おはようございます。
朝の話題には少々難ですが、あえて…。
ニュース等で耳にすることが少なくない「格差社会」という言葉。実際、肌身で感じることがこれまでなかったのですが…。
税金に関する仕事をしています。
今は、来年度の課税のために、サラリーマンのそれぞれの勤め先から送付されてきた「給与支払報告書」の全件チェックをやっています。記載内容等の誤りがないか、登録済みの内容との突合など、1件ずつ全て行っています。
不謹慎ですが、どうしても「支払金額」と「支払者」の欄に目が移ります。自分の住む街にも、超有名な大企業、ブランド、マスコミ、あるいは国の機関など、本当に様々な業界を目にします。
それらの「支払金額」もまた様々です。年齢と給与が比例しないのは当たり前のことでしょうが、5歳ぐらいしか違わないで給料が倍、2,000万円、3,000万円、5,000万円の給料をもらっている人も見受けられます。それ相応の苦労や責任も含めた金額だと理解しようとしても、羨ましく感じます。
一方、よく目につくのが「人材派遣会社」から送付されてくるもの。偶然なのか、よく見受けられます。年齢、性別は様々です。しかし、共通しているのは決して多くはない給料の金額。「ワーキングプア」なんて言葉もありますが、その不安定さを思うと、ため息も出ます。派遣業や、そこに勤める方々を一括りに低層だとは思いませんし、かえって自由度が増すから進んで働く方もいるだろうし、勤労形態の多様化が悪いことだとは思いませんが、一方で年間に何千万円もの給料、一方で年間に100万円未満、というのを一度に目にすると、「格差」の存在を実感します。
競争はあっていいし、ないと困ります。格差は広い意味で意欲の源泉だと思います。だけど、格差の常態化は望ましくないと感じます。「もう、いいや。このまんまで」みたいな諦めの空気が広まってしまったら、受け入れてしまったらいけないな、と思います。
最後に、今日のこの記事を読んでいただいた皆様へ。
感謝します
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