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登校拒否・不登校に学ぶ フレンズネットワーク くまもと  【不登校 命を守る 子の反応】  一人で悩まないで!  

不登校から学んで、子どもたちを取り巻く環境を改善しようと1997年に設立した団体です。その活動や想い等をつづります。

子どもの気持ちを聞きながら  会報 ふれんずNo.229 より

2019-03-05 19:31:56 | 会報「ふれんず」から

2 子どもの気持ちを聞きながら 

 

: 娘もそうですが、私自身も(締め切りまで)残り1、2日になって「さぁどうしよう」となってからしか動かない。最後の最後にならないと。

    娘は一度高校をやめて通信制に行きました。その1年目の3学期のレポート提出も、本人がなかなか疲れているというのか、そこに向かうまでのプロセスがきつくて。でも何とかしなくてはとは思っていました。

 

: 私の方があせって、毎日勉強のことを言って、不安でした。スクーリングには私がついて行きましたが、レポートは本人しか出来ない。私がおろおろしていました。

    でも、夫は何も言いませんでした。私には「黙っとけ」と言っていました。

    とにかく私の方が焦っていて、夫がブレーキになっていたけど、落ち着けませんでした。

 

: その頃は、娘と話しもしているし、本人の性格もある。不登校の前にうつになったという状況もありました。休養はしたけど、レポート提出はすぐにはできない。焦らせても子どもはできない。娘がどう思うのか、本人と話をするようにしていました。

    とにかくまずゆっくり休ませました。

    プレッシャーを与えると逆に反発するみたいでした。自分がしなきゃと思わないと動かない子なので、自分がすると言うまで見守るようにしました。私自身がそういうタイプなので、理解ができました。

    子どもに上から「やりなさい」と言ってもコミュニケーションができなければ通じません。普通に趣味とか生活の話をしながら、娘の気持ちを聞きながら、子どもがどうしたいのかを確認しながら、言葉かけをしました。焦ったらよけい失敗する経験をしていましたから。

 

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