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マサキ日記

つれづれなるまゝ、日ぐらし硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ

『インカ マヤ アステカ展』を観る。

2007-07-30 23:00:37 | Weblog

 今日は、夏休みをとりました(1日目)。
 昨日の参院選の開票事務が、日付をまたぐと分かっていたので、あらかじめ休むことにしていました(なお、予想通り、午前1時までかかりました)

 で、前々から興味のあった『インカ マヤ アステカ展』を観に、上野の国立科学博物館まで出かけました。

国立科学博物館。

夏休み中だけど月曜午後なので待ち時間ナシでした。

 もともと歴史モノが好きで、NHKスペシャルで、まるで眠っているようなミイラや神殿遺跡などのを観て、必ず行こうと決めてました。
 実際、親子のミイラは、肌や髪の質感が残されていて、本当に保存状態が良いので、本物であることを疑ってしまいました。また、ヒスイ細工の仮面や金の装飾品、様々な神をかたどった石碑や像など、当時のインカ、マヤ、アステカの人々が本当に造ったのか? 造れたのか? と疑問に思うぐらい、精緻で高い技術を感じました。
 マチュピチュって、スペインに滅ぼされたインカ帝国の生き残りが逃げ隠れて造った、と思ってましたが、実際は違うようです。皇帝の子孫の私領でスペイン軍に見つからなかったので残されたとか。新発見でした。

 様々な展示品を目にして、その当時の人々に想いを馳せます。
 親子のミイラは、先に亡くなった子の墓に、後から父を葬ったらしい。同じ羽飾りの揃いの帽子を被せて、同じ墓へ。子に先立たれた父の遺言として、そうさせたのだろうか? そして、そうしたミイラは時々掘り返されて、生前同様の世話をされていたとか。どんな想いがあったのかな?
 多くは、スペイン軍の侵略の前に失われてしまいました。王のミイラは徹底的に破壊され、技術や文化を後世に伝えることのできるはずだった装飾品は金をとるために処分され、あるいは盗掘の被害に遭うなどして。とんでもなく飛躍してしまうけど、もし、過去に戻ることができるとすれば、当時に戻って、その世界を体験してみたいと思いました。

今日のこの記事を読んでいただいた皆様へ。

感謝します


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