以前のブログ『過剰報道・・・異常反応』に覚せい剤の事柄に触れた事があるが、
2006年9月に大連の空港で覚せい剤約2.5㌔を密輸しようとした罪で、
大連市中級人民法院(地裁)で死刑判決を言い渡され日本人が、死刑執行の可能性が出てきた。
中国当局は29日、麻薬密輸罪で中国で死刑判決が確定した日本人死刑囚(65)の刑を執行する方針を瀋陽の日本総領事館に通告した。
「7日後に執行する」としており、4月5日にも執行される可能性が大きい。
執行されれば、1972年の日中国交正常化後、日本人で初めてとなる。
死刑囚は、2006年9月に遼寧省大連の空港から日本へ覚せい剤約2.5キロを密輸しようとした罪で、08年に同省の大連市中級人民法院(地裁)で死刑判決を言い渡され、控訴したが同省高級人民法院(高裁)が昨年4月に棄却、死刑判決が確定していた。
中国の刑法は、50グラム以上の麻薬や覚せい剤を密輸した場合、懲役15年以上か無期懲役、死刑と定めている。
中国外務省の副報道局長は30日の会見で「麻薬犯罪は国際社会が認める極めて重い犯罪行為だ」と述べ、法執行の正当性を強調した。
死刑が多いとする国際社会の批判に配慮し、外国人の死刑に慎重に対応してきた中国当局だが、昨年12月、同罪に問われた英国人死刑囚の刑を執行し、姿勢の変化が読み取れる。
英政府も精神疾患があるとして執行停止を求めたが、最高人民法院(最高裁)は承認。
「異なる国籍の犯罪者もすべて法律に基づき処理すべきだ」として、外国人にも中国の基準を厳格に適用する姿勢を示した。
急速な経済発展で国際的な影響力が増し、中国当局は海外からの批判に妥協しない姿勢を強めているほか、法治制度の強化に取り組む中、法制面で外国人を区別することへの国内の不満にも配慮し始めているとみられる。
今回の日本側への通告は、英国人の死刑執行から3カ月後。
中国にはこの死刑囚以外に、いずれも同省大連から覚せい剤を日本に密輸しようとした麻薬密輸罪で、07年に死刑判決が確定している日本人が3人おり、同省内に服役中だ。
今回の執行通告により、この3人への影響は必至だ。
一方、日本では昨年7月に中国人死刑囚の刑が執行されている。
3月26日には、中国当局が中国製ギョーザ中毒事件の容疑者拘束を公表したばかり。
日本側が反対しづらいタイミングを狙った通告との見方も一部に出ている。
いずれにしても、日本政府は、中国側に、殺人や重大犯罪以外の死刑執行は人権的立場から見直すように申入ているが、もともと、人権など無いような国に人権の話をしても、「馬の耳に念仏」と成りかねない。
果たして、中国当局の対応は・・・・・中国の基準を厳格に適用する姿勢なのか。
★今回の事件から (杜瀞蕗さん棲家) 様
2010-03-31 20:31:56
餃子事件は不思議も不思議。
覚せい剤で死刑は中国の歴史からして当然。
私は人を故意・悪意にあやめたら、老若男女・障害者など誰であろうが死刑という考え方です。
覚せい剤も売る買う使用するは百害あって一利なしなので、牢屋にぶち込んで、社会復帰はさせない派です。
言論の自由と人権は絶対に国家から守るべき優先度が最上のものだと思う。
国家の犯罪は責任者・その手助けした者は死刑。
この尺度で考えると、中国の人権蹂躙はひどすぎるし、言論の自由はグーグルやチベットなど弾圧のひどさは非難されるべきだ。
餃子事件はでっち上げの印象が強く、当局は説明もしていない。
文化大革命でも天安門事件でも時の政府は共産党を守るに躍起となる。
経済も為替も通貨も同じこと。
こんなでかい国のやり方は先人の論客に学べといいたいですよね。
いつも楽しみに観ています。
☆ご訪問いただき、有難う御座います。
大変貴重なご意見を頂き、参考にさせていただきます。
今後とも宜しくお願いいたします。(ニーハオ)

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2006年9月に大連の空港で覚せい剤約2.5㌔を密輸しようとした罪で、
大連市中級人民法院(地裁)で死刑判決を言い渡され日本人が、死刑執行の可能性が出てきた。
中国当局は29日、麻薬密輸罪で中国で死刑判決が確定した日本人死刑囚(65)の刑を執行する方針を瀋陽の日本総領事館に通告した。
「7日後に執行する」としており、4月5日にも執行される可能性が大きい。
