横浜市戸塚区聖母の園 カトリック原宿教会
40回目のクリスマスイヴを、亡き妻が洗礼を受けた当時のカトリック原宿教会で迎えました。40年前、この教会に隣接する修道院で知り合い、私を励ましてくださったシスターSさんも今年戻って来られ、懐かしい思い出でいっぱいです。
横浜に戻ってから毎年この日は、このクリスマスミサに参加させていただいています。夜7時、照明がおとされた中を、子供たちのキャンドルに先導され、讃美歌が流れる中を司祭が入場、そのキャンドルから十人ほどの信者さんが灯をいただき、参列者の皆さんのキャンドルに灯が燈されていきました。それはもう荘厳な雰囲気で、パリのノートルダム寺院で祈りを捧げたことなどを思い出します。
キリスト降誕を祝う集いがクリスマスミサですが、やわらかなオルガンの響きとともに、美しい旋律の讃美歌を唄っていると、心が洗われ清らかな気持ちになれます。時々ここを訪れて、ポツンと佇むときとは全く違う世界にタイムスリップしたような気分です。
「あわれみの賛歌」「栄光の賛歌」などが唄われ、ことばの典礼では信者さんが交代で福音書の朗読などが行われました。また、大震災や不況の世相を反映して、会衆による共同祈願が「主よ わたしたちの祈りを聞き入れてください」と歌いながら行われました。
感謝の典礼では、プリントでいただいた「きかせてください」が唄われる中、信者さんたちの拝領が行われ、「もろびとこぞりて」の歌とともに閉祭となりました。クリスマス寒波といわれる今夜の寒さは際立っており、冷え冷えとした体は家に着くまで温まることはありませんでした。
24/12/24
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