
8/1~8/4まで、横浜本郷台駅近くのあーすぷらざで行われている「かながわこどもひろば 2018夏」へ行って来た。
イベントの内容は、子どもたちに愛されてきた世界の絵本の展示とおはなし会で、毎月通っている絵本工房仲間のTさんが出演するというので、早速初日に覗いてきたもの。
会場のあーすぷらざの正式名称は、神奈川県立地球市民かながわプラザといって、初めて訪ねたがこんなに規模の大きい多目的施設があるんだと感心した。
1階のワークショップルームでおはなし会が始まった。Tさんたちの絵本読み聞かせに、若いお母さんと小さな子どもたちが興味しんしんと目を輝かせていた。
会場では虫の絵本ややさいの絵本など、国内外の長く愛され続けた絵本の展示がなされ、詩人まど・みちおさんの詩が絵本となっておかれていたので、とくにじっくり読んでみた。
特別企画で作製されたしおりにも、まど・みちおさんの詩が書かれていた。
一ねんせいに なったら 一ねんせいに なったら
ともだち ひゃくにん できるかな
ひゃくにんで たべたいな
ふじさんの うえで おにぎりを
ぱっくん ぱっくん ぱっくんと
まどさんの詩は子ども向けの短いもので、絵と相まってファンタジーな世界を表現していた。私も詩を書くが、人間いくつになっても、まどさんのような幼児にも愛される言葉を綴ってみたいものだ。
我が子も、孫も、「♪いちねんせいになったら~」と歌ってきています。
今こうして歌詞を眺めても、心に触れるものがありますね。
友達100人で富士山の上でおにぎりを…などというスケールの大きさも、
子供の心に共感や期待とともに十分入りますのでしょう。
詩もエッセイも言葉を綴る楽しさ、難しさ、ありますね。