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マサキ日記

つれづれなるまゝ、日ぐらし硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ

「福祉は万能ではない」

2007-08-29 21:54:26 | C.W.D

 たまには、仕事の話でも。

 タイトルは、頼りになる4年目のベテラン・ワーカーの一言。

 だけど、現実には万能さを求められてしまう。

 困ってる人を救済する措置は、いろいろとあって、ある網で救えなければ、次の網で、そのまた次の網で………時には、いくつかの網を重ねて救える部分を広げたりもして。
 それでも、なお救いきれなくて落っこちてきてしまった人を救う最後のチャンスが、今、自分の置かれている立場がやるべきこと………のはず?

 でも、中には、自分から網をすり抜けて落っこちてくる人、しがみつき、這い上がろうとしない人、網を破りながら落ちてくる人、落っこちてきたことに気づいていない人、落っこちる方向を間違えてしまった人。様々です。中には、意図的に、一番下の最後の網を狙って落っことして、後は知らんぷりする人もいます。
 限られた人的・物的資源や法的措置をフル活用して、最後の網をできるだけ大きく広げて救い上げ、持ち上げようと日々努力していますが、社会の要求するところは、どんどん大きく、広くなっています。

 できることはする。できるだけする。
 だけど、できないこともあるんだ、と分かってほしいです。
 できないことを少なくする努力もしてることを分かってほしいです。

 それから、自力で何とかするんだ、という気持ちも持ってほしいです。

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弱き者を助ける強き者。

2007-07-11 23:05:34 | C.W.D

 新しい職場に移り、3ヵ月半。まだまだ分からないことだらけで毎日が四苦八苦です。社会人10年目でも、日々、しんどく感じるぐらいだから、採用されて、いきなり、福祉のケースワーカーにさせられてしまった新人たちは、もっと苦労していると思ってます。
 仕事だけでなく、融通というか、要領みたいなものも心得ていない以上、全体としてスムーズに進まず、プレッシャーを感じているでしょう。個々人が80件前後のケースを抱え、法に従い、行うことは一緒でも千差万別だから…。

 

 仕事のできるベテランから新人にかけられる「一度、説明したよね?」という一言。近くにいて耳にするだけで痛々しく感じられるフレーズです。
 甘いかもしれませんが、1回の説明で、何の問題もなく、こなすことができるとしたら、申し分ないけれど、いつも、そうとは限りません。聞きはぐったことがあったり、確認したいことがあるのは変なことではないはず。結局、後で間違いを起こし、後始末に追われるぐらいなら「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とあるように、しつごいぐらい食い下がっていいはずだし、ベテランはそれを良し、としてほしいものです。

 

 もっとも、それぞれが膨大な事務量を抱え、時間的に、気持ち的に余裕をもてなくなっている以上、満足なフォローができない現状では、やむを得ないことかもしれません。
 また、新人も「待ち」の姿勢でいるだけではダメだとも思うのです。電話が鳴っても怖くて出ない、指示が出ても動かない、分からないのに聞こうとしない・調べようとしない…。甘いというか、たるんでないかな、と感じます。

 

 新人に向けて……と、いうよりも、自分にも向けた忠告です。

 

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名を名乗れ!

2007-06-13 21:19:43 | C.W.D

 仕事上、電話は欠かすことのできないものの一つです。
 そこで、ひとつ気になることがあります。

 

 それは、自分の名前を名乗らないこと。これが、すごく気になります。

 

 ケースワーカーの仕事をしていて、ケースから、いろいろと問い合わせを受けることが少なくありません。
 電話が、かかってくる。
 ケースの9割方は、こう切り出します。

 

 「担当の○○さん、いますか」

 

 言い過ぎかもしれないけど、マナーというか常識というか、社会人・大人として当たり前のことも欠如しちゃってるのが、生活保護を受けている人の大部分だと思います。
 ケースにしたら、自分だけのワーカーかもしれないけど、ワーカーにとっては、1対70~80世帯(100人以上)の関係。まず、自分の名前や住所を名乗り、それから担当ワーカーを呼び出すようにしてもらいたいものです。
 実際、字の書けない人も少なくないケースに、これを要求することすら酷なことなのかもしれませんが。

