フライト当日、富山県地方は大雪の予報。
比較的雪に強い空港なので、さほど心配はしていない。
いつもの様に搭乗手続きを終え、そして空港で楽しみの一つであるカードラウンジで出国開始時間を待つ。小規模の国際空港では、出国審査、搭乗とさほどの時間はかからない。
ほどなく出国審査の案内が入り、2階の出国カウンターに向かうと、なぜか台湾行きのセキュリテー専用入口があり、中国、韓国方面より検査が厳しく、靴までX線検査!そして、セカンドバックの車のキーケースに反応。結構細かい。
出国審査を終え、待合室へ入るが比較的空いている。空港内に免税ショップがあるが興味を引く物もなく、椅子で待つ。
そこで、乗客の一人が、椅子に財布が落ちていると、指を指す。見ると男性用の長財布があり、空港職員に連絡。その段階で、持ち主は分からず、どうやら少し前に出発した韓国行きの搭乗客らしいとの話が出た。今から韓国旅行に行こうとしていた人が、韓国到着後財布が無いと分った瞬間の心情は・・・・旅行どころではないだろう。財布が無いという事は、お金が無い、クレジットカードも無い、知り合いもなければ途方に暮れるしかない。「もし私だったら・・・・」どうする!などと、いらぬことを考えていたら、空港職員が財布の中を確認したのか、館内放送で名前を読んでいる。しばらくすると一人の男性が現れ、身分証明書を確認したのか、無事に本人の元に戻った。人ごとながら、なんとなくホッとした!
普通で有ればここで話は終わるのだが、私は、また余計な事を考えてしまった。この状況がもし中国国内の空港で発生したらどうでしょうか?多分、いや、絶対に本人の手元には戻らないだろう!と、確信した。まず、発見した者は、すぐ隠すだろう、もちろん空港職員への通報どころか、その場から立ち去るだろう。中国人は、拾ったものは、自分のもの、落とした者が悪いと、言い切る。
・・・・でも、これは、あまりにも偏見でしょうか?・・・・・・・
結局、手元に財布が戻った方も台湾へ出国するみたいで。
出発の15分前、機内搭乗の案内が入る。
相変わらず外は小雪が舞うどんよりとした空模様、放水車が、航空機の雪を落とす為に、散水している。
外の航空機を見ながら、自分の座席に向かう!!
ここで、大問題発生!!
次回へ続きます~♪
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