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SAAB & ボレー

旧9-3にベタ惚れ。趣味は音楽とテニス。

しばしお別れ

2007-08-20 00:10:09 | SAAB

お盆休み入ったとたんエアコンが逝きました・・・本日から修理のためしばしお別れ。この故障に関する詳細はまた後ほど。という事で、劇的な変化を体感できたというお話。18インチから17インチにしました。鍛造です。下からの突き上げが緩和されました。何といっても良く止まります。TM商会さん(笑)の倉庫の奥に眠っていたものを譲っていただきました。オークションも良いですが、知っている方から購入する方が安心です。いつもありがとうございます。

大分おとなしくなりましたね。


オフセットは+35でOZの時と同じです。


径が小さくなった分、少しスカスカに戻りました。


225/40-18ではカッコイイのですが、少し大きすぎました。30ミリほどローダウンした分、フロントのタイヤハウスに当たってしまう時がありました。9-3の場合、215/40にするか225/35ならOKでしょう。


マフラー交換

2007-08-13 21:34:28 | SAAB

ほぼ一ヶ月ぶりの更新です。このところ忙しくあまり車を弄れなかったのと、ちょっと時間があってもあまりの暑さに作業をする気がおきなくなる軟弱者です(笑)。

さて、今回はマフラー交換。ECUのアップグレードにともない給排気系の強化が課題でした。本来Stage3で250hpのスペックを出すにはレース用触媒への交換が必要ですが、触媒まで変えるといろいろ面倒になるし、コストパフォーマンス的にみてもそこまで望みません。という事でハード的にはStage2(235hp)のマフラー中間~エンドまでの交換です。マフラーはJETEX製で加工なしで取り付けられます。情報交換等、いつもお世話になっているT・MさんがStage3にアップグレードして触媒まで交換されたので、それまでSpeedpartsのStage2で使用していたマフラーを譲って頂きました。作業はacharさんにお願いしました。

中間マフラー。さすが9-3用に設計され、ぴったりと収まります。



エンドマフラーも綺麗に収まります。


純正マフラー。かなり錆びていて取り外しにちょっと苦労しました。


さて、交換後の効果の程ですが、劇的な変化は体感できませんが、気持ち抜けが良くなった気がします。音はほとんど変わらないと思います。第3京浜~首都高と高速中心の走りでしたので、また今度じっくり走ってみたいと思います。同じマフラーに交換したヤスヤスさんの報告だと、ECUの学習に少し時間がかかったとの事ですが、前より抜けが悪くなったようには感じられませんでした。なぜ、また今度かというと・・・エアコンのコンプレッサーが逝ってしまいました(泣)。実は工場まで向かう途中、一度エアコンが効かなくなったのです。第3京浜を降りる頃、また復活したのですが、作業の途中、何か焦げ臭い臭いがするという事で調べてみると・・・


よりによってお盆休みで部品が休み明け間でそろいません・・・出費も・・・


《おまけ》

帰宅時に劇的に変化を体感できた事が別にあります。さて・・・ヒントはリフトアップされた写真の中に。(大したヒントになりませんが)
 


アンプ増設(問題アリ)

2007-07-08 22:39:11 | SAAB

久しぶりの更新です。最近、何かと忙しくSAABくんをかまってあげる時間があまりありませんでした。午前中、時間があったので久しぶりの分解作業♪。

ずいぶん前にeBay経由でアメリカの中古パーツ屋から購入したSAAB AUDIO SYSTEM3の増設アンプです。めったにオークションに出てこないのですが、前にスピーカーとセットの物は希望額オーバーで断念(SPは必要なかったし)。で、アンプのみの出品発見。左ハンドル用だけど何とか設置できるだろうと思い74ドルで落札。ヘッドユニットと接続する専用のDINケーブルはないかと問い合わせたところ70ドルとの回答。新品が70ドルくらいのはずだからまけてくれと交渉しましたが取り外しの手間代だから勘弁しろと足元見られました。ま、国内在庫はあるはずないし、アンプと一緒に送るので送料はかからないとの事で購入しました。

この純正にこだわった理由は以前のオフ会でLoin D'iciさんのViggenの音を聴いた事から。あとヘッドユニットを交換せずにアンプを増設するにはカーオーディオの知識が無い私にとって最も簡単な方法だったからです。前にたまGさんから譲っていただいたアンプはヘッドユニットのスピーカー出力からつないだ為かノイズが大きくなってしまい設置を断念。純正はプリアウト出力なので大丈夫なのでしょうか?

