先週に引き続き伊吹シリーズ2弾。伊吹吾郎さんです。
どちらが先に伊吹の名字を名乗られたのが先か知りませんが、伊吹といえば吾郎さんというのは一般的で剛さんの方は刑事ものとかアクションもので名が売れておられたのではないかと思います。
しかし、私の場合は時代劇では水戸黄門の格さんでしょう。
「ひかえおろう! この方をなんと心得おるか!」と印籠をかざして悪人どもは膝まづく。
若い吾郎さんは結構俊敏であの青いパッチ(というのか?股引なのか?)をみせびらかしてキックしたり刀を振り上げ娯楽時代劇の面白さを演出されていましたね。
水戸黄門を見てみると ここは教えてほしいのですが「ひかえおろう!」といわれて「ははーーっ」とひれ伏す悪者代官やバカ殿が多いのか、逆切れで「ええぃ!ものどもきってすてろ!」という比率はどうなのかなと考えてしまいます。私ならヤッテしまえば証拠隠滅で黄門様は行脚で病死されましたと言ってしらを切るかもしれません。なぜって捕まったらお家断絶、打ち首、市中引き回しの刑ですから。w
TVの無用の介の主役が和崎俊哉さんと多数決で決まっていたのに覆したのは内田吐夢監督。残念ですが吾郎さんがどうのこうのというのでなくて監督が多数決で決まっているものを覆して自分勝手に決めたのだからこれは監督が悪い。役者を育てられないこの監督の狭い度量がうかがえます。
監督というのは自分のイメージで生きている人間だから仕方がないが、私のように還暦近くになると変な勘ぐりしたくなるもので監督に袖の下を渡した黒幕がいるのではとか想像してしまいます。主役はスポンサーなどの意向もかなり反映されるので演技より政治力なのかもしれません。その監督は次の年にお亡くなりになられたのだから天罰が下ったのだろうと納得しています。w
無用の介はコミックでは有名でしたがTVでは印象ないですねーーー。w吾郎さんは主役で良かったのでしょうが和崎さんの無用の介の方が時代劇としては見ごたえがあったのではないかと思います。
伊吹吾郎さんはバラエティ番組でも人気者ですからそれはそれでよい俳優さんと思っているし趣味のギターはプロ級らしいので今後とも活躍をお願いしたいですね。
サイン会の吾郎さん
https://youtu.be/iZLYRJzZnBY
伊吹さんといえば 格さんでお馴染みですね。 なので、そのほかを考えてみました。
仁義なき戦い、必殺、無用ノ介、お耳役秘帖、北斗の人(未見です), お子様にはシンケンジャーのジイですか。
私の中では、堀部安兵衛をできる俳優さん というイメージです。
忠臣蔵が映像化されると、 まず大石は誰? 吉良は? そしてその次には 安兵衛は誰が演るの? となります。
安兵衛は特別であり、その時代の人気俳優が演じてきてます。 視聴者が納得できる俳優さんでなくてはならない。誰でもやりたくてできる役じゃないと思いますし、制作側も 任せられる俳優さんを吟味してると思います。
で…伊吹さん、演ってます。 萬屋錦之介のTV赤穂浪士で。 良かったですよ。 伊吹さん安兵衛は、視聴者も満足だと思います。 伊吹さんは安兵衛を演じられる選ばれし俳優さん ではないでしょうか
そして…極めつけは、黄金仮面役。 黄金仮面ですよ(゜O゜)
天知さんの明智小五郎で2回もやってます。マントをひるがえして。
格さん演る、安兵衛演る、たくさんの時代劇に出る、そして黄金仮面にもなる・・・もう時空を超えてますね(^O^)
天知さんの明智シリーズに 3回も出てるって、それもスゴイことなんですよ
こうしてみると伊吹さんは結構出ておられますよね。私は伊吹さんを追っかけてみたことはないので
(ヒデキはちょっと追いかけてみたよ)これほど活躍しておられたのは存じませんでした。
伊吹さんは人物はお姉系ですので結構人当たりもよく受けが良い人だったのでしょう。
>忠臣蔵が映像化されると、 まず大石は誰? 吉>良は? そしてその次には 安兵衛は誰が演る
>の? となります。
これですよね。大石はどっしりと構えていて、いざとなると腹を決めてやりぬけるような人。そんな雰囲気を持った人。高倉健さんもやっていましたね。
賛否両論ありましたが。これは他の役者さんでも結構候補者が出るのではないかと思います。ヒデキもできる!
