前略 弥二朗様
今年の夏は美味い「蒲焼き」は食べられましたでしょうか。
高知ではもう新規ネタは無いと思っていた私ですか、何気無く見た新聞
広告の片隅に「これは!」と言う写真を見つけました。
一尾2,500円とお高いですが、国産です。大きさから言って普段、お隣の
池澤鮮魚店の「店頭で売られている物」と同程度と思います。炭焼きの
香りがとても香ばしく、蒲焼きと御飯の間にはひつまぶし風に「もみ海苔」
が敷かれていて、これがまた鰻と良く合います。
養殖物ですが身は良く締まっており、高知の蒲焼きらしい食感が楽しめ
ます。タレは控え目ですので、多い方がお好きでしたら、先にお願いする
と良いでしょう。2-3階は個室に仕切られていますので、お接待にも使え
そうです。但し「吸い物」は「肝すい」では有りませんので念為。
ただ、一つ気に成りましたのは、店内の此の↑張り紙。
此を見て「丑の日も過ぎたから値下げしたんだ」と思いました。
初めから「うな重」を頂くつもりでしたので、値段で決めた訳では
有りませんが、後でレシートを確認してみると・・・・・・
そうです、2千5百円だったのです。
慌て者の「早とちり」と笑われそうですが、朱書きは25日限定のお
値段だったのですね。先の店頭販売の価格が一尾¥1,600ですの
で「然もありなん」と思います。そうなると鰻専門店のお値段が如何
にリーズナブルな物かも良く解りました。
そんな次第で此方の「蒲焼き」は店頭でタレと一緒に買い求めた
物を、お家で温め直して頂くのが宜しいかと。まあ、地元民限定な
のですがね。この炭焼きの香りを是非、お試し下さい。
それでは「夏バテ」など無きようお体、充分ご自愛下さい。 草々
追伸:店内で県外客(20代後半のカップル)の会話
女性 『この塩タタキと普通のタタキってどう違うんだろ』
男性 『お店の人に聞いてみれば』
女性 (暫しメニューを見て・・・・・・)
女性 『すみませ~ん』
店員登場
女性 『あの~、この塩タタキと普通のタタキ、どちらが美味しいですか』
(えっ、そういう聞き方するか)(答えるの難しそう)
店員 『えーと、普通のタタキはタレで頂くタタキです』
(おっ、ある意味、的確な答えじゃん)
女性 『じゃあ、塩タタキ一つと普通のタタキ一つ下さい』
(これまた的確な注文や、食べ歩きに慣れとるナ)
--shop data--
店名:本池澤 ※(HP)
所在:高知市本町2丁目1-19(Yahoo!地図)
電話:088-873-3231
営業;昼11:00~15:00 夜17:00~22:00
定休:年中無休(12月30日~1月1日除く)
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記事につられて、昨夜は蒲焼きでした。
冷やした純米吟醸とバッチリでした。
日頃あまり飲まない日本酒も
うなぎとは相性がいいようです。
まぁ、ワインでやる人はあまりいないでしょうな。