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ラジオ深夜便41・・・またまた昭和47年の流行歌

2014年12月26日 04時54分28秒 | ラジオ深夜便

書道有段者の孫娘が贈ってくれた「古希」、机上のマットの下に置いて毎日見ている。

昨夜9時前に寝てしまったらやはり早起き、つけっぱなしにしていたラジオからNHKラジオ深夜便3時台昭和歌年鑑「日本の歌こころの歌」が聴こえる。

今日の「日本の歌こころの歌」は、昭和47年の流行歌と聞いてすっかり目が覚めてしまう。この年の事を何度もブログに書いているので感動も薄れがちになるが、やはり忘れられない年であることに変りはない。27才の前妻をガンで亡くした年で、わが人生最大のアクシデントに見舞われた年を忘れるはずがない。

最初に耳に入ってきたのはガロの「学生街の喫茶店」、最後に流れたのは石原裕次郎の「恋の町札幌」だった。そのほか「喝采」(ちあきなおみ)、「そして神戸」(内山田洋とクールファイブ)、「許されない愛」(沢田研二)、「京都から博多まで」(藤圭子)、「バスストツプ」(たいらこうじ)、「せんせい」(森昌子)、「瀬戸の花嫁」(小柳ルミ子)と懐かしい歌が耳に入ってきた。

この年の出来事もアンカー松本一路さんが話されていて、グアム島で元日本兵横井庄一さん発見、札幌オリンピック、日本赤軍あさま山荘立てこもり事件、高松塚古墳発見、沖縄返還、ミュンヘンオリンピック、日中国交回復覚書が交わされたなどがある。ちなみにこの年の郵便料金が、ハガキ10円、封書が20円だったとのこと。

 私は今年70才の古希を迎えた。27才で逝った同い年の前妻より43年も長く生きられている。亡くなったとき妻に誓ったことが、二人の息子が大学出るまでは頑張ることだった。酒に逃避していた生き様は今更取り替えしがつかないが、息子たちもいい人に出会い、いい子供に恵まれた。自分たちが寂しい思いをした分、家族に優しい父親になった。二人ともアクシデントがなかったわけではないが、私のように酒に逃避するようなことなく強かに生きてくれている。亡き妻や母に感謝、今のカミサンにも感謝の毎日である。



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