正月に札幌に行くスーパー北斗から車窓の風景を撮っていた時に、トンネルとトンネルの間に一瞬だけ映っていた小さな駅が気になり、調べた。それが小幌駅だった。秘境駅として全国的に有名とあり、いつも札幌と函館を往復する中でその秘境駅を知らず通過していることに驚かされた。
そんな折、夏ころだっただろうか、JR北海道が経営の見直しから、小幌駅を廃止するというニュースが流れた。
そうかあ、残念だったなぁ…
行ってみたかったな…
そう思っていた。
けれど、自分自身が内的に追い詰められた時、ふと小幌駅のことが頭に浮かんでき、いつの間にか私は小幌駅を目指していた。
途中、何度か「行っても、秘境ブームや駅廃止前の駆け込みで混雑しているだけじゃないのか。。。。」「もうみんな紹介しているし、行く意味あるのかな。」などと怖気づいてしまうこともあったが、とにかく行って自分の目で見てみよう。そして、自分らしく紹介したいと思いなおし、小幌駅に到着した。
一日いて、小幌駅とその周囲の芳醇な自然の魅力に圧倒された。
人が何人いようと関係なく、間違いなく小幌駅は秘境駅でした。
心折れて小幌を訪れた私は、体はヘトヘトになりながらも精神的には大いなる癒しをもらいもどってきたのでした。
詳しい内容はまた追って。。。
