新しい職場に移り、3ヵ月半。まだまだ分からないことだらけで毎日が四苦八苦です。社会人10年目でも、日々、しんどく感じるぐらいだから、採用されて、いきなり、福祉のケースワーカーにさせられてしまった新人たちは、もっと苦労していると思ってます。
仕事だけでなく、融通というか、要領みたいなものも心得ていない以上、全体としてスムーズに進まず、プレッシャーを感じているでしょう。個々人が80件前後のケースを抱え、法に従い、行うことは一緒でも千差万別だから…。
仕事のできるベテランから新人にかけられる「一度、説明したよね?」という一言。近くにいて耳にするだけで痛々しく感じられるフレーズです。
甘いかもしれませんが、1回の説明で、何の問題もなく、こなすことができるとしたら、申し分ないけれど、いつも、そうとは限りません。聞きはぐったことがあったり、確認したいことがあるのは変なことではないはず。結局、後で間違いを起こし、後始末に追われるぐらいなら「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とあるように、しつごいぐらい食い下がっていいはずだし、ベテランはそれを良し、としてほしいものです。
もっとも、それぞれが膨大な事務量を抱え、時間的に、気持ち的に余裕をもてなくなっている以上、満足なフォローができない現状では、やむを得ないことかもしれません。
また、新人も「待ち」の姿勢でいるだけではダメだとも思うのです。電話が鳴っても怖くて出ない、指示が出ても動かない、分からないのに聞こうとしない・調べようとしない…。甘いというか、たるんでないかな、と感じます。
新人に向けて……と、いうよりも、自分にも向けた忠告です。
今日のこの記事を読んでいただいた皆様へ。
感謝します