 

 窓口応対でも同様です。
 黙って、窓口に突っ立ってたり、座り込んでたり。用があって事務所に来てるんなら、自分から名前を名乗り、用件を申し出るべきでしょう。こちらが気づくまで、何にもしないでボーッとしている……。
 もしくは、電話と同様、「○○さん、いますか?」って感じでワーカーを呼びつける。

 

 個人的に、用件を聞き出す前に、強い口調で名前や住所を聞き出すようにしています。この程度は裁量の内だから、今後は、まず、自分の名前は住所などを名乗らせるように指導していこうと思っています。こんなことから指導しなくちゃいけないのも情けなくてあきれ果てるのですが…。学歴どうこう以前の次元で、世間一般の常識(この定義も、すっかり曖昧だけど)すら欠落してしまっている人が、あまりにも少なくないのです。
 あえて目くじらを立てるほどのことでもないかもしれないけど、少し、こだわっていきたい部分です。

 

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「急死」と「休止」。

2007-05-31 21:45:39 | C.W.D

 4月に生活保護担当に異動して、丸2ヶ月が過ぎました。
 あいかわらず、忙しい毎日です。

 午後のこと。
 市内のS病院から電話がありました。最近、入院してしまった担当ケースのことでした。

S病院:「私どもで担当している○○さんの件ですが…」

マサキ:「(そういや入院してるけど、何だろう?) はい、何か?」

S病院:「実は、このたびキュウシしておりまして…」

マサキ:「キ、急死!!!

S病院:「ハ、ハイ、サービスを休止いたしておりまして…」

 心臓が止まりそうなほど驚いて、また大声を張り上げてしまいました。
 言うまでもなく、担当ケースの生死には、みんな敏感です。生きている時も大変ですが、亡くなったら、また大変! 身内の有無、遺留金品や居宅の状況など、まだ経験していないけど、その大変さを想像するのは難しくないのです。

 早とちりをして急死休止を聞き違えたマサキも悪いのですが、笑い話で済んでホッとしました。焦らずに、最後まで話は聞きましょう!

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天使と悪魔。

2007-05-21 21:54:21 | C.W.D

 C.W(ケースワーカー)の仕事って、自分の立ち位置が重要だな、と感じています。必ずしも心優しいC.Wが良いとは限らず、冷徹で厳しいC.Wが常に求められているとも限らない。日々、ケースに接していて、自分の立ち位置が、あやふやなために、とまどうことが少なくありません。

 率直に言って、ケースには自堕落な人が少なくありません。
 何にもしないでいても税金から生活費が工面される生活の味を一度でも経験してしまうと、そこからの脱却は容易ではないようです。
 そのようなケースに対しては、当然、厳しく接し、適宜、指導を行っていく必要がありますが、あまりに少なくないので、我が事務所のワーカーは、みんな厳しいように映ります。来て早々は、悪魔のような応対ぶりにヒヤヒヤしてばかりでしたが、まもなく丸2ヶ月が過ぎますが、全然違和感を感じないようになりました。

 マサキ担当ケースでも、あるケースの保護を打ち切りました。
 住んでいた寮から失踪したため、寮の責任者が激怒、退寮処分としたためです。住むところが決まっていない人は保護できないので、即、打ち切りです。その手続きには、もちろん初めて携わりましたが、あまりにもあっけないものでした。退寮処分のFAXが届いた翌日には文書決裁が済みました。もう、来月からは1円も支給されません…。
 そのケースは10日前ほどに面接した時、真面目に働いて、寮を出たい、ハローワークに同行してほしい、と話していたので、マサキはちょっと期待していました。記録を読み返すと、口先だけで適当な人物との評だったけど、期待してみました。

 その結果が、失踪→保護廃止。

 もし、泣きついてきても、堂々と追い返すことができると思います。本当は追い返しちゃいけないんだけど、何の躊躇なく悪魔になることができると思います。何のためらいもなく、思いのたけを浴びせかけることになるでしょう…。