吉良のお殿様 これはずるがしこそうであるが知的、かつちょっとイケずな雰囲気のある人でないと務まらない。だれかなーー。(私ならこの役やってみたいわ)富三郎さんなどが白髪頭で眉毛も白くしてキラの役すれば結構いけるんでないのとおもいま。
朝の内匠頭・・・これはまじめそうでちょっとすぐに切れそうな天知茂とか若い時の嵯川哲朗さんなどもOKかも。切腹のシーンなんかいいんじゃないの?無念さが良く顔に出ると思います。
しかしたしかに堀部は難しいですよね。何年か前 安兵衛の役 キムタク がやっていてちょっと見たけれどドしらけてSWすぐ切ってしまいました。その点では伊吹吾郎さんは貫録がある。東山君はお殿様役ですしね。きりっとしたいい男でないと草食系ではむり。
役どころというのはみんなの悩みなんでしょう。だから監督に権限を与えるのかもしれないけれど和崎さんの無用の介は見たかったというのが結論でした。
私は伊吹さんの出演作品を観たことがありません。
ですから【『もし』無用ノ助を和崎さんが演じていたら】という立場から私の思いをコメさせていただきます。
『もし』・・(1)ミラーマン出演のオファーがあっただろうか?
(2)無用ノ助の視聴率が低かったそうなので和崎さんの知名度はどうなっていただろうか。
(3)渋さ、深みの増した更に味のある俳優になっていたのではないだろうか。
(4)伊吹さんが格さんのオファーがあったのは37歳、同時期には和崎さんは45歳、絶対出演依頼は
なかったと思います。だから、その後の伊吹さんのような活躍はなかったのではないだろうか。
(5)無用ノ助で名前が周知されたらファンも増え、私も安心して現在まで抱いていた気持ちはこれほど
無かったと思う
このよう事を思いました。
>(1)ミラーマン出演のオファーがあっただろうか?
チーフ役は他のどなたかに当初は決まっていたとかは聞きましたよね。ミラーマンは1971年ですから
微妙です。しかしチーフ役として和崎さんの渋さがかわれたのではないかと想像します。
(2)無用ノ助の視聴率が低かったそうなので和崎さんの知名度はどうなっていただろうか。
和崎さんは時代劇俳優のブランドをすでにおもちでしたから仮に無用の介がだめでも知名度は上がることはあれ落ちることはないとも思います。
(3)渋さ、深みの増した更に味のある俳優になっていたのではないだろうか。
もともと渋みがうりの和崎さんですから年齢とともにさらに熟成されていたのではないかと思います。和崎さんて若い割には年増な感じでしたよね。
ひょっとしたら?当時は5つぐらい年齢を若くしてリリースすることも多かったから和崎さんもひょっとして?www
(4)伊吹さんが格さんのオファーがあったのは37歳、同時期には和崎さんは45歳、絶対出演依頼は
なかったと思います。だから、その後の伊吹さんのような活躍はなかったのではないだろうか。
年齢的に助さん 格さんは和崎さん無理だったでしょう。でも暴れん坊将軍などで多数活躍しておられたからそれはそれでよかったと思います。
>(5)無用ノ助で名前が周知されたらファンも増
>え、私も安心して現在まで抱いていた気持ちはこ>れほど無かったと思う
うーーむ難しいですね。気持ちの部分ですから。無用の介はコミックでファンが多くてTVでやってファンを喜ばせただけみたいなところがあります。それほど一般的ではなかったようですよ。だからミラーマンの方が結果的には良かったのではと思うのです。事実無用の介てネットで調べてもそれほどっと出てきません。しかしミラーマンはザクザクでてきます。これがすべてを語っていると思います。
また我々も熱く語っているではありませんか?