執行されれば、1972年の日中国交正常化後、日本人で初めてとなる。
死刑囚は、2006年9月に遼寧省大連の空港から日本へ覚せい剤約2.5キロを密輸しようとした罪で、08年に同省の大連市中級人民法院(地裁)で死刑判決を言い渡され、控訴したが同省高級人民法院(高裁)が昨年4月に棄却、死刑判決が確定していた。
中国の刑法は、50グラム以上の麻薬や覚せい剤を密輸した場合、懲役15年以上か無期懲役、死刑と定めている。
中国外務省の副報道局長は30日の会見で「麻薬犯罪は国際社会が認める極めて重い犯罪行為だ」と述べ、法執行の正当性を強調した。
死刑が多いとする国際社会の批判に配慮し、外国人の死刑に慎重に対応してきた中国当局だが、昨年12月、同罪に問われた英国人死刑囚の刑を執行し、姿勢の変化が読み取れる。
英政府も精神疾患があるとして執行停止を求めたが、最高人民法院(最高裁)は承認。
「異なる国籍の犯罪者もすべて法律に基づき処理すべきだ」として、外国人にも中国の基準を厳格に適用する姿勢を示した。
急速な経済発展で国際的な影響力が増し、中国当局は海外からの批判に妥協しない姿勢を強めているほか、法治制度の強化に取り組む中、法制面で外国人を区別することへの国内の不満にも配慮し始めているとみられる。
今回の日本側への通告は、英国人の死刑執行から3カ月後。
中国にはこの死刑囚以外に、いずれも同省大連から覚せい剤を日本に密輸しようとした麻薬密輸罪で、07年に死刑判決が確定している日本人が3人おり、同省内に服役中だ。
今回の執行通告により、この3人への影響は必至だ。
一方、日本では昨年7月に中国人死刑囚の刑が執行されている。
3月26日には、中国当局が中国製ギョーザ中毒事件の容疑者拘束を公表したばかり。
日本側が反対しづらいタイミングを狙った通告との見方も一部に出ている。
いずれにしても、日本政府は、中国側に、殺人や重大犯罪以外の死刑執行は人権的立場から見直すように申入ているが、もともと、人権など無いような国に人権の話をしても、「馬の耳に念仏」と成りかねない。
果たして、中国当局の対応は・・・・・中国の基準を厳格に適用する姿勢なのか。
★今回の事件から (杜瀞蕗さん棲家) 様
2010-03-31 20:31:56
餃子事件は不思議も不思議。
覚せい剤で死刑は中国の歴史からして当然。
私は人を故意・悪意にあやめたら、老若男女・障害者など誰であろうが死刑という考え方です。
覚せい剤も売る買う使用するは百害あって一利なしなので、牢屋にぶち込んで、社会復帰はさせない派です。
言論の自由と人権は絶対に国家から守るべき優先度が最上のものだと思う。
国家の犯罪は責任者・その手助けした者は死刑。
この尺度で考えると、中国の人権蹂躙はひどすぎるし、言論の自由はグーグルやチベットなど弾圧のひどさは非難されるべきだ。
餃子事件はでっち上げの印象が強く、当局は説明もしていない。
文化大革命でも天安門事件でも時の政府は共産党を守るに躍起となる。
経済も為替も通貨も同じこと。
こんなでかい国のやり方は先人の論客に学べといいたいですよね。
いつも楽しみに観ています。
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大変貴重なご意見を頂き、参考にさせていただきます。
今後とも宜しくお願いいたします。(ニーハオ)

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覚せい剤で死刑は中国の歴史からして当然。
私は人を故意・悪意にあやめたら、老若男女・障害者など誰であろうが死刑という考え方です。
覚せい剤も売る買う使用するは百害あって一利なしなので、牢屋にぶち込んで、社会復帰はさせない派です。
言論の自由と人権は絶対に国家から守るべき優先度が最上のものだと思う。
国家の犯罪は責任者・その手助けした者は死刑。
この尺度で考えると、中国の人権蹂躙はひどすぎるし、言論の自由はグーグルやチベットなど弾圧のひどさは非難されるべきだ。
餃子事件はでっち上げの印象が強く、当局は説明もしていない。文化大革命でも天安門事件でも時の政府は共産党を守るに躍起となる。
経済も為替も通貨も同じこと。
こんなでかい国のやり方は先人の論客に学べといいたいですよね。
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