人類のための文明・思想・哲学・宗教・歴史・憲法

何が起きているのか

どうして起きたのか

それをどのように理解し

どのように対処するべきか

Really

2009-11-15 11:08:08 | 日記

ちょっと輝くいくつかの憲法条文ばかりを見ていて、憲法全体や憲法効果を見ようとはしない。

文明の進展の恩恵としての情報システムの発展した21世紀は、もはや、「木を見て森を見ず」の

時代ではない。千葉大学園芸学部に関係する二つの殺人事件について、ネット上で比較し、検討

することも容易である。第一に、在学生である女子学生は、初めから隠蔽を計画されてかかられて

いる。第二に、卒業生による英国人女性殺しは、後になって整形手術を受ける等、隠蔽に懸命だっ

た。後からマヤカシにかかった大事件は、企業にとって、成長方向の決定と資源配分・選択と集中

だけではなく、コスト削減のためには、選択肢の設定と展開の推理は欠かせないこと、及び、H.

ファヨールの従業員の安全等保全管理活動の重要性も再認識させた。恐怖心を起こさせるのは、

はじめからマヤカシにかかった事件である。このマヤカシの木は、「あの戦争は何だったのか」

  歴史の森に眠る深謀遠慮の痕跡を探らさせる。「学徒動員」などを、どのような面持ちで、

見送ったのだろうか、当時の学長先生などは、と考えてみたりもする。前世紀の、「あの戦争」は、

人類の繁栄や幸福よりも、民族概念が病的なまでに突出して、世界中から恐れられ嫌われてしまっ

たために、他に戊辰戦争以来続く怨恨及び国家としての歪みと国民の不満(デフレ不況)を処理する

方策として計画された戦争だったか。戦争の後遺症やダメージは、21世紀に至っても癒えることなく

続いている国家統治と企業統治を取り間違えて、桁外れの戦争災害を発生させたと考えられる。

或いは、昭和天皇を中心とする大本営や当時の知識階級の深層心理に、国民が朝廷勢力を圧倒した鎌倉

時代が、歴史が繰り返されることにより、再来することを恐れ、予防する為に、戦争を仕組んだのか。

本気で国を憂う若い人々を戦争へと駆り立て、消耗させ、戦死させて、自分たちの安泰を図る計画か。

鎌倉幕府を打倒する為に、朝廷は戦争を始めた(1221年承久の乱)が敗退して島流しの刑を受けた。

皇尊スメラミコトは世界を支配する存在者であり軍事力を手段として、これを実現させようとしたか。

或いは、凡そ二千年昔、朝鮮半島から押し出した中国に対する本能的な恨みを晴らしたかった爲にか。

或いは、政治は天皇を利用し天皇は戦争を利用して世の中滅ぼす計画が大東亜共栄圏の本質だったか。

歴史の真実を探り当てることが極めて困難である場合があり、複数の推理を以って仮置きする外ない。

国民統合が目的であり天皇制を手段とする憲法の仕組みも簡単に目的と手段が置き換えられてしまう。

猛烈に働くことは人生の目的ではなく、人生という目的を達成するために欠かす事のできない手段だ。

失敗の原因?それは、「民族概念・階級概念」目標と目的がハッキリしなくなってしまう。このような

考え方も、共産思想であるので、20世紀の人類は、大学の女子学生のように、犯罪に狙われてし

まったと考えられる。言うまでもないことであるが、目標は目的に至るための標識である。事件を比

較し発展させて得られた結論として、今現在は、不確実性が強く、閉塞感のために、有機的組織の

はびこる暗い日本社会に陥っている。江戸時代を打倒した人々の三代目世代の創業~守成大戦争だ。

                                                  

いずれにしても、エイブラハム・リンカーン (1809~1865)の 言葉は  Good !!

Government  of  the  people, by  the  people, for  the  people.

