当店は、土居商店街で、
約1年半くらい、焼鳥やを、していた。
当店は、大阪に あるのだが、
大阪には、京阪電車が、走っている。
その、京阪電車の駅に、土居(どい)駅が ある。
その、京阪土居駅近辺には、商店街がある。
その、商店街は、5つに、わかれていて、
5つの、商店街が、あわさって 商店街を、つくっている。
①「土居商店街」 と、
②「東通商店街」 と、
③「京阪商店街」 と、
④「旭通商店街」 と、
⑤「中通商店街」 の、
5つの、商店街が ある。
当店は、
この、③の、「京阪商店街」で、
2010(H22)年6月ごろから、
お客様が、自分で焼く、焼鳥屋を、はじめた。
当店が、かりたのは、家賃10万円の、2階建ての、店舗だった。
大家(おおや)さんは、大阪府門真市に、住んでいる方だった。
ちゃんと、おおやさんに、「敷金」「礼金」を、はらい、
仲介してくれた、不動産屋さんには、
「仲介手数料」を はらい、
そのた、「火災保険」、「店舗改装費用」、「引越し費用」などなど、
けっこう、おかねが、でていった。
そうていがい(想定外)の、費用も いった。
もう
すってんてんに、なった。
さかさにしても、はなじ(鼻血)も でなかった。
ようやく、おちついて、
商売を しようと したら、
この「京阪商店街」の、えらいさん(京阪商店街理事会長)が、
当店まで、来て、
いうことにゃ、
さもいうことには、
「この、商店街で、シャッターあけて、商売したかったら、
京阪商店街に、10万円、おさめてください、
そうでないと、この商店街では、商売 できませんよ」
と
言ってきた。
「この10万円て、なんですか?」
と、僕が、たずねると、
「京阪商店街の、入会金です」
と、
京阪商店街理事会長が、
言ってきた。
びっくらこいた、ぼくは、
がくぜんとした。
が、
すぐ、
じぶんを、とりもどし、
そんな、はなしは、きいていたが、
わすれていたことを、
いま、おもいだした。
しかし、
お金が、ない。
まったくない。
ない ない ない 金がない。
「ない ナイ NAI 恋じゃない
NAI ない ナイ 愛じゃない」
と、
シブガキ隊の、「NAI NAI 16」を、
歌っている場合では、なかった。