
京都大原三千院 わらべ地蔵
カミサンが今日から九州へすぐ上の姉さんの看病で帰郷、しばらくの間独居老人としての生活を余儀なくされることとなった。
3年前の2月、一番上の姉さんが乳がんで他界するまで、うちのカミサンは時々九州に行って、ウイークリーマンションを借りて病院に付き添ったりしていた。
今度は2番目の姉さんに肝臓がんが見つかった。弟がいるものの、女三人仲がよかっただけに、居ても立ってもいられない気持ちで出発した。しばらく様子を見て帰宅する予定であるが、カミサンの気持ちに寄り添って力づけてやりたい。
さて、今日からひとり、食事の心配が一番。若い時、20年も父子家庭やって料理の経験がない訳ではないが、再婚して28年目のいまはカミサンの手料理にどっぷり浸かって「さあ、どうしよう」というのが本音。
しかし、高齢者夫婦にとって、どちらが先に逝くか分からないわけで、一人で炊事、掃除、洗濯、食事等々の経験も貴重である。好きな酒を飲めればいいぐらいの気持ちで動いてみようと思う。
自宅庭の梅の蕾もちらほら開き始めた。寒肥、整枝、植え替えの季節でもある。物置の整理や身の回りの整理もあと少し残っている。やることは沢山ある。身体を動かすことでカミサンのいない寂しさを紛らしたい。
一時的とはいえ別々に暮らしても、お互い気持ちが通じ合えるのが夫婦というものかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます