昨日は、製造業の社長が相談に来られました。
3年ほど前に事業承継されました。先代社長の娘婿です。最後に私がお会いした5年前は社長ではありませんでした。
従業員40名ほど。決算書を初めて拝見したのですが、粗利時点でマイナスでした…
(私にとってまたも痛恨の極みです…)
シンジケートローンも枯渇し、活性化協議会が入り始めたところだそうです。でも、その活性協の結論を待つ前に資金は底を突く恐れがあるそうです。
代々の会社を守るか(リストラ)、
雇用を守るか(M&A)、
経営陣のなかの路線対立も激しい。
(難しい問題です)
話を聞いて、社長は経営陣のなかで孤立しているような印象を受けました。
活性協やM&Aについて若干の助言はしました。また、価格転嫁や従業員への考え方(解雇以外の選択肢がある)についてもアドバイスしました。
しかし、基本は社長の気持ちに寄り添うことを意識して対話と傾聴をしたつもりです。
また、来月に話を聞かせていただく日時のお約束をしました。
誰かに話す。
自分の頭の中のものを出してみる。
すると自然とそれらが整理される。
自分もそれらを客観的に眺めることができる。
不安や怒りなど自分にかかるストレスを
緩和したり転換したりできる。
そうも信じています。
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