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霊界通信3の8、夫婦と親子について、天照大御神のメッセージ、

2021年02月01日 | 教育
天照大御神のメッセージ、続きです。

(ここから)

「夫婦と親子」について、話をしておきたいと思います。

まず、夫婦のあり方です。妻と夫は如何(いか)にあるべきか。昔より「夫唱婦随(ふしょうふずい)」という言葉があります。夫が唱(とな)え、妻がついて來る。これが、夫婦の本来のあり方だと言われていますが、原則は、やはり、そうしたあり方が正しいと言ってよいでしょう。

男性というものは、家庭を守り、妻を守り、子を守り、そうして、彼らを経済的に支えていく、外敵から守ると共に、経済的にも支えていくという、重要な使命があると思います。そうした使命を果たさないでは、夫としては十分ではないと思います。

また、妻は、子を育て、夫に仕え、そうして、家庭の中に最大の調和を作っていくために、努力をする必要がある、と思います。そうした努力なくして、自らの幸福や自らの成功のみを追い求める妻であったならば、それは、神の心から見れば、残念ながら、成功している、とは言い難いと思います。

経済的なるものに関しても、基本は、やはり、夫が働くべきであり、夫の収入に問題がある場合には、妻が、いろんな形で助ける、という事が、あり得べき姿であろう、と私は思います。

また、どの様な学業をやった女性であったとしても、主婦になる、という事において、何らの進歩がないではないか、と言われ勝ちですが、実は、そうではありません。夫の偉さは、やはり、妻の偉さである、と思ってよいと思うのです。良い妻でなければ、夫を出世させることは出来ません。妻の良さが、夫の良さです。両者は、魂において釣り合っているのです。夫が、優れた魂となるならば、妻も、また、それだけの魂だ、と言えましょう。そういう事によって、夫というものを立て、その者を成功させる、という事が、即ち、妻としての最大の成功である、という事を考えねばなりません。

また、夫の立場からは、お金には換算出来ない、妻の日頃の苦労に対して、心から応(こた)えてやる必要がある。愛情をかけてやる必要がある。労(ねぎら)ってやる必要があると思います。そうした、日頃の努めに対し、日頃の努力に対して、心から労ってやり、褒めてやる必要があると思います。

世の中では、収入を生む仕事だけが値打ちのある事の様に思われ勝ちですが、収入のない仕事の中にも、値打ちのあるものはあります。

例えば、子育て、という行為は、収入を生むものではありませんが、その、子育ての仕方によって、どの様な子供が育つか、という事においては、無限の差の開きがあります。

心を込めて育てた子供は、やはり、立派な子供となって行きますし、妻が、心を込めて育てなかった子供は、これは、やはり、水の足りない草木や、肥料の足りない作物の様になって、やがて、枯れていく事になってしまいます。

この様に、目に見えぬ値打ちを認めるということ。これが大事であろう、と私は思うのです。お金に換算出来ない仕事の値打ち、というものを見つめていく、見つけていく。これが大切な姿勢だと思います。

親子にしても、秩序は大事です。「まず、子は親に従え」という事が原則です。子供が、未成年である時には、親の意見を十分に聞いて、そして育っていくべきです。

ともすれば、個人主義の思想の悪影響によって、「頼んで親になってもらった覚えはない」とか、「勝手に子供として生まれた」という様なことを子供は言い勝ちですが、そうした事は、決してありません。生まれて來る前に、親となるべき人に対して、「子供になるから、どうかよろしく」という事で、いつも、お願いをしているのです。自分の両親を選んで、子供は生まれて來るのです。そうした家庭環境も承知の上で、生まれて来ているのです。そうした事を、前提として認めなければ嘘になる、と私は思います。親子の関係は、選んで、その様になって来ているのです。

それ故に、子供も、我がままを言ってはいけないのです。そうした、ご両親であったり、そうした家庭環境であることは、先刻、承知の上で、子供として生まれて来ているのです。その事を忘れて、偶然に生まれて来た、かの様に思うことは、間違いの始まりとなります。たとえ片親であっても、たとえ親が貧しくとも、たとえ兄弟がいようがいまいが、そうした家庭環境を、選んで、子供は生まれて来ているのです。そうであるならば、成人するまでは、親の意見をよく聴いて、そうして育って行くことだ、と思います。

成人し、学業を終えて、社会に出てからは、自ら一人立ちして行かねばなりません。それが子供としての義務です。そして家庭を持ち、子供を生み、自分が親から受けた恩を、返して行くこと。これが大事です。親から育ててもらった恩を、自らも親となって果たして行く。お返しをして行く。これが大事です。親から受けた恩を社会に返して行く。また、子供を育てることによって、次の世代を残すことによって、大いなる義務を果たす。これが、何よりも大事な事ではないか、と思います。

ただ、親といっても、年老いて来た場合においては、「老いては子に従え」という言葉がありますが、一人前となった自分の息子、娘に対しては、やはり、独立した人格としての敬意を表する必要はある、と思います。

肉体的には親子であっても、魂としては別であり、子供の中にも、親以上に優秀な子供が生まれることもあります。そうした者に対して、親である、ということだけで、押しつけをしてはなりません。子も、また、一人前になれば、独立した人格として扱ってやる必要があります。

それは、動物の世界でも、その通りです。大人になるまでは親が面倒を見ていますが、大人になったら、後は、独立した個性として、独自の個性として、やはり、尊重してやる必要があると思います。

また、独立した子供は、独立したとはいえ、親というものを突き離すのではなく、折あらば親孝行をしていく。こうしたことが、感謝と報恩、という事の、循環を生んでいるのではないか。私は、その様に思います。

どうか、夫婦と、親子関係において、偉大なる秩序と調和を築かれん事を、心から願う次第です。

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