さて、前置きが長くなりましたが、いざ取り付け!写真あまり撮らなかったですが・・・

アンプの増設スペースは助手席側のセンターコンソールの裏。例によってグローブボックスを外し横のカバーも外します。

この辺の作業は大分慣れてきました(笑)。

すでに配線済みのスピーカーのコネクターと電源コネクターを接続。前のドアスピーカー増設時にぶった切ったコネクターを元に戻しました。ヘッドユニットとの接続は8ピンのDINケーブルです。

コイツが70ドルもしたDINケーブルです。ヘッドユニット側がL字になっているのがミソ。秋葉原で散々探しましたが発見できず。自作も考えましたが8ピンの半田付けは私には無理ですしL字型のコネクターも売ってませんでした。

左ハンドル用なのでとりあえずインシュロックで縛る事に。この中古パーツ屋はサーブのオーディオに詳しくないのかブラケットも付いてませんでした。どうせ右ハンドルには使えないので気にせず購入しましたが。

こんな感じ。一応耐熱タイプのもの。いずれもう一工夫してしっかりと付けたいと思っています。

ですが!なんと音がめっちゃめちゃこもってしまって悪いのです。しかもツイーターは鳴っていません。(これはアンプを増設したら外そうと考えていました)ダッシュボードのスピーカーが結構いい音で鳴っているのでそう気にならないのですが、これではアンプを増設した意味がありません。アンプは通電しているようですが、単純にアンプの故障なのか?!それともDINケーブルの不具合?BOSEのスピーカーとの問題?純正SPはインピーダンスが8Ωなので?ここが一番怪しいところなのですが、8ΩのSP用に設計されたアンプでは4ΩのSPは鳴らないのでしょうか?調べる必要アリです。今日は午前中しか時間が取れなかったのでタイムアップ。アンプの故障だったらショックだなぁ・・・

 

 


オンダッシュ・スピーカー交換

2007-06-18 23:03:33 | SAAB

2月にドアスピーカーを増設して以来、全く手付かずのオーディオ関係。ダッシュボードのSPはオマケ程度にとらえて交換の必要はないと考えていました。しかし!最近のブームに乗りやってしまいました(笑)。サウンドストリームという線も考えましたが、ここはあえて違うメーカーを選択。廃番になったJBLをこちらから購入。


ダッシュボードに来ている配線はとても短くて、作業性も悪いので、コネクターをそのまま使うことに。SP側の線を平端子のオスに加工してコネクターに差し込む。コネクターの極性は、右は黒/茶が+、黒/赤が-。左は茶が+、黒/灰が-になっています。


はい、出来上がり(笑)。


純正の8Ωから4Ωになったので音がでかくなりました。ちょっとダッシュのSPが主張しすぎかなぁ・・・。かなり高音が出るようになったので、トーンのtrebleは0です。純正のアンプを手に入れたので、こいつを付けたらバランスよくなるでしょうか?あんまり変わらないかな?

ここで疑問が。よくスピーカーのインピーダンスには注意しないといけないと聞きますが、同じヘッドユニットでもいろんな物が付いてませんか?5Drはダッシュ8Ω、リア4Ω。カブはリアが2Ωのようです。モデル別にヘッドユニットの内臓アンプが違うわけ無いですよね・・・


 


ターボメーター取付

2007-06-18 22:50:38 | SAAB

なかなか時間がなくて作業できませんでしたが、ちょっと早起きしました。朝の方が断然涼しいのもグッド。NORDICのECUにしたのでハイプレッシャー・ターボのまねをしてターボメーターを取り付けました。ブツは大森メーターの機械式。52φにしたかったので選択肢は少なかったです。電子式の方がホースの引き込みがなくて楽なようですが、お値段が倍以上するのでなので却下。