 ああ。
 マサキも悪魔の仲間入り? 「デビル・ケース・ワーカー」マサキの誕生!
 天使のワーカー「エンジェル・ケース・ワーカー」マサキじゃなくて…。

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染みついたニオイ。

2007-05-16 23:47:13 | C.W.D

 ニオイって、なかなか落ちませんね…。

 今日、家庭訪問で出かけたケース宅は「ネコ屋敷」でした。
 ふだんは閉めきられている雨戸を開けた瞬間に、舞いあがるホコリと漂う悪臭。そして、どこからともなく集まりだす野良猫、それを迎えるケース本人…。 

 幸か不幸か、今日は風があったので、悪臭は風にのって拡散していきましたが、そのケース宅を去った後、終日、鼻の奥にニオイが染みついてしまったような感じです。普通に息を吸ったり吐いたりしてるだけなのに、あそこのニオイがするからです。
 今度の訪問月は真夏の7月。想像を絶するように思います。今から恐怖しています。

 ケース全てに共通するわけじゃないけど、だらしない人が少なくありません。部屋が散らかっていたり、衣服が薄汚れていたり、身体が清潔でなかったり。まずは、そういう自堕落な部分を正していかない限り、およそ社会ではやっていけないと思いますが、高齢や傷病がその気力を削ぎ落としてしまっているのが現実。そして、いくら口をすっぱくして言ったって、ちっとも言うことを聞かないのが多いのが実情です。

 1日に10件ほど回りました。帰ってきてから訪問記録をつけ始めたけど、今日は21時30分で挫折しました。
 明日も頑張らなくちゃ!

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2日間の憂鬱。

2007-04-30 23:28:00 | C.W.D

 明日、明後日はカレンダーどおり、仕事です。2日間ガマンすれば、今度は4連休。

 だけど、ちょっと憂鬱です。
 2日間仕事して、4日間休み。
 4日間も休める分だけ、明日と明後日は、しっかりと残業になりそうだから。4日間のしわ寄せがどうしても明日と明後日にきてしまいます。

 しかも、明日は週明けにつき、良くないニュースが飛び込んでくる可能性大!
 そのうえ、明日は面接当番日に当たり、自分の仕事が断続的に中断されやすいのです。
 そして、明後日は支給日だから、てんやわんやの1日になります。

 ただ、明日、明後日と、あまり天気が良くないのが多少は救いです。お客さん、少なければいいな、と思います。

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弁護士と詐欺師。

2007-04-23 22:01:19 | C.W.D

 今日の出来事。

 弁護士の印象。
 行動が伴う口先だけの人…って感じ。
 善か、悪か、という方向に違いがあるだけで、詐欺師と、そんなに変わんないと思いました。要は、相手を言い負かしてしまえば勝ち、という点で。
 当事者そっちのけで、言いたいことを言い放ち、こちらの言い分には聞く耳をもたず、話を聞き終わる前から畳みかけるように言い返し、都合の悪いことは話させないし、聞かせない。

 それで法外な報酬をせしめるのだから、依頼人が気の毒に思いました。
 どこに善意があるのやら。弱者の味方のフリをして、自身の権威づけに執着する哀れな生き物に見えました。

 「弁護士の全部がそうだとは思わない」…なんてフォローは致しません。
 きっと、結局は、みんな同じだと思えます。

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一段落ついたけど…。

2007-04-18 21:30:13 | C.W.D

 毎月20日前後は、生活保護に係る業務の〆日です。
 人事異動に伴うゴタゴタと、この〆日(今月は17日)が重なって、ハードな毎日が続いてましたが、昨日、今日は少し落ちついてます。天気が良くないので、来客も問い合わせも少なくて、内心ホッとしています。

 と、思ったら、2人の同僚ワーカーのケースが相次いで亡くなった、という連絡。
 それから、マサキの担当ケースの素行不良。静かに、じわじわと、再び慌しさを増していきそうな雰囲気。嵐の前の静けさのような感じがしています。

