
ここは横浜スタジアムのある横浜公園前の「MORIVA COFFEE」。一杯180円のアイスコーヒーを飲みながら、中華街へと続く交差点に眼をやり、しばし人間ウオッチング。
信号待ちの可愛い園児の行列に、隣のおじさんも、若いお姉さんも、「カワイイ!」と笑顔。
老いも若きも、男も女も、服装の色が殆どモノトーンである。赤や青や黄色などは殆ど見られない。不況の影響なのか、国民性なのか、もっと派手な色でもいいとおもうのだが・・・。
救急車のサイレンが2度続く。パトロールカーの往来も眼につく。曇り日とはいえ、外は30度を超えているだろう。猛暑は続く。
30代と思しき夫婦だろうか。黒のTシャツの男性が、黒のタンクトップの女性の車椅子を押している。病気なのか怪我なのかわからないけれど、あの若さで大変だと思った。しかし、この男女の表情は明るく笑っている。
高齢者の男女11名のグループが横断歩道を渡って中華街へ向かった。丁度お昼時だから、中華のコース料理でも食べるのかな?
前カゴをつけた自転車乗りが多い。ちょっと太めで茶髪のママが、後ろに女の子を乗せて、中区役所の駐輪場に入って行った。児童手当の手続きにでも行くのだろうか?
階下は牛丼のすき家が入っており、昼時はテイクアウトの人で行列ができる。牛丼並が280円は安すぎる。不況の今、食費は助かるけれど、このままでは日本の経済はどうなってしまうんだろう。
日本人は勤勉で、貯蓄意欲が高いと言われているが、それも団塊の世代までかもしれない。雇用不安が続き、賃金が下がり、住宅ローンの返済に追われ、高学歴社会のいまは子供の教育費が嵩む。そして、何百万円もする高級車をローンで乗り回しては、貯蓄どころではあるまい。
息子たちは、妻にも子供にも優しく、実に倹しい生活をしている。仕事も家庭も一所懸命である。人生のアクシデントがあったときも、夫婦で乗り越えている。息子たちも、いい伴侶と子供に恵まれて幸せだと思う。親らしいことを何一つしてあげていない自分が恥ずかしい。
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