サージタンクとフューエル・プレッシャー・レギュレータをつなぐホースをちょん切って三つ又を取付。

念のためケーブルタイで補強。


グロメットに切込みを入れて車内へホースを引き込み。車内ではインパネの下半分を外す必要があります。


電源をスモールライトのヒューズから取って、アースをつないで出来上がり。ホースはスピーカーのグリルから出しました。グリルを外すついでにもう一つ別な作業もしちゃいました(笑)。52φ対応のスタンドを買ってきたのですがなぜかユルユル。フードの上からカシメたのでフードが変形してます。


夜間はこんな感じ。緑の照明にこだわりました。ちょっと明るすぎです。でも、あるお方のような細工はしません。良い子はまねしちゃ駄目って書いてありましたし、というより私には無理です(笑)。

 

さて、肝心のブースト圧ですが1.2kg/c㎡くらいでしょうか。(現行商品のくせに単位古すぎ!)ノーマルはヤスヤスさんの計測によると0.5Barのようです。現在Stage3のプログラムなのでStage2に代えた時、いくつぐらいになるのでしょうか?現在あるトラブルの為、瑞典国よりの入荷が遅れています。


調査

2007-06-04 12:41:03 | SAAB

最近、大流行中(?)のスピーカー交換ですが・・・リアは現状で十分と自分に言い聞かせていましたが、流行病の影響かウズウズ。以前ダウンロードしておいたソニー・カーフィッティング情報に詳細な寸法が出ていますが、この目で確かめるべく事前調査をしました。
※現在、ソニーのデータベースはALPINEへそのまま移行したようです。
http://www.alpine-fit.jp/index.cgi

グリルを外すと安っぽいスピーカーが鎮座しております。


リアは6×9インチの楕円形。問題はなかなかこのサイズに収まるスピーカーが見つかりません・・・。一番近いので150×222㎜でした。


この穴の大きさがシビアです。144.5×215㎜。数ミリしか余裕がないじゃありませんか!深さは80㎜ほどあります。下はライナーなので多少大きくても押し込めばOKでしょう。

《おまけ》

フロントはいいでしょ。ウーファー+ツイーターで。ダッシュのはあくまでオ・マ・ケ。殺した方がバランスが良いという説もありますし。(と言い聞かせてます・・・)

ここが35㎜程で浅く、マグネット部が大きいスピーカーは要注意。Mukaiさん情報ですとかなり大きなお尻のSPも収まったそうです。


《問題》

スピーカーをしっかり取り付けるには根気よくヤスリで穴を大きくするしかないんでしょうか・・・。アップグレード用の純正は送料入れたら32,000円也。おまけにMade in Jajan。あとは浮かしたまま無理やり付けるか・・・。試しにヤフオク経由で入手した中古SPを置いてみましたが、144ミリの方向が収まりません。バッフルボード作って一回り小さいスピーカーを付ける?そこまでする必要あるのか?

続く・・・(のか?)

 

 


ダンパー&スプリング交換

2007-05-28 23:06:28 | SAAB

ダンパー&スプリングを交換しました。車高を下げる事も目的にありましたので、定番のビルシュタイン(ショートストローク)+アイバッハorコニのファーベルクキットで悩みました。ヨーロッパではKONIの評価が高いという情報もあり、天邪鬼な私はKONIを選択。KONI+JAMEXのMukai号にも試乗させていただきましたし(笑)。さて、国内在庫状況の方はというと、ビル1台分、アイバッハのスプリングなし。コニなし。毎度のことですね(笑)。で、購入先はおなじみのElkparts, PartsforSaabs, GenuineSaabなどがありますが、本体価格+送料が一番安かったPFSから購入しました。取り付けは前にNordicのインストールに場所を提供してくださった川崎にあるACHARさんにお願いしました。こちらの新井さんはサーブ専門店のA2FACTORYから独立された方で、サーブには詳しく安心です。交換時の写真を撮っていただいたので助かりました。

