mes amis parisiens (パリのおともだち)

2006-08-06 12:03:06 | Weblog
パリのおともだちが
来日中。
暑い暑い日本。
友人ドキュメンタリー映像作家の
ダニエル(右)は
来年、母国チリで無声映画フェスティバルを
主催する。その下準備で
国立フィルムセンターに通う傍ら
ドンキホーテと100円ショップに
ショッキングな打撃を受け
もうなんでも買い物はそこですると決めたらしい。

もう1人の友人(左)サミュエルは
日本の蝉の鳴き声に痛く感動し
microマイクを蝉に向かって
傾けたりしている。
彼も映画人。
彼曰く日本の蝉とフランスの蝉は鳴き声が
違うのだそうだ。
日本の蝉はシシシシーーー↑と放物線を描いて上がり
シシシー↓と緩やかに降りてくる。
フランスの蝉は鳴き声は一定のことが多く
ジジ ジジ ジジ・・と鳴いているらしい。
蝉の種類のことはよくわからないが
日本の方がバリエーションが豊富なことは
確かなようだ。

浅草の裏通り、演芸場、赤提灯。
秋葉原のラジオデパート。
秋葉原GOODMAN。
なるべく東京のディープな裏街道を
連れまわす。
「ジーニアール!」(こりゃおもしろいなっ)の
連発である。
彼は日本は最高だと
何度来ても同じ事を言っている。
わたしが外国人だったらやっぱり
同じ事を思ったと思う。
周れば周るほど変な街だ、東京は。

秋葉原でメイドの格好をした
お嬢さんにチラシを渡され
不思議な顔をしている。
・・(君はメイド喫茶を知らんのかね?)
連れて行きたかったが
わたしが入りたい気分でもないので
やめる。
なんで女中の格好をしているの?って言うから
オタク文化の奥深さについて
説明し始めたけどダウン。
私ではとてもとても奥が深すぎて説明は無理。
役不足だということに
気づき、適当にお茶を濁す。
おたく天国の秋葉原は実に不思議な
コミュニティを形成しているのであるよ、
わかるかね?フランス人諸君。

若い人だけでなく
その多くは40~50歳のおじさんの粋に入る人までも
オタク系アニメショップに
群がっているのにはかなりショックを
受けたようだった。

おそるべしオタクの国日本を見たか!
自慢できないような超特殊な
癖のある国、日本。




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3 コメント

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蝉。 (MUSICA)
2006-08-06 12:22:45
なんといっても、夏の盛りを過ぎた頃になくカナカナの声が一番好きだなぁ。



あの声を聴いた時に感じる、なんともいえない感覚が、日本人やなぁと思います。
カナカナ (アヤコレ)
2006-08-07 08:54:51
カナカナっていう蝉かな?

(ハハハ ダジャレっぽーい!)

そうだね、夏の蝉声、

なんともいえない、不思議な感覚に

誘われます。

夏がすきなアヤコレはこの時が

とてもイトオシク感じられます。

奄美を愛するがじゅとて

きっと同じでしょうね。

奄美、行ってみたいなぁ。

不思議な感覚 (MUSICA)
2006-08-07 22:34:26
私も、夏の空気とか、夏の気配みたいなものがとてもすきです。変温動物なので冬は活動が鈍いです(笑)



なんともいえない感覚。

サウダージとか、奄美では「懐かさぬ」、郷愁ともちょっと違う気がするけど、なんだか心が揺さぶられます。