無用の介は時代劇の一部としては語られてもそれを特にクローズUPするようなTV時代劇でもなさそうです。
ありがとうございました。引き続き和崎さんや工藤先生を応援しましょうね。
遅ればせながら、私の教科書「蔵出し絶品TV時代劇』の無用ノ介の頁をよみました。
低視聴率の原因は 「NTVの看板であるナイターと重なることが多く、(無用ノ介はお休み」
「本来軌道に乗る時期である5月~7月は、月に2回、8月はなんとたったの1回の放送」 という事実がかかれており、さらに「TVドラマは 週一度決まった時間に見るからこそ その良さがわかるものなのに」 と解説されています。
そして、さらに低視聴率の原因を発見!
あの花山大吉の裏番組だったのです(゜o゜;
ナイターで休止&花山大吉。 この二つの壁があるとなると、仮に和崎さんが演ってても、視聴率はどうだったのか?? U監督に「ボクが推した伊吹クンがやっていれば・・・」なんてイヤミを言われてたかもしれません。
和崎さんの無用ノ介は幻となってしまいましたが、それに関しては「残念無念」という考え方もありますが、
演っていたらどうなっていたんだろう。 とても心配なこともあります。 (和崎さんは当時すでに十分俳優としてのステータスがありましたから。それに影響がなかったかと・・・、その心配が) ←和崎さんに対して失礼な表現でしたら、深くお詫びします
我々、和崎さん好きとしては、 和崎さんの無用ノ介の扮装を見たかった、剣豪っぷりを大勢の視聴者に見て欲しかったという気持ちは変わらないのですが、
この事実を知って ある意味、落ち着くこともできるのではないでしょうか・・・・。
第15話には里見浩太朗さんが、第17話には なんと和崎さんがゲストで出ます。 見ます!
懇切丁寧な回答と解説 ありがとうございました。
安堵、納得、喜悦 今そんな気持ちでいっぱいです。
丸の内さん
私の分まで和崎さん、里見さん観てくださいね。(^o^)
>和崎さんは当時すでに十分俳優としてのステータス>がありましたから。それに影響がなかったか
>と・・・、
深い洞察力。この辺は丸の内さんの方が読みが深いかもしれませんな。和崎さんは坊主拳法や戦国の武将とか時代劇の役者さんとしてのステーイタスをお持ちでおられたからそれを傷つけたくなかったという善意の解釈も成り立ちますね。また裏番組的なことも露見するとかなりがんばらねばというプレシャーがあります。
そういえば無用の介にゲストとして大友柳太郎先生が出ておられていました。これなどは破格のお金が動いたんじゃないかな。と勘繰りたくなります。
最大の私の怒りは多数決で決めていたことを監督が勝手に覆したこと。これにつきます。
きっと和崎さんの耳にも「がんばってね」と複数の声がかかっていたにも関わらずいきなり梯子はずされればだれだって激怒ですよ。
「内田はなんぼのもんじゃい!エラそうにすな!」
です。
誰が呪いをかけたのか知りませんが翌年監督はなくなったからま、いいか。w
>安堵、納得、喜悦 今そんな気持ちでいっぱいで
>す。
ちょっとホッとしましたが、今度もし和崎さんが無用の介されていたらなんかの画像を合成して作ってみようかしらん?
今はなんでもできるデジタルの世界なんですよ。w
工藤先生がもし あの役をしていたら 和崎さんがもしあの役をしていたらーーーー。www