ダンパー。いかにも安っぽい黄色いバンプラバーが4個付属してきましたが、フロントはなぜかサイズが合わず純正を流用。リアは本体に組み込まれているので必要なしとの事でした。

ロワリングスプリング。ドイツのVOGTLAND(ヴォークランド)社製。3cmほど下がる予定。

フロント。

オイル漏れしていました。これはサーブのお約束のようです。白青白のマーキングがあります。ダンパーは黄色。フロントは?物置から出して確認します・・・

リア。純正より巻き数が多いですね。

使用前

使用後。陰になって分かりづらいですね。肝心な地上高を計り忘れました(恥)。ほぼカタログ値どおり3cmほど下がりました。ローダウン後で170㎜ほどありますので「うわっ、ひく」って感じにはならず程良い下がり具合じゃないでしょうか。乗り込む時は低くなったことを感じます。

ホイールアーチにばっちり合ってます!

うーん、スカスカ度激減。

使用前。

この角度、たまりません・・・

フロントの減衰力調整。

リアの減衰力調整。マニュアルにはこのつまみをグローブボックスに忍ばせておけって書いてありましたが、コロコロ転がっちゃうでしょ!

簡単なインプレですが、引取りの帰り道は一番硬い設定で一般道、首都高を走ったたところ、特にガチガチで乗り心地が悪いと言うほどではありません。多少、跳ねる感じではあるのでファミリーユースにはちょっと辛いかも。夕方、家族2人を後部座席に乗せて一番やわらかいセッティングで買い物に出かけました。行きは問題なかったのですが、コストコで洗剤やら水やら重いものを積んだところ・・・リアがコーナリング時と下り坂でバンプした時に底づきしてしまうようです。タイヤがフェンダー等に当たっている形跡はありませんが、もう一度ACHARさんでチェックしてもらいます。荷物を積む時はセッティングを変える必要があったりして(汗)。

アライメントの調整ですが、近所のスーパーオートバックスではサーブのデータがなくが、データの取り寄せが可能とのこと。あとタイヤ館にも問い合わせましたがなんだか自信なさげ。大丈夫でしょうか?いずれにせよ再チェックしてからになりますね。

 

 


エアフィルター交換

2007-05-19 23:20:33 | SAAB

ゴールデンウィークの影響か、成田の税関で長いこと足止め。先週末配達されましたが取り付ける時間も無く・・・

ECUのアップグレードに伴いエアフィルターをスポーツタイプの物に変更する必要がありました。国内で入手できるものはK&N(米国製)、JR(仏製)などがあります。9,000円前後のものですので、これだけを購入するには個人輸入はメリットがありません。今回はたまたまK&Nの在庫がなかったので、KONIのショックを購入するついでにJRをメンテナンスキットと一緒にPFSから購入しました。

国内での入手先は

 K&N⇒http://www.hypertuning.com/kn/knlist3-saab.htm
 JR⇒http://www.afterparts.co.jp/jrfilter/jrfilter_saab.html

などがあります。

《交換手順》

念のためHaynesで手順を確認。旧9-3でもDB204とDB205では若干違うようです。私のサーブ君は2001年なのでDB205です。


エンジンに向かって左側の黒い箱がエアクリーナーです。

①evaporative purge valve(EVAPキャニシスターパージバルブ)を外す。


矢印の部分を外すだけです。別に外さなくても作業は出来そうでした。

②ターボチャージャーへつながるエアダクトを外す。


矢印のホースクランプのネジを緩めて外します。

③4箇所のネジと1箇所のクリップで留めてあるカバーを外す。


ネジは先にしか山が無いので全部抜かなくても大丈夫です。


クリップはここにあります。

④古いフィルターを外す。


まだめちゃくちゃ綺麗です。

⑤新しいフィルターをつける。


写真を撮り忘れましたが、カバーの内側とハウジングを拭いておきます。フィルターの周りがゴムのパッキンのようになってますので確実に位置を合わせます。

⑥逆の手順で元に戻す。


「リユース出来るので交換するな」という注意書きのステッカーが付いてましたが、のりが弱くてカバーには貼りつきません。

今日は近所のコストコまで往復だけでしたので、今ひとつ走りに違いは感じられませんでしたが・・・

 