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介護の現場。

2007-04-14 22:49:53 | C.W.D

 1週間が慌しく過ぎていきます。昨日は金曜日ということで気が抜けてしまったのか、帰宅後、バタンキューでした…。

 昨日、初めて1人で家庭訪問を行いました。担当ケースの家々を訪問する月が決まっていて、まだ訪問していないケースや担当が変わったことを知らないケースを回ることにしたのです。
 その前に、担当ケースで要介護度が要支援1から一気に要介護4に跳ね上がったケースの家に寄りました。旧新のケアマネによる説明に立ち会うことになっていました。

 一昨年亡くなった母は介護を必要とすることはなかったし、父は元気なので、介護の現場を目の当たりにするのは全くの初めてでした。
 高齢者で転倒後に寝たきり状態、脳梗塞、認知症のため、自分のことを自力ですることが難しいケースでした。
 ケアマネさんとケースの2人の娘との会話は、マサキにとってはチンプンカンプンで全く分からなかったけど、献身的な介護を続けてきたことだけは伝わってきました。これからは、質・量とも、ずっと充実したサービスが受けられるようになり、負担も減るんだけど、家族なんだから、これからも在宅中心のケアプランをお願いしたい、と話していました。介護疲れを心配するケアマネさんに対しては、これまで普通にやってこれたんだし…という答え。

 介護に関してはド素人だけど、頭が下がる想いです。これからも大変であることには変わらないけれど、少しでも快方に向かっていくことがあればいいな、と思いました。

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優しくしてくれてありがとう。

2007-04-10 23:43:11 | C.W.D

 仕事のことばかり書いていて、つまらないけど、それだけインパクトのある日々を送っているものと、ご了承ください…。

 今日は、午前中は事務処理とミニ研修。午後から担当ケースの家々を引継ぎ訪問で回りました。
 17時間際に帰ってきて、それから再び事務処理。20時30分を過ぎて、さすがに疲れてきたので切り上げて帰ることにしました。
 職員更衣室に向かう途中、前の課の方を見ると、まだ明かりが点いていて、動く人影も見えました。そこで、何となく、フラフラ~と寄り道してみました。

 すると、残業の手を止めて、「だいじょうぶ?」「元気にやってる?」などなど、心優しい言葉をいただくことができました。「お菓子あるから、座って食べてって!」なんて、今の職場じゃ絶対聞けない♀の愛のこもった差し入れも!!
 ついつい、弱音や愚痴が出てしまいます。内示の時に部長から「愚痴をこぼさずに頑張りなさい」と言われていたのに。優しくされるとダメですね。

 残業の邪魔をしちゃいけないので、早々に引き上げると、その背中越しに「いつでも来てよ~」なんて言われてしまい、ちょっとウルッとなりそうでした。
 今の職場も大変だけどイイところです。結束力が強く、みんな優秀な人ばかりで、新米のマサキは頼りっぱなし、迷惑かけっぱなし。一方、前の職場も、それに勝るとも劣らない素晴らしい職場でした。
 つくづく、マサキは恵まれていると思います。この縁を、これからも大事にしていきたいと強く思いました。

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ハト派? タカ派?

2007-04-09 22:43:01 | C.W.D

 昨日の夜、「サザエさん」のエンディングを見て、ため息が少し出ました。
 今日から始まった1週間の長さを思うと……。

 今日も忙しい1日でした。腰を据えて事務処理に取りかかれるのは17時を過ぎてから。それまでの午前中は窓口対応と家庭訪問、午後は面接が入りました。
 今の職場に来て、まだ1週間なのに、もう、「新規立ち上げ」、すなわち、新たに保護を受ける人の事務処理に関わることになりました。

 全くの新米が生意気なことを言いますが、生活保護のゴールは自立(保護の廃止)であること、あまり注目されてないように思います。一生、何にもしないでお金をもらえて暮らしていける…なんて、とんでもない!!
 で、保護を受ける人々を、一律に困ってる人、かわいそうな人、と捉えるのも正しくないのです。働けるのなら職を探す、身寄りがいるなら援助を頼む、処分できる資産があるなら処分するなど、あらゆる手段を尽くさせなければなりません。

 今日、面接をした相手にも厳しく接しました。他のワーカーに言わせれば、まだまだ相当甘いようですが。事務処理は進めるけど、引き続き求職を続けるように、できれば保護なんて受けたくないでしょ、と諭します。相手によっては大ゲンカになりそうなので、そこは見極めなければなりません。時には優しく、時には厳しく。

