もあり、例年の賛辞はもっともだったかもしれません。しかし、「過去最高」という感想は1960年代になっても変わらず、その後もずっと同じです。これは参加者の誇張だったわけでも、ライオン誌が持ち上げていたわけでもないでしょう。むしろ、彼らがその体験に圧倒され、絶賛せずにはいられなかったのではないでしょうか。

すばらしいホスト・シティ、ハンブルクで開催される今年の第96回国際大会も、間違いなく「過去最高」と称えられることになるでしょう。この美しい古都には国際色と美食の香りが漂い、見事な「旧世界」の街並みが続いています。近代的なアメリカの町とはまったく異なり、ヨーロッパの粋を集めたようなその姿には、何世紀にもわたって培われてきた魅力があります。

この大会を成功に導くため、ドイツのライオンズは懸命に取り組んできました。彼らの敬服すべき効率と温かい歓迎によって、参加者は必ずや大会を楽しみ、最大限に活かすことが出来るでしょう。

大会は友情、喜び、豊かさに満ちています。 参加者は120カ国を超える国々のライオンズと親交を深め、昼食をともにしたり、ちょっとした冗談を交わしたりするはずです。また、各国の陽気なパレードでハンブルクの街を練り歩き、有意義なセミナーに出席し、国際協会の未来にも投票出来ます。さらに総会では、華やかな催しやインターナショナル・ショーを楽しみ、名高いスピーカーの感動的な言葉に聞き入ることになるでしょう。皆さんがライオンであることを気に入っているなら、大会を心から楽しめることは請け合いです。

国際大会は、ライオンズとしての奉仕とアイデンティティを称揚する絶好の機会です。世界中から集まった仲間はともに一週間を過ごす中で、ライオンズの一員であることが何を意味するか、その奉仕によって何が成し遂げられるかを深く理解するようになります。また、他のクラブや地区の事業について学び、国際本部の指導者や代表者と個人的なつながりも築けるでしょう。ハンブルクで温かくもてなされて帰路に就く頃、一人ひとりの胸には奉仕への新たな熱意が燃えているはずです。

リンダともども、国際大会でお会いすることを楽しみにしています。奉仕の世界では、世界に尽くしている気高い人々がともに忘れられない一週間を過ごします。それは私たちの偉大なる組織にエネルギーとビジョンを与え、将来に向けて前進させていくことになるでしょう。

Wayne A. Madden　ライオンズクラブ国際会長

ライオンズクラブ国際会長 メッセージ

最初から軌道に乗せて2013年をスタートしよう

ライオン各位

前略　これをお読みになるころには、2013年が世界のほとんどの地域で始まっていることでしょう（中国の新年は2月10日）。昔から私たちはよく新年を新たな始まりとみなします。多くの人が年始めに抱負を語り、例えば悪い癖を直すといったことを決意します。そしてもちろん、本気でこうした決意をするのです。統計によると、全世界49％の人々が新年の抱負を決めます。残念なことに、それを実現させるのは、ほんの14％にすぎません。

新年を始めるにあたり、私はクラブ会長と地区ガバナーに、少し時間を割いて内省していただくよう、お願いいたします。達成しようと任期開始時に決意なさったことを達成されましたか？望んでいた通りにクラブまたは地区のリーダーとして効果的に役割を果たしてこられましたか？そうであれば素晴らしいことです。しかし、ゴールはまだまだ先です。遅れをとっている方にも、まだ時間があります。

今日、今すぐに、クラブ優秀賞と地区ガバナー・チーム優秀賞の受賞に向けての進捗状況をご確認ください。前にも申し上げたことですが、もう一度申し上げます。この賞は両方とも、皆さんの成功へのロードマップとなってくれる賞です。また、下記についてご自身に問いかけてみてください。

・新会員が自分は歓迎されていると感じているでしょうか？新会員はクラブの活動について知っており、参加するよう呼びかけられていますか？
・クラブは新会員オリエンテーションを主催しましたか？また新会員には有能なメンターが付けられていますか？
・クラブは地域社会奉仕ニーズ調査を行いましたか？
・地区ガバナーの皆さん、「奉仕の世界」アワード受賞候補者名を出すようクラブに要請していますか？受賞者推薦の受付締切日は3月1日です。

今年度初めに私は、私たちの奉仕の世界を広げ、リーディング・アクション・プログラムを通じて識字関係の奉仕にも取り組むよう、ライオンズの皆さんにお願いいたしました。今年度これまでに11,736のクラブがプログラムを受け入れ、それぞれの地域で大きなインパクトをもたらしています。リーディング・アクション・プログラムを今後10年間の取り組みとして継続するという理事会の決定を踏まえると、現時点で設ける識字関連事業がクラブの年次奉仕事業ともなり得るわけです。皆さんのクラブでは、何かプログラムを始めましたか？学習と飢えには因果関係があることも忘れないでください。お腹を空かせて学校に行く子どもたちにとって授業に集中することは難しいことなのです。12月と1月はライオンズの「食料支援をしよう」キャンペーン実施月間となっています。今からでも間に合います。参加しましょう。

今年度これまで私たちは非常に多くのことを成し遂げてきました。しかしあと残すところ6カ月、私たちにできることがまだまだたくさんあるのです。今年度に入ってこれまでに私たちは、94,750の新会員を勧誘し646の新クラブを結成しました。それは何千時間もの地域社会奉仕に相当するのです。

新年を迎えるにあたり、今年度を有終の美で飾るための決意をしてください。アメリカの有名なユーモア作家、ウィル・ロジャーズはこう言いました。「成功を望むのであれば、単にこうすればよい。自分がしていることをよく理解すること。自分がしていることに愛着をもつこと。そして自分がしていることを信じることだ。」

そのことを心に留め、素晴らしい新年をお迎えください。奉仕の世界において皆さんは違いをもたらしているのです。草々

　ライオンズクラブ国際会長　ウェイン・Ａ・マデン