ECUアップグレードの要は給排気系だそうで、次はマフラーに着手しなければ・・・某氏は着実に物の入手を始めているらしい(笑)。

 


フロントグリル交換

2007-05-17 00:00:34 | SAAB

フロントグリルをメッシュにしました。最初は既製品を購入しようかとも考えましたが、送料を含めるとオーバー3万円。却下。オフ会でT・Mさんより作り方を教えていただいたので自作することにしました。

用意するもの。

①純正フロントグリル(失敗を恐れ中古の4000円で購入)
②アルミメッシュネット(オークションで4㎜×8㎜のブラック。20cm×1mで2,100円)
③金ノコ(純正の横桟を切る)
④ハサミ(ネットを切る)
⑤ホットボンド又は接着剤(エンブレムの取付)

《手順》

①フロントグリルを外す。

左右にあるこのクリップをつまみながら上に引っ張ると簡単に外れます。

②メッキの部分とプラの部分を切り離す。

上部に6箇所の爪。これが結構硬くて外れにくい。

センターに5箇所の爪。私は左右が折れましたが特に問題なし。真ん中はエンブレムを止めている爪。

下部に5箇所。折れそうで怖いですが思い切って・・・

③横桟を切る。今回はなんとT・Mさんより加工済みの物を頂きました!いつもありがとうございます。

私は念のため残った部分をヤスリで削りましたが、ネットを付けると見えないので大雑把で良いみたいです。Elkpartsで売っている物は周りの爪の部分を残してくり貫かれていて、ネットをメッキ部分に接着してありました。

④エンブレムを接着する。

エンブレムの爪が止まらなくなってしまうのでホットボンドで固定しました。

⑤アルミのネットをハサミで切って大きさを合わせる。

中央部分に5箇所、爪を通すために切れ目を入れる必要があります。

⑥プラの部分を戻して出来上がり。メッキ部分とブラの部分でネットを挟み込む形になります。

このピンに位置を合わせてクリップでパチン。

使用前

使用後。この写真ではまったく分かりませんね。ま、実物もよーく見ないと分かりませんが。もっとスパルタンにするにはハニカムタイプや目の大きなほうが良いかも。さらに個性をアピールするにはメッキ部分をボディ同色に塗りますか(笑)。

某氏よりお借りしたブラックグリル。悪人過ぎます・・・

《追記》

グリルを塗装される方に参考になるサイトです♪

http://blog.so-net.ne.jp/93th_star/2006-04-09

 

 


ECU Upgrade

2007-05-06 22:47:11 | SAAB

台湾のNordic総代理店のエンジニアの方が来日し、同社が販売するエンジンマネージメントコンピュータの実力を体験するプログラムに参加してきました。SAABのエンジンはオリジナルの状態でかなりマージンをとってあり、コンピュータープログラムをチューニングする事で本来持つエンジンのパワーを最大限に引き出す事が出来るようです。その実力やいかに。

※トップの写真は、エンジニアGAVINさん(右)と台湾のSAABオーナーズクラブのSOKENさん(左)。



今回のNordicのECUアップグレードはPCを使ってプログラムの書き換えを行うタイプ。もちろんPCはAcerですね。通常は書き換えたECUを乗せかえる方式だそうです。(理由は後述)

 

オリジナルのプログラムを読み込み中。この作業はエンジンを切って行うのでのでバッテリーをチャージしながらの作業になります。(約1時間)

チューニングしたプログラムに書き換え中。(約30分)

