ハチの家文学館

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PHP

2020年07月10日 15時38分00秒 | ハチパパのひとり言

近くの書店が2店舗あったが、廃店になって数年経つ。今日のNHKテレビで、東京神田の書店興亡みたいな番組をやっていたが、若者の活字離れとスマホの普及、通販の発達もあって、書店に足を運ぶ人が少ない。

しかし、本というものは書店にぶらりと入って、好きなジャンルでどんな本が出ているのかと探すのも楽しみである。本や雑誌のタイトルに惹かれて手に取り、パラパラとめくってみるのもいい。

本や雑誌は衝動買いが多いが、その結果大して読みもしないで書棚に入れたままの本もある。年金生活の今になって書棚の奥に手を伸ばし、買った当時の自分思考が思い出されて読むこともある。

カメラ誌をはじめ雑誌の多くは断捨離で大量に廃棄するとともに、60歳で銀行の仕事を終えてからは、金融法務、預金信託などの銀行業務、外国為替、不動産、年金、証券など、銀行のあらゆる分野の専門書なども処分した。それでも文庫本も含め千冊は優に超える本が自宅書棚に並ぶ。写真やレコードとともに、本は自分の生き様を反映していると思うと捨てられないでいる。

久しぶりに読みたくなって「PHP」8月号を買いに行く。「PHP」は税込定価わずか220円であるが、生きる智慧がいっぱい載っている。毎月買っているわけではないが、いろんなジャンルの著名人の軽妙洒脱な文章に興味がそそられる。

いきなり、表紙ウラの「あなたへのうた」という短詩に共感のようなものを覚えた。

また会えるのに
行ってしまうと寂しい人
入道雲のように笑う
夏みたいなあなた



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