女房と畳は新しい方がよい

熊本産イグサの畳に替えた。特級品になると、キメ細かく厚みがあって踏み心地もいい。女房と畳は新しい方がよいというが、畳に関してはそのとおりである。いずれは、階段を使わない1階和室で寝起きしなくてはならない時が来る。

物がひとつもない和室の掘り炬燵で、みかんなどを食べたり本を読むのも悪くはない。リビングでテレビばかり見ていないで、静かなひとときを過ごすのも一興だと思う。

庭の花木を眺めながら句を詠む。

　　畳替え庭の木々は春を待つ

　　松明けの陽ざしに映える青畳

　　新しい女房よりも青畳