Fuel Pressure Regulatorを3.5barの物に交換。写真は元々付いていた3.0barの物。

 
《試走》

エンジニアの方を助手席に乗せいざ試走へ(ちょっと緊張)。アイドリングの状態、ACCをオンにした状態、エンジンのオン・オフと問題ないか確認しました。チューニングの違いを一番分かりやすいのは高速運転とのことで第三京浜を目指しましたが渋滞で断念。一般道で前が開いたときに軽くダッシュしてみましたが、多少トルクが上がったように感じられました。普通に運転する分にはノーマルとほとんど変わらないでしょう。しかしアクセルを踏み込んだ時の加速力はかなりアップしたようです。走行中、慣れない英語で台湾の話をしたり、チューニングのアドバイスをもらったり。ポイントは給排気系とのこと。エアロのターボチャージャーの中古があったら即、買いだそうです。(日本じゃまずないでしょうけど・・・)エアクリは必ずK&Nのようなハイパフォーマンスなタイプへ。アグレッシブに走るならマフラーも交換して下さい。・・・・ん?ずいぶん大掛かりな?と話に夢中になって出発地点を通り過ぎ、試走無事終了。

プラグとバキュームホースがかなり劣化していたので交換。純正のNGKの6番がベストのようです。ホースはシリコン製の物に交換してもらいました。

《まとめ》

いずれやろうと計画していたECUチューニング。私の車はTrionic7なのでお手軽なBSRのPPCにするか悩みましたが、せっかくエンジニアの方のアドバイスもあるし、この機会にエイッと購入してしまいました・・・参考までに、スウェーデン本国でのソフトウェアのみのお値段は9375sek(約163,500円)他社に比べてちょっと高めです。

パフォーマンスの違いは、各社Stage1、Stage2、Stage3(4、5とあるチューナーもありますが)と3段階あり、私はてっきりソフトウェア(プログラミング)はすべて同じでハードウェアによってパフォーマンスが変わるものと理解していました。ところが私の車にインストールされたStage3は別チューニングだったのです(車中の会話の意味がここで理解)。今のままではターボチャージャー、特にキャタライザー(触媒)に負担がかかるので、後日、台湾よりStage2相当のECUが送られてくることになりました。いわゆるCAT back exhaust systemまでつければ220HP、くらいになるそうです。

最後に今回の体験プログラムでエンジニアの方との橋渡しをして下さったcowper1000さんからの注意点(転載)。

今回NORDICのチューニングをする上で必ず守らなければならない点を銘記したいと思います。これらはターボチューニングでは当たり前のことですが、、、

1、排気系は必ず交換し、ブーストは1.5までにすること。ちなみにブーストだけを上げても排気系がちゃんと抜けないとタービンに負担がかかり壊れてしまう。(ステージ1では交換の必要なし)

2、ちゃんと燃圧をコントロールできるようFUELプレッシャーレギュレータも必ず高効率なものにすること。

3、エアクリーナーは必ずK&N等の高効率な純正交換タイプを使用し、決してオープンエアタイプは使用しないこと。理由はエンジンルームの熱が邪魔をしてオープンタイプでは効果が出ないため。(どうしてもオープンにしたい場合は大量のフレッシュエアを導入できる大径のダクトを外から必ず引き込むこと)

4、エンジンオイルは100%化学合成15w-50以上のちゃんとしたメーカーのものを必ず使用し3000キロを目安に交換すること。(タービンの耐久性はオイルで決まり、走行後は最低3分間アイドリングして必ずクールダウンすること)

5、ECUの交換は9000の場合は比較的シンプルなT5なのでさほど問題はないが、9-3等のT7を使用した近年のモデルは制御が非常に繊細で複雑なのでプログラムを書き換えるのではなくECU本体を交換する(高温多湿な日本ではすでにECU内はすでに腐食しているのと、書き換え時にバッテリー電圧が完全でないと途中で電圧が足りなくなり全てが破損する恐れがあるため)。
よって日本での交換はすべての車種において先方で動作チェック済の新品ECUとのユニット交換のみとし、中古のECUは送り返すこととする。プログラミングは日本では一切しない。

例外として今回9-3に行ったのはプログラムの書き換えでしたが熟練したスタッフがバッテリー満充電後に彼らのノウハウをもって施工したので問題ありませんでしたが。

6、最後にTECH2テスターを使用し問題がないかの確認が必要。

以上が、注意点として上げられます。


《おまけ》

5/2に待望の
KONIちゃんがエアクリと一緒に成田に到着しているのですが、未だに配送されません(泣)。GWの影響か?!