「人民の、人民による、人民のための政治」 Gettysburg  Address (ゲティスバーグ演説)

 

「戦争は終わった。特攻隊の勇士はすでに闇屋となり、未亡人はすでに新たな面影によって胸をふくらま

せているではないか。人間は変わりはしない。ただ人間へ戻ってきたのだ。人間は堕落する。義士も聖女

も堕落する。それを防ぐことはできないし、防ぐことによって人を救うことはできない。人間は生き、人間は

堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない」1946年4月、「堕落論」坂口安吾(1906~

1955)

 

 

「戦争は終わった」確かに。それにしても、「あの戦争」は何だったのか。そして、目的は何だったのか。

東条英機(1884~1948)の「悠久の大義」とは、何か。21世紀の日本人は、すでに、正答を得て

いると考えます。

 

 

 

「(日本は)墜ちる道を墜ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない」 坂口安吾

 

 

 

 

 

「中曽根参拝は体を張ってでも、阻止しなければならなかった」 元靖国神社宮司・松平永芳

 

 

 

 

 

2001年に発売された電子辞書が、その後、わずか数年で、革命的な進化を遂げたことを確認致しまし

た。生き残る以外、選択肢がなかった電子辞書。そして、1946年当時の日本人が、どのようなことを

思っていたのかも確認できました。物事はスタートが重要であり、憲法については特別に断言できます。

憲法についてばかりは、安直な全ては不可なのであり、責任感とは何か判らなくなってしまう危険がある。

電子辞書の生き残り戦略を笑うのがスマートフォンやタブレットパソコンの検索機能である。経営学では

代替品の脅威と教えるが、電子辞書の性能をはるかにしのぐ代替品の勝ちなので、電子辞書は終わりか。

 

 

 

 

現代は大昔とは違う。物事は静態的では有り得ない。昭和21年に制定して公布したのだから、あとは

何もしない。このような無責任な態度もまた今日の不安社会(ブルー・スクリーン状態)の原因の一つ

であり、保守と現状維持の発想を混同してしまっていることが最大の原因として挙げることが出来る。

目標や目的を間違えて設定し、失敗して、世の中を強制的に終了させようと強いる醜い姿が戦後の

日本社会の実相だ。「憲法を生かすことが重要であり、その為には日本を殺すこともあり得る」だよな

 

 

 

 

天皇家の継続の為に共産主義・自由主義を排撃する必要があった。この目的であの戦争は行われた。

昭和天皇を中心とする国家体制を強固なものとするためには強固な敵が必要だったのであり、それが

鬼畜米英であり、中国・韓国・フィリピン・オーストラリア・マレーシア・ソビエトなどであった。

現実としての戦争の目的としては、千年を超える歴史と伝統を誇るアジアの大陸の仏教文明には、幾

十万体、もしかしたら幾百万体もの純金の仏像が寺院にあるので、それを集めてフィリピンで溶かし

てインゴットに加工し、日本に持ち帰る国家組織的な強盗殺人と廃仏毀釈を考えることが出来る。

天皇陛下を現人神として尊崇する゛ミロクの世  ”を理想的な国家として目標としていたことも解明済だ

Strike while the iron is hot. 鉄は熱いうちに打て(好機を逃がすな)1946年11月3日公布の憲法を

どのようにもアップデート出来ない。そして、日本国は没落し、国民は大災害を被るばかりだ。この憲法

は、江戸幕府を打倒する方向性を持つ時代錯誤の憲法であり、科学的知見の欠如を以って、国を亡ぼす。

 

 

 

 

世界征服が目的だったと主張する人も多数である。1941年6月22日、ドイツ国防軍は独ソ不可侵条約

を一方的に破棄し、ソビエトに侵攻した。作戦名は「バルバロッサ」この作戦について、日本の天皇、軍部

政治家、マスコミなどは、ナチスドイツがソビエトを打倒する可能性は十分あるが、アメリカ合衆国が無傷

で残ることは、ナチスドイツにとっては最大の脅威であり、帝国陸海軍がアメリカ合衆国に戦争を仕掛けれ

ば、合衆国はアジア太平洋戦争と対ドイツ戦争の二つをやることになり、「二正面作戦」ナチスドイツか、

日本軍か、どちらか一方でも、勝利を収めれば、連合国軍は総崩れとなって、天皇陛下による世界征服が

実現する。このように、日本の天皇が世界を支配する天皇命(スメラミコト)の大御世(オオミヨ)の

実現のために、あの戦争は企てられたとする見方である。それから、昭和天皇は1946年1月1日、

「天皇を現御神(アキツミカミ)とするのは、架空の観念である」と述べて、自らの神格を否定した。人間

宣言。そこで、どうしても何かを神に奉らねば気が済まない当時の日本人が、1946年11月3日公布の

日本国憲法の神格化を図った。日本国憲法は即(大御本尊)也。こう考えて、大いに納得したに違いない。


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