これまで、地球が現在のようになって来た経緯について、いわゆる学校での教育という形では、教えられていない情報について、いろいろと考えて来ました。
その中で、地上の三次元の物質的世界が、仏教で言われる転生輪廻というシステムを採用しているということがありました。
で、もう少しはっきり言いますと、転生輪廻が、実は仏教でお寺さんで言われているような曖昧なものではないことは、これまでご説明してきたことの全てをご理解頂けていればお解りになったのではないでしょうか。
例えば、他の惑星系の生命体が、何かを体験したくて、地球への転生を望んだとします。そうしますと、まず地球の霊界の転生を受付ける役所に転生の申請をし、その目的等を伝えます。そして許可が出て初めて転生への順番待ちをすることになります。
それでは、地球上で望む体験とは、どのようなものでしょうか。
例えば、こんなことかも知れません。とっても困ったときに、他の誰かから親切や愛を受けて助けてもらったら、どんな気持ちがするだろうか。きっとしびれる程、嬉しいに違いない。やってみたい...みたいな事ですね。
そうしますと、そういう体験を確実にする為には、それにふさわしい環境や状況があります。例えば、貧しい家に生まれて、10代の頃までは生活に困っている、とかですね、10代の後半で都会に出て就職し、苦しい仕事を頑張って続けるうちに、親切な或る事業家に出会い、仕事ぶりを認めてもらい、うんぬん...のような状況設定をするわけです。そうして、それが計画通りに行くと、自分の得たい体験が出来るということになります。
ところが、予定が狂う場合もあります。都会に出て悪い仲間に引き込まれグレてしまったとかですね。そうすると、予定が変わって来ますね。そうしてケンカに巻き込まれ死んでしまった、というような極端な場合を考えて見ますと、もう一度やってみたい、ということになるわけです。
今度は、ある程度まで普通の家庭で育ち、10代の後半で親が事業に失敗、極貧状態になりどうこう、みたいな状況設定をしてみるかも知れません。そうして、自分の望む体験が出来るまで、地上への転生を、これも霊界の役所に申請して繰り返していく、と、こういう事が、転生輪廻の真相と言いますか、実情、真実ということなんです。
その間に、例えば、先ほどの例で言いますと、ケンカの際に人を傷つけてしまった、とかですね、そういう反作用を伴なうような行為をすると、いわゆるカルマを造ることになってその解消も転生の目的に加わって行く場合もあります。
まあ、転生輪廻の実際というのは、例えばそうしたものだということなんです。
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