 新米のくせに生意気ですが、今はワーカーによって基準に微妙な違いがあり、自身のスタンスをどこに据えようか…と悩みます。自分のスタイルを持てれば何よりなのですが。

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底辺を彷徨う。

2007-04-05 22:36:07 | C.W.D

 仕事がらみのことばかり続いてしまいます。
 何といっても仕事が忙しすぎるから! 分からないことを聞きたくても、みんな忙しいので憚られてしまいます…。

 昨日は「引継ぎ訪問」に出かけてきました。
 生活保護の担当者が変わることを伝えるため、回れる範囲は1件ずつ回りました。
 いかにもワイドショーで話題になりそうな「ゴミ屋敷」もあり、家具等のほとんどない生活感の希薄な住まいもあり、病気や障害などで生活が大変な方にも会いました。

 そして、今日は生活保護費の支給日。
 朝から20人弱の行列。午後まで、ひっきりなしに入れ替わり立ち代わりで来られます。この場でも引継ぎの面通しをやったけど、多分、お互いに覚えてないだろうな…。

 語弊があるかもしれないけど、社会の底辺で暮らす人々を直視しました。いろいろな事情、良からぬ事情、真に困窮している事情、様々あって一括りにはできないけど「格差」の象徴なのかな、と思います。昔からあった光景で、今さら急に現われたわけではないから、一律に結びつけるのはおかしいけど、一つの側面とは言えますね。

 明日は事務処理に費やされそうです。
 ちなみに今日は、時計を見たらお昼、また見たら夕方の4時45分になってました。時間の経過を忘れるほどの忙しさ、慌しさです。明日も大変そう…。

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68通りのドラマ。

2007-04-03 21:50:44 | C.W.D

 今日、午後から新しい職場(社会福祉課保護担当)での仕事を始めました。(合わせてカテゴリー「C.W.D」(Case Worker Diary)も創設!)

 マサキの引き継いだ担当は、68件で100人前後といったところ。少なくないですね…。
 とりあえず、前担(前担当者)からの引継ぎです。明日は早速1日中家庭訪問。まずは、さまざまなケースの特徴や留意点を早速教えていただいたり、窓口に来られたケースと直接顔合わせしたり…。その都度メモを控えながら、何とか夕方まで座ってました。電話が鳴っても出られやしません。怖くて、怖くて…。

 すぐ真後ろの相談室で、早速ワーカーとケースが大声で言い争ったり、延々と世間話に付き合わされたりしているのも目にして、カルチャーショックも受けました。
 ここの仕事は最低限の生活の維持と合わせて自立を促すところ。だから、いつも下手にばかり出るのではなく、言うべきことは言う、指導もする、必要なら叱ることも必要と知りました。あくまでも、ケースの自立を促すために。

 夕方になってケースが入院した、という連絡がありました。早速、「医療券」を病院に送付。2週間ぐらいらしいけど、どうなるのかな…?

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エライところ…。

2007-04-02 22:26:11 | C.W.D

 15時から始まる辞令交付式に先立ち、上司と一緒に新しい職場へ挨拶に出向きました。
 隠すことでもないので書き記します。
 これまでは「市民税課 税制係」。
 これからは「社会福祉課 生活保護担当」。
 これまで同様、書けることと書けないことがあるけれど、許される範囲内でやっていこうと思います。

 年度の切り替え時期ということで、庁内は全体的に騒がしくなってました。
 転出入に絡む窓口は特に。そして、当の生活保護担当も。

 年度が変わり、生活保護費の受給者証も切り替えるタイミングのようです(まだ不勉強なので聞きかじった範囲内…。)
 で、窓口に対象者の方が殺到し、その受付応対に職員は追われていました。
 もともと、その評判は聞いてはいたのですが、やはり現場を見て、ここに配属されたことを踏まえると、やはり不安というか戦慄というか…。

 エライところに来てしまったな~………という印象です。

 夕方の異動職員紹介で分かったのですが、新採用職員も2名!
 一緒に頑張っていければいいんですけどね…。

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