夜中の3時にトイレで目覚める。枕もとのラジオのスイッチオン。聴こえて来たのはNHKラジオ深夜便「にっぽんの歌こころの歌」作詞家丘灯至夫作品集で、いきなり舟木一夫デビュー曲『高校三年生』が耳に入ってきた。発表は昭和38年、ちょうど私が高校三年生の時だった。実に懐かしい思い出の曲である。
放送されたのは全部で11曲、いま放送されているNHK連ドラ「エール」の主人公モデル古関裕而が作曲した歌「高原列車が行く」「白いランプの灯る道」の2曲も入っていた。「エール」の作詞家モデル野村俊夫とは違うようだが、福島出身で新聞記者だったこととコロンビアレコード専属という部分は「エール」のモデルと同じ設定だ。
そのほか昭和20年代から40年代の歌が流されたが、「みなし子ハッチ」「猫ふんじゃった」「山のロザリオ」「智恵子抄」など知っている歌も聴けて良かった。ラジオ体操まで2時間半、もうひと眠りしておこうとラジオのスイッチを切る。
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